現在は停車駅の多い乙特急をメインに活躍する30000系ビスタカーですが2000年代以降甲特急に返り咲いたことが何度かあり、最近では阪伊間で土休日に片道1本運行されていました。ただこの列車は大阪難波始発ではあったものの鳥羽までの運行で賢島へは行っておらず、やや残念な感じがしていました。


(2024.2.28 高安〜恩智間にて撮影)

 賢島行きの阪伊乙特急に充当される30000系です。中間に2階建て車両を2両挟んだ4両編成はオール平屋の編成よりも迫力があり、一部の列車で見ることの出来る30000系のみの8両編成は2階建て車両が4両になるので迫力も倍になります。


(2024.2.28 高安〜恩智間にて撮影)

 撮影した列車は大阪難波11:10発の賢島行き7103レで、「しまかぜ」よりも後に発車する阪伊乙ですが停車駅が多い分当然「しまかぜ」より所要時間が長くなり、車窓も平屋の両先頭車だと汎用形とあまり変わらないので2階席を狙いたいところです。ただ30000系は車内表示器や座席コンセントが無く、その点では22000系や22600系に劣るためそこが残念なところです。