【オススメ空気入れも紹介】スーパーカブのタイヤの空気圧を管理しよう。

空気圧管理のアイキャッチ 画像スーパーカブ
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メンテナンスは全てショップ任せでも、空気圧の管理は、自分でできたほうがよいです。下でご説明する通り、思った以上に空気は抜けてしまうもので、1ヶ月以上空気圧を確認していない人は、すぐ確認をすることをオススメします。

タイヤの空気はけっこうすぐに抜ける

下は私のカブプロの空気圧の変化です。バラツキはあるものの、3ヶ月も放置すると2/3から半分ほどになっています。いくつまで下がるとやばいのかは一概に言い難いものの、さすがに半分は許容しがたいです。なお、サイズの小さいタイヤほど、圧が下がりやすい傾向にあるようです。

スーパーカブ110プロのタイヤ空気圧の変化

※データが飛んでいる所は、単に、記録し損ねただけです。

空気圧が減るとどうなる?

以下のような影響があります。

  • 燃費が悪化する
  • パンクしやすくなる
  • ハンドリングが重くなる
  • タイヤの寿命の促進される

空気圧は徐々に低下するので、低下による影響はなかなか気づきにくいでしょう。だからこそ、定期的に確認する必要があります。

適性空気圧を調べよう

通常、チェーンカバーやスイングアームに、適性圧力が表示されたラベルが貼付されています。カブプロ(JA07)の場合は、チェーンカバーにラベルが貼付されており、フロントが200kPa、リアが225kPaです。

どんな空気入れがあればいい?

カブに限らずバイクのタイヤは、自転車用として売られている空気入れ(フロアポンプ)でいれることができます。ただし、米式バルブに対応していることが、必要です。

バルブとはタイヤの空気を入れる口金部のことですが、多くの自転車に採用されているのは英式バルブと言い、形が異なります。(これらに、仏式バルブを加えた、全3種類のバルブが存在します。)

空気入れによっては、米式、仏式バルブに対応した商品も多いので、自宅に空気入れがある場合は、まずは確認してみましょう。その上で、購入が必要とな場合は、圧力ゲージ付きを買いましょう。圧力ゲージがないと、どこまで空気を入れていいかわからないからです。

空気を入れたあとに、単体の圧力ゲージで確認してもOKですが、空気を入れる段階で空気圧がわからないと、何度も空気入れと圧力ゲージをつなぎ直すハメになり、この上なく面倒です。

私が使っているのはパナレーサーの空気入れです。よくわからないメーカー品は、圧力ゲージの精度が期待できません。また、圧力ゲージがすぐ壊れた、というのはよく聞く話です。その点、パナレーサーは国内の大手メーカーなので、そのあたりの品質は期待できます。

圧力ゲージつきの型番は数種類ありますが、コスパは↑の樹脂製です。

同じ価格帯ではSamuridingも人気ですが、圧力ゲージがちょっと読みにくく感じます。単位がpsiとbarなのもわかりにくく、個人的にはパナレーサーに軍配があげます。

空気の入れ方

自転車のタイヤを入れる要領と同じです。ただし、カブプロやリトルカブなど14インチタイヤのカブは、空気入れの先端がスポークやブレーキドラムに干渉して、バルブに装着できないことがあります。

バルブがささらない

その場合、バルブの向きを90度変える、エクステンションバルブを使えばOKです。

なお、キタコのエクステンションバルブはつけっぱなしOKとあります。厳密にはタイヤバランスが崩れて振れの原因になるのかもしれませんが、125cc以下はタイヤバランスを気にしなくてもよい、というのが一般的のようです。でも、私は都度、脱着するようにしています。一応。

一つ注意するのは、エクステンションを脱着する際に、エアが若干漏れます。私の場合、どれだけ素早く脱着しても、5〜10kPaほど抜けてしまいます。そのため、最初からそれを見越して、空気入れの圧力計を見ながら、規定より10kPa高めに入れるようにしています。

エクステンションを外したあと、圧力ゲージで圧力を確認し、OKであれば終了です。単体の圧力ゲージは、空気を入れたあとの最終確認や、日常的な圧力の管理に便利です。安いものでいいので、準備しておくとよいでしょう。

私はエーモンの下のタイプをつかっています。空気入れの圧力ゲージと同様の数字を指すので、パナレーサー、エーモンの圧力ゲージとも、信頼できるものと考えます。

なお、タイヤの空気圧を計る場合、 300kPaも計れれば十分です。そのため、次回、買い直す際は350kPaタイプの下にしようと思います。

値段と携帯性で言えば、ペンシルタイプもオススメですね。

なお、700kPa対応のゲージなども売られていますが、高圧に対応すればするほど、表示が細かくなり読みにくくなるので、オススメできません。

まとめ

空気圧の管理は簡単なメンテナンスではあるものの、場合によっては、体感できるレベルで乗り心地に影響をします。また、無管理状態では、タイヤの劣化にもつながるため、1ヶ月程度を目安に確認し、適正な圧力を維持しましょう。