コンサルからの転職先はどこが多い?コンサルからの転職する際の注意点を元コンサルが解説!

今回は”コンサルからの転職先はどこが多いのかと転職する際の注意点”について解説していきます。

コンサルからの転職先ってどこが多いのだろうか?そもそも気をつけるべき点などあったりするのかな。

現役コンサルの方はもちろん、これからコンサルを志望される方も気になっているトピックだと思います。元コンサルの僕がコンサルの転職事情を解説していきます!

目次

コンサルからの転職先はどこが多いのか?

結論、コンサルからの転職先は下記が多いです!

  1. 事業会社
  2. PEファンド
  3. 投資銀行
  4. 商社
  5. スタートアップ企業
  6. コンサルからコンサル

結構色んな転職先があるんだね。

そうだね。コンサルは汎用性の高いスキルを身に着けている人が多いから、転職先は多岐にわたっているね。


では一つ一つ解説していきます!

事業会社への転職

コンサルから事業会社に転職されるケースは非常に多いです。


コンサルから事業会社に転職すると、下記のようなメリットがあります。

  • アサイン期間が中長期であるため、専門性を高められる。
  • クライアントからの急なタスク・スケジュール変更がないため、ワークライフバンスは安定する。

私自身、コンサルから事業会社へ転職しましたが、特にワークライフバランスは大いに改善すると思います。


反対に、コンサルは他業界と比較しても、年収は高い傾向にあるので事業会社へ転職すると年収が落ちる場合があります。


コンサルの方で年収を懸念されている方は、転職エージェントに事業会社における年収情報の確認、および給与交渉をはかってもらった方が効率よく転職活動を進められると思います。



