アンブロジオ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：11日に南Ｐコースで時計
・次走予定：8月20日の新潟・障2850ｍ（石神Ｊ）
菊沢師「今週は石神騎手が小倉競馬場へ出張していて不在なので、代わりに草野騎手に11日の追い切りを手伝ってもらっています。まずは障害を幾つか飛越した後、ポリトラックコースに移って時計を出すようにしています。5ハロンから67.7秒のラスト1ハロンは12.3秒というタイムを馬なりのままマークしていて、動きには軽快感があって良かったですね。草野騎手は、『折り合いには少し難しいところはあるものの、障害の飛越はスムーズでしたし、ポリトラックでの動きもしっかりとしていて良かったと思います』と話しており、ここまで順調に調整できていることを感じ取ってくれたようです。夏バテした様子もありませんが、暑さは厳しいですし、体調面には気を付けながら来週の競馬に向けて調整していきたいと思います」（8/11近況）
草 野 11南Ｐ良 67.7- 52.6- 38.8- 12.3 馬なり余力
石 神 ７南Ｗ良 71.0- 54.7- 39.2- 11.8 G前仕掛け
アンダープロット
・在厩場所：函館競馬場
・調教内容：11日に函館Ｗコースで時計
・次走予定：8月21日の札幌・大通公園特別（Ｃ.ルメールＪ）
加藤征師「両前蹄を4分の3蹄鉄に替えてからは状態が落ち着いていますし、先週末もＷコースで半マイルから軽く時計を出しました。そして、11日にも同様にＷコースで追い切りを行い、道中はアンダープロットが2馬身先行する形から、勝負所では2歳新馬と早めに馬体を併せる形を採り、相手に合わせながら同入で終えています。相手が格下馬ということもあって最後まで楽な手応えで動くことは出来ましたし、降雨の影響で非常に重たい馬場でもこうしてしっかりと走り切ってくれたので、満足のいく調教内容でした。先週よりも動きが良化していますから、これで脚元さえ問題無ければ来週のレースへ向けてしっかりと仕上げることが出来るでしょう」（8/11近況）
助 手 ７函Ｗ良 58.3- 42.4- 14.3 馬なり余力
助 手 11函Ｗ不 68.5- 53.9- 39.4- 12.8 馬なり余力 エコロジョイアー（新馬）強めの外を0.4秒先行4Ｆ付同入
イルデレーヴ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：10日に坂路コースで時計
・次走予定：8月21日の小倉・耶馬渓特別（Ｃ．ホーＪ）
池添学師「10日に坂路で追い切りを行いました。レース1週前ということで、意識的に負荷を掛けて行いましたが、全体が52.9秒で、ラスト1ハロン12.3秒をマーク出来ているように、最後まで軽快なフットワークで駆け上がってくれました。一杯に追ったのは帰厩後初めてでしたが、仕掛けてからの反応・動き共に良かったですし、このひと追いで更に良くなってきそうです。ゆっくりとしたペースで折り合いを付けようとすると、内にササリ気味に走ってしまいますが、追い切りのペースならそのようなことはないですし、真っすぐ坂路を登坂出来ていました。暑さの影響で硬くなることもなく、良いコンディションを保っているので、この調子で来週の競馬に備えていければと思っています」（8/10近況）
助 手 ７栗坂良 57.5- 42.0- 27.3- 13.7 馬なり余力
助 手 10栗坂良 52.9- 38.6- 24.9- 12.3 一杯に追う
ロコポルティ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：10日にＣＷコースで時計
・次走予定：8月20日の新潟・上越Ｓ（内田博Ｊ）
西園師「10日にＣＷコースで追い切りを行いました。道中はロコポルティが追走し、最後の直線で2歳新馬の外側へ併せてクビ差遅れてゴールしています。テンから意識的に先行馬が飛ばして行ったのを追い掛けた割には、最後まで脚が上がることはなかったですから、レース1週前としては良い負荷を掛けることが出来たと思います。全体が6ハロンから80秒を切っているように、時計的にも優秀ですから遅れは気にしなくていいでしょう。今のところ、夏負けの兆候は見られないですし、飼い葉食い含めて良いコンディションを保っていますので、このまま良い状態でレースに向かえるよう態勢を整えていきたいと思います。なお、鞍上は内田騎手に依頼しています」（8/10近況）
助 手 10ＣＷ良 79.7- 65.6- 51.4- 36.8- 11.7 一杯に追う ビッグシーザー（新馬）一杯の外0.8秒追走クビ遅れ
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来週の出走を予定している男馬（牡・セ）の近況をまとめて。
アンブロジオは来週のレースへ向け、着々と追い切りを消化中。２１日の追い切りでは草野Ｊに手伝ってもらい、軽快な脚捌きを披露。飛越に関しても問題はなさそう。あとはレースまでしっかり体調を維持して欲しいですが、暑さには強い方なので、そう心配はしていません。
アンダープロットは４分の３蹄鉄に履き替えてからは蹄の状態は安定。攻めは良く馬なので状態の良し悪しは分かりにくいですが、今のところ暑さがマイナスに働いている様子はなし。あとはダート適性がどうかですが、気弱な性格なので、チークピーシズやシャドーロールなど馬具の着用も考えておいて欲しいです。
来週の出走を予定しているイルデレーヴ。１週前追い切りにあたる１０日は坂路でビシッと。暑い中でもしっかり負荷を掛けることが出来るのは暑さに強い証拠ですし、この馬とすれば上々の時計でしょう。ただ、２勝クラスでは壁にぶつかりつつあるので、好調⇒好結果といかないのが寂しいところです。芝２戦目で前進があるかなあ？
鞍上が決まってなかったロコポルティですが、内田博Ｊとの初コンビに。また、中間の調整は週１回ビシッと追われるスタイルを取っていますが、１０日の時計は上々。２歳馬に遅れてはいますが、しっかり詰め寄ることは出来ています。ただ、昇級戦の前走では結果が出なかったので、良いイメージではレースへは向かえません。逆にガラッと変わってきてくれれば、まだまだ楽しめる馬へと急変しますが（笑）。
