起立性調節障害からの大学受験

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娘の受験前からブログから遠ざかっておりましてご無沙汰しております。

おかげさまで第一志望の大学に合格することができ、東京での一人暮らしが始まるための準備などにバタバタな2月、3月を終え、ようやく自分の生活を取り戻しつつある4月の終わりです。

起立性調節障害で朝に起きることがなかなか難しかった娘は、現役の時には起きて受験会場に行けるかどうかを心配していました。しかし、今年はありがたいことにすっかり朝型スタイルを身につけ安心して見ていられるようになりました。しかも、今回は東京に2週間程度ホテルに泊まり、受験するので、さすがに私も仕事があるのでついて行くこともできず、一人で2週間泊まることにしました。

現役の時は2泊3日一緒に泊まって受験したので、その時と全く同じホテルに宿泊することにし、夏のオープンキャンパスに一人で行くことで東京に一人で歩くことに少し慣れたようです。

受験まで

共通テストが終わり、自己採点である程度の点数が取れていることはわかったものの合格発表はまだまだ先なので、イライラしたり、自信を持てなかったり12時間以上勉強したのにそのクオリティが悪いからやってないのも同然と自分で自分を追い込んだりしていて、その話を聞いてこちらまでしんどくなりそうでしたが、穏やかに過ごすことを目標に受験の日を待っていました。

ただ、このイライラは息抜きも必要と感じ、好きなアイドルグループのライブに共通テスト1週間前に行ったりもしました。

東京の大学は関西の大学よりも受験日が遅いため、このイライラの日数が結構長く、親子共々精神的にキツかったです。

いよいよ受験のため東京へ

新幹線のホームまで見送り、一人で東京へ向かう姿を見て病気せずこの日を迎えられ安心したのと同時に、これで合格したら本当に一人暮らしかとちょっと寂しくも思えました。ただ、娘は新幹線の中でもしっかり勉強し、次の日からの本番にきちんと備えていたようです。

ホテルも受験ということをわかってくださっていて、机には卓上ライトを備えてくれていたり、環境は整っていました。あとは本番を頑張るのみ。

共通テスト利用などの合格発表

東京に宿泊し受験している間に続々と共通テスト利用などの合格発表がありました。離れた場所で不合格だったらどうなることか心配でしたが、初めての発表で無事合格し、その後次々と合格を見ることになりました。ただ、娘は本当に第一志望の大学しか興味がないようで、嬉しいけどまだまだと言っておりました。そして第一志望の大学は学部を変えて5回受験をする予定でしたが、3回を終えた時点で最初に受けていたその中でも第一志望の学部の合格発表がありそれが受かっていることがわかりました。

これで本当に東京での一人暮らしが決定しました。

家探し

第一志望の学部の合格が決まったので、結局残り2学部を受験せず、家を探すために私も合流することにしました。急遽東京へ向かい、大学生協が開催している住宅フェアへ。ここからは本当にバタバタな日々でした。2日で家を探し、手続きをしました。ただ、コロナのおかげなのか最近はオンラインで契約などできるようになったようで説明や契約は後日となりました。

引越準備

3月の終わりに引越することになりました。持っていけるものは単身パック。それ以外はネットで引越日以降に届くよう設定。日程がうまくいったものとうまくいかなかったものはあるけれど、なんとか生活ができる状態にして娘を残し帰ってきました。

娘は東京での一人暮らしの始まりです。

入学式

憧れの大学の入学式。昨年まではコロナでサークルや部活動の勧誘もなかったようですが、今年からは復活で、大学自体も活気を取り戻し、娘も恐る恐るその中へ入って行きました。そしてたくさんの先輩方からの勧誘を受け楽しそうにしていました。

その姿を見てここまで色々ありましたが、やっと自分の居場所を見つけられた娘にホッとしたと同時に長い道のりだったけど本当に諦めず地道にやれることをやってきて良かったと思いました。

ここまで辛いことの多い娘でしたが、これからは自分のやりたいことをやって楽しんで過ごしてほしいと思います。

学校にも行けず寝たきりで昼夜逆転の毎日だったけど、こんなにも元気になって、しかも自分の憧れていた大学に合格もできてやりたい勉強とやりたいサークルに入り、楽しい毎日が送れる日が来る。今苦しんでいる子どもたちにも届きますように・・・

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