空路、南紀白浜へ向かいます。

白浜は、関西有数の温泉地なのですが、

初めての訪問となります。



温泉治療が目的とはいえ、観光もしっかり
します。
最初に、ジャイアントパンダに会いに
アドベンチャーワールドを訪れます。


(上) 結浜(ゆいひん)
(中左)楓浜(ふうひん)
(中右)良浜(らうひん)
(下) 彩浜(さいひん)

パンダの家系図です。


左端上の永明(えいめい)は、結浜、楓浜、
彩浜の3頭を含め16頭の子供をなした偉大な
父親です。
16頭のうち13頭が中国に返還され、昨年には
永明自身も中国に戻されてしまいました。

父親の違う良浜を加えて、残る4頭は全員が
メスです。
日中関係の悪化で、オスの来日は交渉も
始まらないと、タクシーの運転手が嘆いて
いました。

次はイルカショーです。


「動物のいないサーカス」で紹介したように
昨年末に関連法案が施行されて、イルカショー
は事実上禁止となりましたが、既に飼育されて
いるイルカは適用外とされたようです。

実際にスピード感溢れるショーを見ると、
素直に楽しく、思わず歓声を上げます。
と同時に、イルカとトレーナーとの強い信頼関係
に胸を打たれます。

難しい問題ですね。

もう1つの見所、サファリパークを専用見学バスで
巡ります。広々とした園内は、草食動物と
肉食動物のエリアが厳重に区分されています。


白浜海岸の観光スポットを巡ります。
打ち寄せる黒潮が造り出した自然の造形美
です。


(上) 円月島
(中左)千畳敷   (中右)三段壁
(下) 白良浜

三段壁は、自殺の名所というマイナスイメージ
を払拭しようと、「恋人の聖地」と銘打って
います。
二人の愛を誓う南京錠を付けられるハート型の
モニュメントもあります。(写真 左)


愛の南京錠と言えば、パリの
「Pont des Arts ポンデザール=芸術橋」が
有名です。(写真 右上 Paris magより)

恋人たちがお互いの名前を書いた南京錠を
欄干に取り付け、鍵をセーヌ川に投げ捨てて
永遠の愛を誓います。

しかし、2014年には45トンにも上った南京錠
の重みに耐えかねて、フェンスの一部が倒壊
してしまいました。

芸術橋から締め出された恋人たちは、
モンマルトルのサクレ・クールのフェンスに
向かいました。(写真 右下 DESIGN 
STORIES より)

ただし、昨年には、パリ五輪を控えて完全に
撤去されることが公表されています。

最後に、南方熊楠記念館を訪れます。
南方熊楠(1867~1941)は、博物学、生物学、
民族学を研究した在野の学者で、
「博物学の巨星」と呼ばれています。

19歳から14年間米英を遊学して、数多くの
論文を発表しました。
英国の科学誌「ネイチャー」に51回も
掲載されたそうです。

昭和天皇に神島で御進講して、粘菌標本110
種類を進献しています。

後に白浜を行幸された天皇が、当時を回想して
詠まれた御製碑が前庭に建てられています。



動物園、自然美、文化施設を巡り、ゆったりと
温泉に浸かりました。
ただ、薬の減量直後と重なり、温泉効果を実感
すると言うよりも、むしろ• • •😅

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