また過去記事で、事業会社への転職について解説していますので、詳細気になる方は下記ご覧ください。

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PEファンドへの転職

PEはPrivate Equity(プライベートエクイティ)の略になります。


プライベートエクイティとは、未公開株のことを指します。


この未公開株を取得(投資)して、企業価値最大化を図り、最終的にExit(売却)して利益を得る仕事といえます。


PEは非常に人気職種なため、かなりの狭き門です。


ただコンサルの経営・事業戦略スキルは、PEファンドの投資先のバリューアップに生きるため、転職できる可能性は十分にあります。


なので中計や事業戦略の支援を行っている方であれば、総合コンサルの方でも全く問題ありません。


ただしPEの募集は年に数人しかとらない、かつ募集も不定期だったりするので常日頃からの情報収集は必須になります。


PEへの転職に興味がある方は、金融系に強いコトラアンテロープに登録されるのがおすすめです。


PEに精通しているエージェントの方も多く、PEへの転職を効率よく進められると思います。

投資銀行への転職

投資銀行の仕事は一口にいっても多岐に渡ります。


M&A、株式・債券引き受けから、証券化などなど。


いずれにしろ、ファイナンスのスキルがより必要になる仕事になります。


なので、クライアントの課題提案からしていくというよりかは、ファイナンスの専門家としての立ち位置が強くなります。


また給料は上がる可能性がある一方で、ワークライフバランスは日系・外資系かによっても変わりますが、投資銀行の方が悪い可能性があります。


この点を認識した上で、転職されることをおすすめいたします。


投資銀行も人気職種ですので、金融系に強いコトラアンテロープに登録し、常日頃から情報収集をしておくのがおすすめです。


普段の仕事は、プロジェクトベース、かつ若手であればパワポ・エクセルを使う頻度は多いのでコンサルと違和感なく進められると思います。

商社への転職


商社もポストコンサルの転職先として、人気な職種です。


商社が人気な理由は下記と考えられます。

①経営層を目指せる。

②インパクトが大きい仕事ができる。


①について、特に大手の総合商社であれば、子会社を多くもつため若手社員を将来の経営層候補として育成しており、40代以降で子会社の経営層に着任するケースが多いです。


若くして経営層になりたい方は起業をおすすめしますが、ある程度歳を取ってからでもいい方には、商社のキャリアはおすすめといえます。


ただし人気職種なため、

リクルートダイレクトスカウト
リクルートエージェント
ビズリーチ


に登録して、常日頃から募集状況をウォッチしておきましょう。

スタートアップ企業への転職

コンサルの方は意思決定のサポートをすることがメインの仕事です。


なのでコンサルのネクストキャリアとして、事業運営の当事者として関わりたいと思う人は少なくなく、その点でスタートアップへの転職はおすすめです。


ただしコンサルは高収入であるため、スタートアップへの転職は年収が下がるケースが多いです。


そのデメリットを認識しつつも、割り切れる方はスタートアップへ転職された方がいいと思います。

コンサルからコンサルへ転職

コンサルの方で、別のコンサルティングファームに転職する方は非常に多いです。


ただし別のコンサルティングファームに転職するといっても下記のようなパターンがありますので、それぞれで解説していきます。

  • 同じ領域のコンサルティングファームへの転職
  • 総合コンサルから戦略コンサルへの転職
  • 専門特化型ファームへの転職

同じ領域のコンサルティングファームへの転職

同じ領域というのは、働く企業が変わってもやっている仕事は変わらないケースです。


例えば、ITコンサルの方であれば別ファームでITコンサルを担当する、戦略コンサルであれば別ファームで戦略コンサルを担当するといったものです。


仕事内容が変わらなくても転職する理由は、コンサル業界は特に給料やタイトル上がるケースが非常に多いからです。


この転職パターンでは、今勤務しているファームでマネージャーに中々昇進できない方が、マネージャーに昇進できるから別ファームに転職されるといったケースが多いです。


組織を立ち上げて間もなかったりすると、勿論人手不足なのでマネージャー手前の方をマネージャーとして迎えたりするのです。


なので、コンサル業界は同じようなファーム間で転職が盛んに行われる傾向にあり、ずっと同じファームにとどまり続けているコンサルは少ない傾向にあります。



こうしたコンサル業界での転職事情を把握するためにも、特にコンサル業界に特化している転職エージェントであるアクシスコンサルティング に登録を行い、日頃から情報収集をしておくことをおすすめいたします。

総合コンサルから戦略コンサルへの転職

総合コンサルの方が、より戦略案件を中心に携わりたいといった理由で、戦略コンサルティングファームへ転職するケースが多いです。


このケースの場合、タイトルは同じ、もしくは1ランク下げることが多いですが、総合コンサルよりも戦略コンサルの方が給与のベースが高いことが多いので、1ランク下げたとしても年収は変わらなかったりすることがあります。


戦略コンサルティングファームに転職するためには、ケース対策を万全に行う必要があります。



今までITコンサルやっていた方が、業務や戦略領域をやりたいと別ファームに移る場合はタイトルアップや給与アップは望みづらかったりします。



そもそも別領域となると、若手であれば叶いやすかったりしますが30代のような中堅は難易度高いです。


将来のキャリアに迷っているのであれば、一度プロの転職エージェントに相談し、キャリアを見直してみるのをおすすめいたします。

リクルートエージェント
ビズリーチ

特化型コンサルティングファームへの転職

コンサルタントは、インダストリーやソリューション軸で構成されるチームに所属し、案件を請け負うことが多いです。


案件のテーマは、案件ごとによってそれぞれなので、インダストリーやソリューションの規模や抽象度が大きければ大きいほど、専門性が培いにくいことがあります。


そういったお悩みをもつコンサルの方には、特化型コンサルティングファームへの転職がおすすめです。


特化型ファームは、特定の業界に特化しているファームもあれば、FAS(ファイナンシャルアドバイザリーサービス)のように財務というソリューションに特化しているファームもあります。



特にFASは、どこの業界でも必要な財務のスキルを高められ、ネクストキャリアとしてPEも選択できる点で人気職種です。



コンサルからコンサルティングファーへの転職をご検討されている方は、コンサルの転職に強いアクシスコンサルティングに登録を行い、情報収集を行うことがおすすめです。

コンサルからコンサルへの転職はなぜ多いのか

同じ職種なのにコンサルからコンサルへの転職はなぜ多いのでしょうか。


結論下記の理由が考えられます。

  • 年収が上がりやすいから
  • タイトルが上がりやすいから
  • コンサルからコンサルへの転職者は非常に多く、一般的であるから


それでは一つ一つ解説していきます!

