名阪乙特急がアーバンライナー(21000系・21020系)に統一されてから汎用形特急車による長距離列車は阪伊乙特急と名伊乙特急が主体になり、どちらも新旧様々な車両が充当され連結も見られますが「新」と「旧」では車内設備の差が大きく、「新の方に当たったらラッキーだけと旧の方に当たったらガッカリだな」って思うこともあります。「新」は座席にコンセントがあるほかピッチも「旧」に比べると広いので快適ですがデラックスシートとは異なり2人席が基本なので座席そのものの横幅は狭く、デラックスやプレミアムに乗り慣れると物足りなさを感じます。


(2024.1.1 今里にて撮影)

 4+4の8両編成で阪伊乙特急に充当される22000系です。登場時からバリアフリーに対応していましたがリニューアルで更にそれが強化され、荷物置場の設置や車内表示器のフルカラーLED化など大幅な体質改善が図られています。先に書いた「新」とはこの形式と22600系のことですがどちらもデビューからかなりの年月が経っており、特に22000系は30年以上になるため大ベテラン車両です。


(2024.1.1 今里にて撮影)

 撮影した列車は大阪難波14:10発の賢島行き7403レで、片道176.9kmのロングラン列車ですが乙特急なので停車駅が多く、全区間乗り通すのは結構キツいです。ただこの時間帯の賢島行きは伊勢志摩エリアで宿泊する際に都合が良く、到着後ホテルまたは旅館に移動してチェックインしそのまま部屋でゆっくり休んだり近くを散策したりするのも良いです。