60歳までに「お金の自由」を手に入れる‼️ 榊原正幸
ご無沙汰してます。
引越しで忙しくブログはお休みしてました。ですが、気になる本を読む時間はあるんですねぇ(汗)
というか、しばらくブログを書かないとiPadを操作するのが億劫になってしまって…
本の解説をするYouTubeチャンネルでたまたま観たのですが
60歳までに「お金の自由」を手に入れる!
老後がリアルに射程に入るお年頃。この題名に惹かれて早速読んでみることに。
全286ページでサクサク読めました。
この年齢だからか、共感する内容が多く書き残しておきたい!気持ちがブログ再開の勢いになりました。(たぶん、10年前だったら響かなかったかなぁ…)
著者は、他にも投資に関する本を多数書いてますが、この本は具体的な投資以外のことにかなりのページを割いています。私的には、むしろ投資以外の部分で「やっぱりそうだよねぇ」と共感すること多数。
特に共感したのは
「イヤじゃない仕事に就く」
です。
「自分がやっていて楽しい仕事」に就けるのは極少数で恵まれている人。
ストレスMAXで「辞めたいよー」の気持ちを無理やり押し込めている人も多いのではないでしょうか。
せめて「イヤじゃない仕事に就きましょう。」ということです。
「イヤじゃない仕事」の定義は…
お金をもらえないならやりたくないけど「働くことのプラス面」と「働くことのマイナス面」を差し引きしてプラスが残るイメージ。
「イヤじゃない仕事」に就けたら、人生半分成功したようなもの!
と、著者は言い切っています。
私の経験上、全くその通りだと思います。生活がかかっていると「イヤじゃない仕事」に就くことすら難しい時も。
たしかに「イヤじゃない仕事」だったら、急いで今流行りの「FIREしよう!」ってならないですよね。
何故、「イヤじゃない仕事」に就くのか?というと、少しでも長く収入を得続けるためと、投資で資産を増やす時間を稼ぐためです。
ちなみに私が今就いている仕事は「イヤじゃない仕事」に入るかな?特段、急いで辞めたい!とは思いません。65歳の定年まで恙なくひっそり働き続けたいです。
ですが、定年後、稼がなくていい自由は確保したいです。なにしろ年金だけでは普通に生活するのも厳しいですから。
投資については不動産投資や儲けやすい日本の個別株の買い方など書いてあります。私にはハードルが高く軽く読み流しました。
(私が買っているのは
SBI・V・全米株式
eMAXIS Slim 全世界株式
東京海上 ジャパンオーナーズ株式オープン
3つの投資信託です)
最後の章
人生を上手に逃げよう!
著者のごく親しい知人20名くらいの中で、所得番付で上位5位までに入る5人に共通するのは、人生を「上手に逃げた」ということだそうです。
しかし、同様に全員に共通しているのは「逃げた先では奮闘努力をしている」そうです。
上手に逃げるためには
- 無鉄砲な逃げ方はしない
- 逃げても、ニートにはならない
- 逃げた先に待ち受けている課題は、真正面から受け止める
- 逃げた先に待ち受けている課題があまりにも厳しければ、また逃げて、自分が真正面から受け止めることができる世界で奮闘努力する
「上手に逃げる」…素敵な言葉ですね。たしかに逃げて解決することって多い気がします。
「逃げない!」ことで、より事態が悪化した経験多数。