年収が上がりやすいから

コンサルからコンサルの転職で、タイトルは変わらなくても給料が上がるケースはざらにあります。


なぜかというと、会社によって給与テーブルが違うからです。


特に外資系は日系よりも、社員への還元率が高いので給与が上がるケースが多いです。


ポイントとしては、その会社が景気良さそうかどうか、そして社員への還元率が高いかどうかです。


会社が景気良さそうであれば、短期的な年収増で終了せず、中長期的にその年収を維持、もしくはさらに増える可能性があります。

タイトルが上がりやすいから

タイトルが上がるケースも非常に多いです。


特に多いのがマネージャー一歩手前だった人が、マネージャー昇進のために別ファームへ転職されるケースです。


マネージャーへのプロモーションは、その候補者自身の力は勿論のこと、推薦してくれる上司の方の力の有無や、目立つプロジェクトなのかどうかなど様々な変数があるため、一概に優秀な人が上がれるかといったら、そうでない場合があります。


その時に、組織拡大フェーズでマネージャーが不足していたり、特定のスキルの人材が少ないときに、そのスキルをもつ人をマネージャーとして迎えるといったことがあります。


コンサル業界は、マネージャーまでコンサルを続ける人が少ないので、常にマネージャー不足です。


そのため、マネージャー一歩手前のタイトルの人であれば、転職でマネジャーになれるチャンスは全然あります。


ちなみにマネージャー昇進できない人の特徴について、過去記事で解説しておりますので、興味ある方は一読してみてください。

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コンサルからコンサルへの転職者は非常に多く、一般的であるから

人材の流動性でいったら、コンサル業界がピカイチです。


ファームにもよりますが、3年いたら長いと言われることは珍しくありません。


これまでに解説した通り、コンサルからコンサルの転職は年収が上がりやすく、タイトルも上がりやすいので、転職することによるメリットが多い業界といえるでしょう。



また繋がりが強い業界でもあるので、特定の人が転職すると、その人と繋がりがあるコンサルタントも一緒に転職してしまうこともあります。


そのような業界事情から、コンサルからコンサルへの転職者は非常に多いため、もはや一般的であるとも捉えられているのです。

ふむふむ、コンサルの転職事情はよくわかってきた。ではコンサルから転職する際のポイントや注意点は何だろう?


コンサルから転職先を決める際の注意点・ポイントとは?

続いて、コンサルから転職先を決める際の注意点やポイントを解説していきます。

コンサルは他業界とカルチャー・働き方も異なるから、転職する際のポイントはしっかり把握しておきましょう。



結論、下記が考えられます!

  1. カルチャーの違いを認識すべし
  2. ポジション・年収にこだわりすぎない
  3. コンサルからの転職は若手のうちに
  4. 日頃から履歴書・経歴書を更新しておく
  5. 商材・サービスの違いを認識しておく
  6. 転職エージェントを頼る


では一つ一つ解説していきます!

カルチャーの違いを認識すべし


コンサル業界は、非常に独特なカルチャーです。


他業界と比べ、平均在籍年数は短く、長時間労働も多く、また稼働していないコンサルがいたり(アベイラブル)と、非常に特殊な業界です。


アベイラブルについて、気になる方は以下の過去記事をご参照ください。

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まずコンサル業界は特殊であると、認識することが重要です。


この認識がないと、転職することは勿論、転職後も苦労する場合があります。



他業界・企業では、能力よりも年功序列や在籍年数が重視されていたりすることも珍しくありません。



ワークライフバランスの改善なのか、実力主義でなくていいから年次とともに昇進したいのか、自分が何を果たしたくて、転職するのかを今一度振り返ってみましょう。



転職の目的とずれていた場合、入社後に後悔することになるので、事前に転職先のカルチャーは把握しておくことが何より重要となります。

ポジション・年収にこだわりすぎない


コンサルからコンサルへの転職であれば問題ないのですが、コンサルから事業会社へ転職する場合は、タイトル・年収が下がることケースが多いと自分の期待値を下げておくのが良いです。



下記の過去記事でも解説しましたが、コンサルのパートナークラスでは2000万~1億円程度の収入がある方もいます。

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またパートナーに限らず、20代で1000万の収入を得ることが可能な数少ない職種であるといえるでしょう。


事業会社の場合、給与テーブルやポジションが年次で決まっていることが多く、20代で1000万の収入を得ることができる企業はかなり少ないのが実情です。



なので応募者の能力関係なく、転職先の業界・企業により、ポジション・年収が下がることが多いということです。

コンサルからの転職は若手のうちに


コンサルから転職する場合、若手の方が様々な業界・企業に転職できるチャンスが多いです。


なぜなら、若手の方がポテンシャル高く、また採用する企業からするとコスト低く採用できるからです。


特にコンサルの若手は、若手であろうと業務経験が豊富な人が多いので、需要が高いです。


大手企業の1~3年目の若手の場合、雑務的な仕事しか経験できない人もいますが、コンサル業界であれば若手であっても難易度高い仕事を行っていることが期待できます。


ただし、年次が高くなってしまうと採用コストが高くなってしまう点や、コンサルならではの慣習の考え方が身についてしまっている方が多いので、企業側からすると採用しにくいといった事情があるのです。


