外貨預金よりFX
資産運用の基本

FXが外貨預金よりおすすめな理由は手数料にあり!

皆さんが、外貨を保有する方法で真っ先に思いつくのは何でしょうか。
おそらく外貨預金ではないでしょうか。
では、FXと聞くと皆さんどんな印象を持ちますか。
「怖い」とか「難しそう」といった印象を持たれると思います。
しかし、FXは投資の仕方によってはそれほど怖くも難しくもありません。それ以上にメリットもあります。

今回は、「お得な投資方法はどっち!?」という観点から、FXと外貨預金の違いについて解説します。それぞれの違いを理解したうえで、お得な方法を選びましょう。

FXと外貨預金について

FXとは

「Foreign Exchange」の略語。日本語で「外国為替証拠金取引」といわれます。株式や債券、為替などの原資産から派生した金融派生商品(デリバティブ商品)です。

日本円や米ドル、ユーロなどの異なる国の通貨を交換・取引することで、相場の変動による利益を狙います。通貨の価格(レート)は常に変動していて、その価格の差を利用して利益を上げます。

低価格で手軽なサービスを提供するFX会社も増え、TVCMなどでも目にする機会が増えたことから、利用する人たちが増加してきています。

外貨預金とは

外貨預金とは、外国の通貨建ての預金のことです。米ドルやユーロ、オーストラリアドルなどを中心に、イギリスポンドやスイスフランなど様々な通貨建ての預金が取り揃えられています。

外貨預金は、日本円での預金よりも金利が高いことが一般的です。さらに、3ケ月などの期間限定では、驚く程高い金利を提示していることもあります。

それぞれの通貨によって金利はあらかじめ決まっているのが一般的で、円預金と同じように、普通預金と定期預金があります。

なお、レートとしては外国為替手数料(為替手数料)込みの為替レートが適用されます。

金利の状態によっては円預金よりも好金利で運用できる可能性があり、為替相場の動向によっては為替差益も期待できます。

FXがお得な理由は手数料

外国の通貨で取引をするという共通点のある「FX」と「外貨預金」ですが、「お得」という観点からすると、FXに軍配が上がります。その理由は手数料です。

<外貨預金の手数料>

外貨預金では、どの外貨で預金するかによって手数料の額が変わってきます。また、利用する銀行によっても手数料に差があります。

一般的な米ドルで外貨預金をする際、主な銀行の外貨普通預金の為替手数料は、次のようなものになります。

銀行名為替手数料
りそな銀行1円
三菱UFJ銀行預入時2円/引出時1.8円
ソニー銀行0.15円
住信SBIネット銀行0.04円

為替手数料は、「1通貨単位あたり片道」の金額となります。例えば、「1ドルあたり100円・為替手数料1円」の場合、預けるときに1円、引き出すときにも1円必要になります。

結局、為替手数料は取引する金額の2%となり、100円の取引をするのに合計2円、1万円の取引をする場合は合計200円にもなってしまうのです。

<FXの手数料>

それに対して、FX取引にかかる手数料ですが、ほとんどのFX会社では取引手数料がかかりません。
その代わり、実質的なコストである「スプレッド」を支払う必要があります。

FXにおけるスプレッドは、通貨ペアごとにあらかじめ設定されている「買い値」と「売り値」の差額のことで、取引額に応じて実質的なコストを負担しなければなりません。

主なFX会社の「米ドル/円」のスプレッドは、次のようなものになります。

FX会社手数料スプレッド
SBI FXトレード無料0.09銭
みんなのFX無料0.2銭
GMOクリック証券無料0.2銭
DMM FX無料0.2銭

「円」と勘違いしそうですが、スプレッドの単位は「銭」です。「スプレッド0.09銭・1ドル100円」の場合、1万円の取引をする場合のスプレッドは9円でしかありません。

外貨預金の手数料と比べても、圧倒的に低い金額であることが分かります。

FXは怖くない

FXといえば、場合によったら大損するイメージがあるかもしれません。しかし、そんなことはありません。投資方法を工夫することによっては、長期的に比較的低リスクで運用が可能です。
ギャンブル性が高いと言われる理由にはレバレッジという制度が関係しています。
レバレッジ25倍で取引をすると実際の資金(証拠金)の25倍の額を取引できます。しかし、当然ながら投資のリスクは上がります。証拠金以上の損がでる可能性があります。

一応、ロスカットという制度があり、証拠金のうちの一定の割合を損したら、強制的に決済されますので、際限なく損が膨らむわけではないですが、強制的に決済されてしまうことで大きな損が確定しまうことにもなります。レバレッジをあげることで、うまくいけば利益が大きくなりますが、同時にうまくいかなければ損失も大きくなりますので、内容を理解するとともに注意が必要です。

しかし、このレバレッジ、必ず使わなければならないわけではありません。レバレッジ1倍にすれば、外貨預金と同等のリスクです。

ちなみに、外貨預金の金利に相当するものとしてスワップポイントが毎日付与されます。

少し積極的な取引も可能

FXは、少ない資金からでも取引を始められるため、主婦の方や会社員の方がお小遣い程度の金額でも投資することが可能です。

基本的に、FXは月曜日の朝7時から土曜日の朝5時半(冬時間の場合、月曜日の朝7時から土曜日の朝6時半)まで、平日は24時間いつでも取引することができます。

日中は子育てに忙しい主婦の方や、仕事に追われている会社員の方でも、深夜や早朝に売買できるので、空き時間を有効的に活用できます。

また、ほとんどのFX会社は、スマホアプリからでもFX取引を行えます。パソコンをわざわざ開く必要もなく、キッチンや外出先からでも取引をすることができるのです。

FXで損しないための注意点

取引する際は、以下の3点を念頭に置きましょう。

・冷静に判断する
FXは感情的に取引すると失敗しやすいので、価格変動に対して一喜一憂せず、常に冷静な
判断を心がけましょう。

・資金管理に注意
FXは証拠金取引なので自己資金以上に取引ができてしまいますが、大きな損失が生じないように資金管理が重要です。

・レバレッジを正しく理解
先程も触れた「レバレッジ」についてです。手持ちの資金以上の取引を行うことが可能な一方、損失は非常に大きなものになる可能性があります。レバレッジについて正しく理解して、適正に使用するようにしましょう。

まとめ

投資をするうえで資産を分散することはとても重要です。それは、株や債券などの資産だけではなく、通貨においても同様です。急な円安の場合に、ドル建ての資産を持っていれば為替差益を得ることも可能となります。

外貨建ての資産の第一歩として、FXについて正しく理解し、チャレンジしてみましょう。