愛犬のためのドッグフードの選び方|子犬にはウェットフードの方が良い!?

犬を飼っていて1番お金を使うのはおそらく食費でしょう。もしくは病気になった時の治療代。病気の全てとは言いませんが、食事によって病気につながる場合もあります。安くて質の悪い食事を続けて病気になり、結局高い出費になってしまった。そうならない為にも、愛犬にとって適切な食事を与えることはとても大切です。

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今日の記事もぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

シニア犬のためのドッグフードの選び方

シニア犬とは、通常7歳以上の犬のことを指します。ドッグフード選びにおいて、シニア犬と一括りにすることは難しく、犬1頭1頭に適したものは違います。シニア犬の仲間入りしたばかりの犬は太り過ぎないよう、体重に配慮したドッグフード選びが必要になるかもしれません。反対に、シニア犬の中でも長生きしている犬は、体重が軽くなりすぎないように、カロリーの高いドッグフードが適している場合もあります。パッケージにシニア犬用と記載があっても、しっかりと内容を読んで、本当に愛犬に適しているか確認してから購入するようにしましょう。

シニア犬にとってベストなドッグフード選びは、まず、どんな味を美味しいと感じるか、ということが1つの指標となります。多くの犬が、ドライフードよりもウェットフードを好む傾向にあることも忘れてはいけません。持病、アレルギーがあれば体調に考慮したドッグフードを、動物病院で相談しながら選ぶ方が良いでしょう。

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子犬のためのドッグフードの選び方

ライフステージに合わせたドッグフード

子犬が必要な栄養は、同じ犬種だとしても、成犬やシニア犬とは異なります。ドッグフード会社が子犬用、成犬用、もしくは全年齢用と分けて販売している理由の一つでもあります。

もしなたが大型犬を飼っているとしたら、子犬の時期のドッグフードには特に気を遣ってください。大型犬に分類される多くの犬種は、股関節などの関節、骨格系の問題が起きやすい犬が多いです。子犬期に必要な栄養が足りないと、これらの関節系の問題が起きやすいと言われています。日本では圧倒的に小型犬が多いので、住む地域によっては大型犬用、それも子犬用のドッグフードは見つけ辛かったり、種類が少ないかもしれません。見つからないから仕方ない、と小型犬用のドッグフードを与えた結果、将来困ったことにならない様、少し費用が嵩んだとしても、犬種に合わせたドッグフードを与えることを強くお勧めします。

子犬ドッグフードランキング

ドライフードが1番選ばれている理由

値段・種類の多さから、ドライフードを与えている飼い主さんが多いかと思います。ドライフードのメリットとして、冷蔵保存しなくとも長期保存可能ということが挙げられます。ウェットフードには無い、ドライフードの利点でもあります。ドライフードは通常90%がドライで10%ほどしか水分を含んでいません。肉類と穀物類を混ぜて作られていることがほとんどです。

ペット用品コーナーに行くと、本当に多くのドッグフードが売られています。最適なドッグフードというのは、あなたの愛犬が必要とする栄養によって異なるので、一概にこの商品が良いとは言い切れません。一般論として、愛犬の犬種とライフステージに合った商品を選択すれば、最低限必要な栄養が含まれているはずです。

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ウェットフードのメリット・デメリット

ウェットフードはドライフードと比較すると値が張ります。おそらくこれが1番のデメリット。ざっくりですが、ドライフードと比較して少なくとも2倍の食費がかかる、それくらいの値段がします。ウェットフードの特徴は、ドライフードよりも食べやすく、匂いが強いため犬の食欲を刺激し、好き嫌いが激しい子でも食いつきが良いです。

ドライフードの方が量に対しての栄養が少ない

基本的にはドライフードと同じような栄養が含まれています。ですが、同じ重さのドッグフードを比較すると、ウェットフードに含まれる栄養の方がドライフードよりも少ないことには注意が必要です。ウェットフードには、新鮮な肉・魚、穀物由来のタンパク質が多く含まれています。缶詰タイプのドッグフードは、賞味期限が長いことがメリットですが、一度開けたら要冷蔵です。ドライフード同様、どのウェットフードが適しているかは、犬それぞれ異なります。

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適正なドッグフードの量

犬も人間同様、肥満は多くの健康上の問題と関連しています。人間は自分の意思で、好きなものを好きだなけ食べることができます。ですが犬は幸か不幸か、自分の意思で食べる量をコントロールすることは基本的にできません。飼い主にすべて委ねられています。もしかしたら上手におねだりして、ご飯をたくさん食べている子もいるかもしれませんが、基本は飼い主が食べる量を調整しているはずです。厳しい言い方をすれば、愛犬の肥満は飼い主の原因となります。

犬の適正体重と適正な食事量の関係性

犬の最適体重や、適正な食事量というのは少しややこしい問題です。もちろん犬種ごとにスタンダードというものはありますが、犬も生き物。個体によって大きさは異なっていて当たり前です。適正体重、健康状態を正しく知ろうと思ったら、やはり動物病院で獣医師のプロの目で判断してもらうのが確実です。その為にも普段からかかりつけ医、少なくとも年に一回の健康診断を受診するようにしましょう。成犬になり、一度適正体重がわかれば、あとは定期的に体重を測るだけで肥満予防ができます。

ドッグフードのパッケージ記載通りである必要はない!

愛犬が、仮にその犬種のスタンダードのサイズだとしても、適正な食事量というのは変わってきます。食事量に違いが出る1番の要因は、犬の活動量。アクティブで毎日のようにディスクやボール遊びをしている子は、他の犬よりも多くの食事が必要になるかもしれません。病気の有無によっても、適切な食事量は変わってきます。そして上の章でも触れたように、与えるドッグフードの種類によっても適切な食事量というのは変わります。ウェットフードで犬が必要な栄養を全部摂ろうとすれば、ドライフードよりも多くの量が必要となります。そしてどれだけのおやつを与えるのかも、もちろん大切な要素です。

ドッグフードを購入すると通常、パッケージに犬の重さに対応する食事量が記載されています。が、それを鵜呑みにするのではなく、あなたの愛犬に合わせた量で調整して与えるようにしてください。

今日のまとめ

・ライフステージに合わせたドッグフードを選ぼう!

・ドライフードは安価で最低限必要な栄養が含まれている

・ウェットフードの方が犬は好き、だけど高価!

・愛犬の生活スタイルによって適正なドッグフードの量は違う

極論ですが、誰にどんなアドバイスをされたとしても、最終的に愛犬のご飯の量を決めるのは飼い主であるあなたです。そして飼い主が誰よりも、愛犬の側で健康状態・生活状況を観察できます。今のご飯が合っているのか、健康状態に変わり無いのか、それを判断する一つの目安はうんちです。健康的なうんちをしているのかの判断とともに、誤飲していないか、変なものを拾い食いしていないかと併せて確認する癖をつけると良いかもしれませんね。

「そもそも市販のドッグフードを食べさせても良いのか心配」という方には下記の記事が参考になるかもしれません。

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