倒産コンサルティング

倒産コンサルティング

倒産は準備さえ出来ていれば怖いものではない

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前回のブログは「倒産をする判断基準とは?」でした。

 

数か月後の売上や支払いが出来るかどうかを考えて

無理そうだと感じた時が判断時期かと思いますが、

全ては社長の判断なので絶対に倒産はさせないと思っているのでしたら

頑張れるかもしれません...

 

 

 

 

秋から冬にかけては1回目の倒産を思い出す季節です

 

私が倒産を考えて正式に弁護士に依頼したのが1月の冬休み明けすぐでした。

夏の終わりころにもう無理そうだと感じて倒産について調べ出しました。

 

いろいろ調べて分かった事は、一般的な倒産方法では全て無くしてしまう事です。

現金、家、車など資産と呼ばれる物は現金化して債権者に振り分けられます。

当然と言えば当然なのですが、倒産した側は何も残らなくなります。

 

秋から冬にかけては絶望しかありませんでした...

今でもその時の気持ちが蘇って来ます。

 

 

 

倒産を決めてから決断した事...

 

一般的な倒産方法ではその後再起する事が難しくなると分かってからは

いかに有利な状況で倒産させる事が出来るのかを考え始めました。

 

法律どおりに倒産させると悲惨な結果になると分かったので

どうせならダメもとでグレーからブラックな方法を試してみようと考えました。

ここでは詳しくは書けない方法なのでコンサル時にお話ししますね。

 

もし私がやった方法がバレてしまったら弁護士に依頼を断られたり

最終的に免責が出来なくなってしまう事もあります。

それでもやるという覚悟を決めました。

 

 

 

弁護士依頼日を決める

 

弁護士に依頼した時点で資産は動かせなくなるので

この時点で出来る事は無くなってしまいます。

そこまでにやれる事を全て終わらせる必要があります。

私が選んだのは、冬休み明けの1月上旬です。

 

12月下旬から1月上旬は殆どの会社が冬休みなので

その間に事務所の物を処分して退去する考えでした。

もし弁護士に依頼した後も事務所があったら

必ず債権者が来て備品などを持ち去り現金化しようとするからです。

 

事務所の退去は3ヵ月前という契約だったので

9月には退去する旨を伝えていました。

 

 

 

悲痛な年末年始

 

年明けすぐに弁護士に依頼する予定なので

年末年始は事務所の整理の為に毎日出社していました...

 

電気を付けると誰かが来た時にバレてしまうかもしれないと

電気も付けずビクビクして作業をしていました...

年末なので夕方には日が暮れて事務所は暗くなり

作業が出来なくなりますが、毎日暗くなってからは茫然と事務所にいて

何もせずにいた覚えがあります。

 

いろいろな事を思い出していました...

 

3ヶ月くらいストレスを抱えながらの倒産準備をしていたので

このころから身体の異変が出てきていました。

身体だけではなく心もかなり参っていましたね。

 

「もう自分はいなくなった方が良いのか?」と考えたのもこの時期でした。

 

今思うとたかが倒産くらいでどうこう思う必要はないと思いますが

その頃の精神状態は普通ではなかったと思います。

 

これから倒産を考える方は少なからずこのような体験をすると思います。

もしかしたら途中でくじけてしまうかもしれません...

何も分からない事を自分1人で乗り切る事は難しいのですが

やらなければ自分や家族がどうなってしまうのか...

 

 

 

誰かに話すと楽になる?

 

何か問題を抱えた時に、誰かに話すと楽になると言われます。

私は倒産時には誰にも相談できなかったので分かりませんが

私のコンサルを受けた殆どの人が「楽になった」と言われます。

 

確かに初めてお会いする時は暗く沈んだ表情ですが

コンサル時には徐々に笑顔も出てきて、帰りには希望が持てたと

明るい顔に変わっています。

 

私は自分がやって来た事をお伝えしているだけで

何も特別な話はしていないのですが

今まで誰にも相談できなかった事を全部話せた事で楽になったそうです。

 

 

 

もし今倒産を考えているのでしたら

誰かに話してみるのも良い方法です。

 

 

 

 

 

お問い合わせコンサル依頼はこちらからお願いします。

 

 

 

 

応援してもらえるともっと頑張れます!


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