過去にコンサル3年目で転職すべきかを解説した記事がありますので、関心がある方は下記よりご覧ください。

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日頃から履歴書・経歴書を更新しておく


こちらは人材の流動性が激しい、特にコンサル業界だからこそ意識しておいた方がいいポイントですね。


コンサルの方は忙しい方が多いので、履歴書や経歴書の更新を怠りがちになります。


いざ転職しようとしても、過去の実績を思い出して経歴書などを更新するのは結構手間がかかるものなので、その準備に時間を要して中々面接まで進めないといった状況も想定されます。


忙しいコンサルの方だからこそ、常日頃から履歴書・経歴書を更新しておく意識をもってくことで、いざというときにすぐ転職できるようにしておくことをおすすめいたします。

商材・サービスの違いを認識すべき

コンサルはサービス業であり、コンサルタント自身が商材ともいえ、無形商材です。


事業会社の場合、目に見える有形商材を扱っているケースが殆どです。


事業会社で働いている方は、そもそもその有形商材が好きで勤務されている方が多かったりします。


例えば、服・自動車・食料品などです。


上記のような”モノ”が好きな方と興味がない方では仕事のパフォーマンスに違いがでるのは当然と思います。


入社後の活躍度合いに影響があるため、興味のある商材を扱っている企業かどうかを確認された方がよいでしょう。

転職エージェントを頼る

年収を下げずにコンサルから転職をしたいのであれば、転職エージェントをうまく利用しましょう。


特に非公開求人を多く保有するエージェントの場合、年収が高い企業や裁量の大きいポジションでの募集が多いです。


そのためコンサルから転職を成功させたいのであれば、自力での情報収集に加えてうまく転職エージェントを活用することが重要です。

ふむふむ、大分コンサルから転職する際のイメージが湧いてきた。でもそもそも企業は、コンサル出身者のどこを評価しているのだろう。

コンサル出身者はなぜ評価されるのか

コンサルは転職市場で高く評価されることが多いです。


ではコンサルのどの点が高評価につながっているのでしょうか。


コンサル出身者が評価される点は、下記が考えられます。

  • 仮説構築・解決力
  • プロジェクトマネジメント力
  • 高いコミットメント力

では一つ一つ解説していきます!

仮説構築・解決力

企業の潜在化した課題を発見することが、コンサルの仕事の付加価値の一つです。


そのため、コンサル出身者はまだ自社がきづいてない潜在化された課題を仮説によって発見し解決することができるという点で、高く評価されているのです。


具体的にはコンサルは、下記のようなスキルを持っています。

  • 仮説構築
  • 課題の抽象・具体化
  • 課題の分析
  • 解決策を導き出す


上記のスキルはポータブルスキルと呼ばれ、どこの企業でも通用するスキルとなります。


課題を具体化・分解化することで、認識している課題の真因を特定したり、他部署間でも共通認識をもてるように抽象化したりするスキルが高く評価されているのです。

プロジェクトマネジメント力

コンサルの仕事は、仮説を構築するだけでなく、その仮説を実際に検証するためにクライアントに分かりやすく説明し、人を動かしていく必要のある仕事です。


つまり、プロジェクトのゴールに向かって、異なるバックグランドの方々を折衝・調整し、進行していく必要があるということです。


事業会社で事業を推進する上では、他部署を巻き込み協力を仰ぐ必要が出てくるので、プロジェクトマネジメント力が非常に重要なのです。


なので、他者を巻き込みながらプロジェクトを進めた経験をもつ、プロジェクトマネジメントスキルが高いコンサルは高く評価されるのです。

ちなみにコンサルで何のスキルが身につくのかを過去解説していますので、参考にしてください!

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高いコミットメント力


コンサルは、成果物のクオリティ高く、かつスピードも速く様々な課題に対処する必要があるので、必然的にコミットメント力が高まります。


というより、コミットメント力がなければ、コンサルの仕事は到底務まりません。


そのコミットメント力の高さ、いいかえればやり切る力が、事業を推進する上では非常に重要なため、コンサル出身者は高く評価されるのです。

コンサルから転職する際のおすすめの転職サイト・転職エージェントとは?

