webデザイナーに英語力は必要?実際に働いてみて思ったこと

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webデザイナーに英語力は必要?

実際にWEB制作会社で2年、インハウスのWEBデザイナーとして3年働いた筆者が、webデザイナーに英語力は必要か書いていこうと思います。

webデザイナーに英語力は必要?

結論から言うと日本で働く場合は特に必要ないです。

制作会社の場合、ほとんどの業務に英語を使うことはなく、HTMLのクラス名やファイル名の命名に使う程度です。
そのため、英語を使えなくてもまったく問題はありません。

インハウスWEBデザイナーの場合も同様で、国内企業であれば全く使うことはないです。

ちなみに筆者は2年前に勤めていた会社が海外企業に買収され、成り行きで外資系企業に勤めています。
たまに海外とメールでやりとりがありますが翻訳でなんとかなっています。

オンライン会議もたまにありますが日本語英語両方話せる方が間に入っての会話になるので、特に問題は感じていません。
とはいえ英語ができればもっとできる仕事は増えるとは感じています。

英語ができるWEBデザイナーのメリット

必要じゃないとはいえ英語ができるWEBデザイナーにはさまざまなメリットがあります。

最新の情報をキャッチできる

エディター、デザインソフト、マーケティングツール、チャットツール、クラウドサービス、WEBデザイナーの業務に使われるほとんどのツールやソフトは海外発祥のサービスです。

有名どころで言えばGoogleです。全てのWEBに関わる職種はGoogleの傘下と言っても過言ではなくGoogleが仕様変更すれば、WEB系企業はSEO対応を余儀なくされます。

こうした、海外のサービスのトレンドや最新情報はほとんど英語です。

制作会社のように常に最新のトレンドを追っていけなければならない職業の場合は、最新記事をキャッチアップできるだけで今後の意思決定に優位性を持つことができます。

ニッチな情報にアクセスできる

コーディングに詰まった時は日本語の記事だけでは解決しないケースがたくさんあります。

実体験でいうと、数年前にshopifyという独自の言語を扱うECサイトの構築をした時に感じました。

当時、Shopifyは今ほど日本で認知されていなかったので、日本語の解説記事が少なくてとても困りました。

英語が読めるとこういった日本にまだ浸透していないけれど世界で流行っているサービスや言語の情報にアクセスすることができます。

他にも英語で検索できる点もメリットだと言えます。
ほとんどの人がわからない部分が発生した場合、最初から日本語で検索するか、英語の記事が出てこないように検索ワードに日本語を混ぜると思うのですが、英語が難なく読めると最初から英語検索ができるので情報にたどり着くスピードが圧倒的に早いです。

ライバルの少ない土俵で戦うことができる

求人サイトで検索してみると気づくのですが、英語ができるWEBデザイナーには一定のニーズがあります。
海外展開している国内企業、国内の外資系企業、海外転職など幅広い働き方を実現することができます。
そして英語ができないWEBデザイナーはこれらの求人に応募することすらできないので、途端にライバルが減ります。

海外からも仕事を受注できる

海外から仕事を受注することも可能です。

慶應義塾大学の「WorkTech×フリーランス」がもたらす潜在的労働力活用と経済成長によると、世界のクラウドソーシングの市場規模は2018年に約1兆96億円で、2027年までに約16兆4200億円に達すると予測されています。
それに対し、日本の市場規模は2020年度で約2,950 億円程度です。

アメリカと比べても、クラウドソーシングサービスの利用者数は日本と9倍の差があります。

kredo公式HPより引用


日本のWEBデザイナーの平均年収は300~400万円であることに対し、アメリカのWEBデザイナーの平均年収は約700~800万円です。参考:JobQ
WEBサイト一つの単価も高いので、クラウドソーシングサービスの単価も高いです。

まとめ:英語×WEBデザイナーはさまざまなメリットがある

webデザイナーはもともと場所に縛られない職業な上、英語を扱えると国にも縛られることなく働くことができます。

日本はここ30年間経済成長しておらず、世界の成長から完全に取り残されています。
今後も人口は減少し続けるので国内経済は縮小していきます。

今後WEBデザイナーとして収入を上げていくなら、成長を続けている国から外貨を稼ぐのも一つの手かもしれません。

これからWEBデザイナーを目指す方はkredoのように英語とWEBデザインを同時に学べるスクールもあるので検討してみるのもいいでしょう。

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