「親・子・教師の心をあたためる
勇気づけの子育て」
をお伝えしている太田修平です。
ミャンマーの教育と日本の教育。
本当に大切なのは?
最近、あるミャンマー人の子と話す機会がありました。
22歳の子でした。
ホテルのフロントの仕事をしていましたが、
働きぶりが素晴らしいんです。
分からないことはなんでも聞きます。
日本に来て1年ちょっとなのに、
日本語を使って接客していました。
海外に来て、
仕事をするなんて、
それだけでもすごいのに…
ミャンマーは今、
「とても大変」と言っていて、
若者が残っていると、
どんどん戦争に駆り出されてしまう
そうです。
だから、
母親をミャンマーに残して、
1人で日本に来て、
仕事ができるように
がんばっているのだそうです。
自分の国が大変で、
家族とも離れ離れになっているのに、
本当にえらいなあ、
と感心してしまいました。
また、同じところで働いている、
20歳の日本人の子もいました。
日本のごく普通の家庭で
育ったような良い子でした。
でも、その日本人の子、
ある日から来なくなってしまいました。
本当の詳しい事情は分かりませんが、
急に、逃げて帰るようにいなくなって、
その後、音信不通になったそうです。
日本はミャンマーの現状に比べて、
恵まれています。
でも、もしかしたら、
「困難を乗り越える活力」は、
育みにくくなっているのかも
しれないな・・・と感じた出来事でした。
もちろん、
この2人の例だけでは、
正確とは言えませんが、
人が幸せに生きるために
必要な教育とは、
どんなものなのだろうか?
と考えさせられる出来事でした。
全国の大人と子どもの心が勇気づけられ、
よりあたたかくつながれるよう、
心を込めて、お伝えしていきます!!
よろしくお願いいたします。