シェダル(牡・長南)父ゴールドアリュール 母マイティースルー
6/30(木)園田11R 黄梅特別(ダ1870m)4枠4番 鴨宮J
・在厩場所:西脇トレセン
・調教内容:24日にダートコースで時計
長南師「17日にこちらへ戻ってきましたが、体に緩みは見られたものの、張り・艶共に良く、それ以外にも気になるところは見られなかったので、翌日からコースで調教を開始しました。最初に入厩してきた頃と比較しても、走りの感じは良いですし、負荷を掛けても問題ないと判断し、24日にダートコースで追い切りを行っています。全体が49.6秒で、終い2ハロンは24.8秒と、時計の出易い馬場だったとは言え、強め1本目としてはしっかり動いてくれましたね。このひと追いで更に良くなってくるでしょうし、まずまずの状態で来週の競馬に向かうことが出来そうです。短期放牧を挟んだことによって、前向きさに欠けるような感じは今のところ見られないですし、この感じならレースでも力を発揮してくれそうです。摂津盃の前哨戦とはいえ、ここで無様な競馬はできないですから、レースまでしっかり乗り込んで中身を整えて行ければと思っています。なお、吉村智洋騎手に依頼していましたが、先日の競馬で騎乗停止になってしまったことから、鴨宮祥行騎手で臨ませていただきます」(6/24近況)
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前走の兵庫大賞典でジンギとのせめぎ合いに僅かに遅れを取り2着に敗れてしまったシェダル。その後はこれまでの疲れを拭い去るためにNFしがらきでリフレッシュ。状態面で不安を覗かせることなく、コツコツ鍛え上げることが出来ました。
そして次の目標は8月の摂津盃となりますが、その前哨戦として帰厩してまもないですが、ここ黄梅特別への出走となりました。やや急仕上げも、追い切りではしっかり動くことが出来、仕上がりは悪くないでしょう。
相手関係に目を遣ると、有力どころは以前に対決し先着していますが、唯一未対決なのが大井から移籍してきたフィアットルクス。近走の成績には少し陰りが見えますが、大井記念2着・東京記念3着と重賞でも結果を出し、大井で計14勝を挙げた実力馬。斤量差も2キロありますし、鞍上には前走でシェダルに跨っていた下原J。ちょっと不気味さは漂っています。
まあ、それでも次の目標へ向け、恥ずかしい競馬は出来ないと思うので、新たなライバルを跳ね除け、これからもじわじわ力を付けていってもらえればと思います。