2本あるはずの前歯が1本しかなかったら? | 【韓国歯科】ミニッシュ歯科病院ブログ

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当院のミニッシュ治療についてご紹介していきます。

 

2本あるはずの前歯が1本しかなかったら?

 

 

こんにちは。ミニッシュ歯科病院です  

 

息苦しく感じられるマスクですが、人によっては自分のコンプレックスを隠すことのできる有効な目隠しになります。

まさに、今回のコラムの主人公の話です。

 

 

 

にっこり笑っている写真が
1枚もなかったんですよ。

 

 

 

人は28本の永久歯で
一生を生きていきます。

しかし、先天的な要因によって過剰歯、欠損歯を持ったまま生まれることもあります。 李 OO様は生まれた時から前歯が一本ありませんでした。(以下、先天的欠損歯)一本だけある前歯も大きさが異常に大きく、外見へのコンプレックスがひどかったです。 このように先天的欠損歯は審美性低下だけでなく機能的不便を誘発します。

* 過剰歯:歯が正常数より多い場合
* 欠損歯:歯が正常数より少ない場合


 

 

実例の紹介に先立ち、先天的欠損歯がなぜ生じるのか原因を調べてみましょう。

 

 

先天的欠損歯は発育障害の種類の一つで、歯の数が足りない状態のことです。 先天的に現れる症状であるだけに明確な原因は明らかになっていませんが、たいてい両親から受けた遺伝的要因あるいは妊娠中の永久歯の「歯胚(しはい)」形成がまともに行われないなどの問題を原因と見ています。

 

2番目の前歯(側切歯)を利用した前歯復元
● 疾患:先天的欠損値(#21, #35)、歯の非対称、咬合の歪み
● 撮影日:Before 2022.03.16 After 2022.04.08
● 実治療期間: 5日

個人によって治療期間が異なる場合があり、副作用が発生することがありますので、医療スタッフの正確な診療を受けて治療を進めてください。​

 

 

 

 
 

 

歯の数が足りない欠損歯
どんな問題を引き起こすのか?

 

 

欠損歯を放置した場合
どのような問題点が生じるのでしょうか?

 

 

 

 

 

1. 歯並びのずれ
先天的欠損歯が生じると、その部位に歯が動くため、全体的な配列がずれます。
これにより、歯の主な機能である咀嚼機能が正常に行われず、咀嚼力が低下します。
* 咀嚼機能:食べ物を噛む機能
* 咀嚼力:食べ物を噛む力


2. 不正咬合
咬合のずれ、つまり不正咬合を引き起こします。
また、上下の歯の中央線が合わなくなり、歯の非対称、さらに顔面非対称を誘発する原因になります。 このように咬合が異常に噛み合うことが続くと、究極的には歯の寿命を縮める原因になります。

3. 審美性低下
歯は食べ物を噛む重要な身体部位ですが、審美的な側面にも大きな影響を及ぼします。
特に相手と会話をする時、微笑む時に現れる部位で欠損歯がある場合、深刻な外見コンプレックスが生じます。

 

 

▶ 実例で見る歯科検診 - 先天的欠損歯ケース

当院とのインタビューでも言及したように、李 OOさんは前歯のペアの歯#21と下#35の歯がなく、一つの前歯の大きさが特に大きく、幼い頃から今までずっと外見コンプレックスに悩まされました。 軍隊除隊後、治療を受けようとしましたが、大学病院を勧められたそうです。 それだけ李 OOさんは難ケースに該当します。

 

 

 

 

 

李 OOさんは欠損歯によって全体的な口腔問題を伴っていたんですが、 上、下、左、右の歯の対称が合わず、不正咬合を持っており、全体的な顔貌の調和まで不均衡になっていました。 それだけでなく、顎弓が狭く、下の歯の#35歯の迷進によって全体的な歯並びがくねくねとした状態でした。

 

 

顎弓が狭い場合は、歯の矯正や顎弓拡張装置を利用して歯を後ろに押してスペースを確保します。 その後、作られた空間にインプラントを植立して欠損歯を代替する治療をします。 しかし、これは歯の矯正期間と歯茎の骨が育つ期間、そしてインプラント治療期間まで長い時間を投資しなければならないという点で負担が生じます。
* 顎弓:歯の配列が咬合面の方向から見てアーチの形をしている様子
* 顎弓拡張装置:上顎と下顎の空間が狭く、歯が配列される空間がない場合、顎弓拡張装置を利用して空間を作る

 

 

 

 

前歯部(前歯)インプラントの事例

 

 

インプラントは歯の根の役割をしてくれる柱(フィクスチャー)と歯の形を埋めてくれるクラウン、そしてこの二つを連結する支台柱(Abutment)の構造です。 そのため、前歯(前歯部)にインプラントの植立が必要な場合、チタン素材の支柱は歯茎の外に透けて見え、審美性が低下します。


しかし、ミニッシュ(歯のコーティング技術)は、長く大変で不必要な過程を経ずに歯を健康で美しく復元することができます。 李 OOさんも顎弓拡張やインプラントではなく、ミニッシュソリューションだけで、今まで失ったまま生きてきた前歯の歯を復元しました。

 

 

 

 


▼ 前歯の横の2番目の歯(側切歯)を利用して、欠損した前歯を1本埋めました。
 

 

既存の前歯とよく合うように歯茎の形と歯の大きさ、色まで様々な側面を考慮して進めました。 その中でも歯肉切除術とピンクミニッシュを通じて歯茎ラインの対称を合わせました。 腫れていた歯茎が早いうちに健康になれるようにすることはもちろん、自然な歯茎の形に改善されました。 また、咬合力によって歯茎が下がっていた部分もピンクミニッシュによって薄いピンク色の歯茎に改善され、調和して健康な歯茎の形を帯びるようになりました。
* ピンクミニッシュ:歯の老化や外傷により前歯の歯茎が消えた場合、ピンクミニッシュを通じて薄いピンク色の歯茎に改善(下記画像参照)

 

 

 

李 OOさんの場合、欠損歯によって歯が傾き、歯の非対称性も深刻でした。 完璧な対称性の改善には困難がありましたが、ミニッシュソリューションを通じて前歯を復元し、歯の非対称性も自然に改善されました。

 

 

▼狭めの顎弓と#35番の欠損歯で、下歯の全体的な配列もくねくねとした様相を呈していました。

 

 

この部分はデュアルミニッシュで改善を進めました。
下の歯の前面を隙間なくコーティングして、自然歯は健康に保護しながら、全体的な歯並びが均等になっているのが見えます。 それだけでなく、色や質感までも改善され、審美的にも一層良くなりました。
* デュアルミニッシュ: 歯の損傷が広い場合、歯の前面をコーティングして保護する (下記画像参照)

 

 

先天的欠損歯、
ミニッシュソリューションで復元する!

 

今まで一度も笑ったことがないという患者様。

やっと明るく笑う姿を見ると胸が熱くなります。 長い間、李 OO様を苦しめてきた先天的欠損歯が二つのまっすぐな前歯に復元されたのはもちろん、全体的な歯の配列と色、さらにスマイルラインまで改善されました。 他の歯科で大学病院を勧めるほどの難ケースでしたが、ミニシュ歯科病院の長年の臨床経験と熟練度が後押しして、十分改善が可能でした。


歯は一生使う部位なので、問題を放置するのは望ましくありません。 特に先天的欠損歯のようなケースは、ただの歯の問題を超えて顔貌、健康の異常にもつながるので、専門家と相談して改善することをオススメします。


ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

ミニッシュ歯科病院でした!