コンサルから転職する際のおすすめの転職エージェントを紹介します。


記事の途中でも紹介しましたが、コンサルからの転職を成功させるために、下記の転職エージェントへの登録をおすすめいたします。


それぞれのエージェントで特徴が異なりますので、解説していきます。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、2014年〜18年の大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数第1位になるほど、コンサル転職支援の実績があるエージェントです。


特にBIG4やアクセンチュアなどの非公開求人を多く保有しており、総合系コンサルティングファームの転職に強いです。


またファーム毎の面接・選考対策を受けることができたり、書類審査や面接前後に候補者を推薦できたりするなど、業界に特化したエージェントならではサポートを受けれる点が特徴です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の転職エージェントの最大手です。


業界最大手だからこそ、実績豊富なアドバイザーがつき、履歴書・経歴書などの書類添削サポートや、業界・企業情報の提供や志望企業への推薦など、まさに文句なしです。



企業戦略上一般公開できない非公開求人も10万件以上あるため、もしまだ未登録の方がいましたら早めに登録をすましておきましょう。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、リクルートエージェントと比較し、対象者とサービス内容が異なります。


リクルートエージェントは全転職者に対応していますが、リクルートダイレクトスカウトは、年収が600万円以上のハイキャリア層向けとなります。


またリクルートエージェントはエージェント制ですが、リクルートダイレクトスカウトは企業から直接スカウトされます。


もちろん、自ら求人検索して応募することも可能です。


企業から直接スカウトが届く、かつ年収600万以上のハイキャリア層向けのリクルートダイレクトスカウトは、忙しくて高年収なコンサルの方々にぴったりな転職サービスといえます。

ビズリーチ

ビズリーチはCMでもおなじみの大手転職サイトです。


リクルートダイレクトスカウトと同じく、企業から直接スカウトがもらえる転職サイトです。


また対象もハイキャリア向けなので、コンセプトはリクルートダイレクトスカウトとかぶっています。


ただし、ビズリーチは審査制であるので、リクルートダイレクトスカウトのように誰もが登録できるわけではないといった違いがあります。


また年収1000万以上の求人が3分の1以上、転職エージェントも一定の基準を満たした方のみ利用できるといった違いがあり、求人の質はかなり高いです。


ビズリーチならではの、レア求人も見かけます。


有料プランもあるので、本気で転職を志す方は一度お試しで利用してみてもよいでしょう。

コトラ

コトラは金融・コンサル業界に特化した転職エージェントです。


扱っている求人のうち約8割が非公開案件で、コトラにしかない求人案件が非常に豊富です。


また業界特化なので、金融・コンサル業界に精通したエージェントのサポートを受けれる点も特徴です。


特に金融の専門職や上級タイトルでの求人も見かけられるので、金融・コンサル業界でのハイクラス転職を志す方は、おすすめの転職エージェントです。

アンテロープ

アンテロープもコトラと同じく、金融・コンサル業界に特化した転職エージェントです。


求人数は少ない印象ですが、全体の約73%が非公開求人ですので、求人の質は高いです。


特にPE・投資ファンド関連の求人は、アンテロープが特に豊富な印象があります。


ただし求人の質が高い分、一定応募者にも敷居が高くなっているので、第二新卒とかの若手向けではなく、30代以上の一定のスキルを有した方向けの転職エージェントといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。


今回の内容をまとめると、

  • ポータブルスキルを有するコンサルの転職先は事業会社、PE、投資銀行、商社など多岐に渡る
  • コンサルからコンサルへの転職は一般的であり、年収・タイトルが上がるケースも多い
  • コンサルから転職する際は、他業界とのカルチャーの違いを認識し、転職で何を果たしたいのかを明確にすべき
  • 特定の業界に特化した転職エージェントもあるので、複数登録して使い分けを行い、情報収集を効率的に進めるのがおすすめ


ご参考になれば、幸いです。








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この記事を書いた人

元BIG4コンサル・現事業会社|現役コンサルの方やこれからコンサルになりたい方へのお役立ち情報を発信しています/常日頃からNFT・メタバースをリサーチしています|NFT100個以上保有/ アベイラブル専門家

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