いま、ふたりにすべきこと(30dB~60dB)

2024/02/02

検査 人工内耳 療育

t f B! P L
【作成日:2022/10/01】

双子の耳の状態と必要な支援についての記録です


COR検査 結果
 年齢:3歳
 聴力レベル:30dB~60dB
 人工内耳:両耳装用


「あいうえお」や「子音」が聞こえていると言葉はより聞きやすくなるので、
目指すは30~60dBの聴こえです

この絵はCOR検査結果を見るときに重要なスピーチバナナ!

引用:スピーチバナナ(ことば・きこえの教室:千葉市立高洲第三小学校)
<https://www.city.chiba.jp/school/es/079/documents/speechbananaroma.png>

今回の検査結果では、この範囲に入っていることがわかりました!
ここまでが長かった!

音がしっかり入っていることはわかったので、今は言葉を溜めていく段階!
健聴時のように言葉を浴びせるやり方は、聞き流してしまうだけなので効果はない・・

まずは、実体験!そこをベースに写真や絵日記、遊びを繰り返して
最後に手話と結びつき「言葉になる」
興味がある分野だと、この流れが上手くいって定着が早いことがあるそうです


シンボルとは? ~実物の代わりに使用するイメージ・記号
実物・実体験 ⇒ 記憶・写真・絵 ⇒ 見立て・ごっこ遊び
記憶、写真、絵などは実物の代理物=シンボル
言語も実物の代理物(シンボル)・・公共性をもち、他者と共有できる。

ことば(シンボル)が獲得されると、実物を離れて、ことばを使って頭の中でいろいろ思い描いたり、筋道を立てたり、分類したり、関係を操作したりできるようになっていく
⇒この力が学習言語の世界で使われる
引用:文教大学 小野里先生(乳幼児の心とことばの育ち)

たくさんの言葉を知っていることより、1つのことについてどれくらい語ることができるか
この「概念」をたくさん持っている方が豊かな想像力を作れ、形容詞など他の言葉へ繋げやすくなる

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概念とは? ~「りんご」の概念って何?
店で買った経験、絵本で読んだ経験、ままごとで切って食べた経験・・あらゆる活動を通して「りんご」の概念が形成される
⇒実体験の多さと言語化の豊かさに左右される
①そのモノの意味、②同じ性質をもったもの(カテゴリー)につけられた名前(言語)
切り口・食べ方・味・・・
⇒「りんご」の概念:赤い、丸い、重い、サクサク、種がある、果物、甘い
 イメージがあるほど語彙は増える
引用:文教大学 小野里先生(乳幼児の心とことばの育ち)
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いまは、この言葉を溜める作業をする期間!
いろんなところに出かけて、いっぱい経験させて溜めていこうと思います!!





デフツインズとは

【難聴双子と健聴年子の父】

難聴児・双子・年子の子育てブログ(3児の父)です。

双子は二人とも両耳難聴で裸耳110dB以上、先天性重度感音性難聴です。両児両耳とも人工内耳手術をしています(コクレアN7装用2021/1)。

双子には年子の健聴兄がいます。年子双子です(5才と4才ふたり)

双子は聾学校幼稚部に入学しました。たまに、父の趣味も書きますが、ご了承ください

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