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Life is a journey - 3人乗りの船で人生を航海中

不機嫌な息子に寄り添ってみた

テストが近づき、イライラ勃発の息子。



「俺だって、最大限頑張っているんだ。それなのに、ママは何故わかってくれないのか?たるんでる、という発言、ひどすぎる!」



そう言って首に青筋を立てて怒っています。



だって。。



どうしても、比べてしまうのです。



去年の中3の頃と今を。



中3の時も、「勉強しない、寝てばかりいる」と愚痴を言っていましたが、



今と比べると、相当頑張っていました。



塾主導で出される山のような宿題、長い授業、頻繁に行われる模試



それにプラスして、中学校の課題提出、中間、期末テスト勉強。



あれだけやれていたのだから、今も できるはず。



母さんは、あまり深く考えずに、単純にそう思っていました。



でも、今思えば、去年と今の状況は変わっています。




例えば、勉強に費やせる時間が物理的に違うことに気づきました。




まず、通学時間。




中学校から自宅まで。徒歩15分。往復30分。




高校から自宅まで。電車プラス自転車 片道1時間30分 往復3時間。




これらを比べると、2時間半、高校の方が長くなります。




次に睡眠時間。




中3時代。帰宅して3時半から5時半まで おおよそ2時間仮眠できた(もちろん、できない時もあり)トータル睡眠時間は仮眠2時間+6時間=8時間




高1。帰宅するのが7時半過ぎなので、仮眠時間はなし。毎日何かしらの宿題があるのでトータル睡眠時間=6時間。




人一倍睡眠が必要な息子。6時間睡眠が続くと、もう、フラフラ。
どんどん痩せていきます。





最後に部活。




中3時代。部活は6月で引退。そこからは、部活はなかった。そのため、時間はフルで使えた。




高1。殆ど毎日部活。帰宅は7時半くらい。




食事も早く食べることができないタイプなので、だいたい45分。





お風呂、歯磨きで1時間(女子か💦)





残った2時間で複数の宿題をやる。




息子曰く、部活があるのでクタクタ。帰宅してから宿題をやるのが精いっぱい。



それも、眠気と戦ってやっとこなしているのだそう。




宿題の量が、中学校とは雲泥の差であるため、それ以外の勉強をやる時間がシンプルにないという。




キーキー怒るので、とりあえず、「わかった、わかったよ」と言っておいた。




母さんから見れば、宿題をもう少しスピードアップしてやりあげて、




他の勉強にもっと時間を費やしてほしいところですが、




言うと怒るので、言い方を変えるようにしました。




母さんの理想的な勉強スケジュールを押し付けると、出来なかった時に摩擦が起こるので




そのあたりは、「自己責任」と割り切って、声掛けも 過度にならないようにします!




でもなぁ。。





声掛けしないと、途端に緩むんだよなぁ💦









仕事が早く終われる日に、息子と待ち合わせて、チョコレートパフェを食べてきました。




息子は、
「こんな高いパフェ、食べるのは、たまにでいいから!」




と、初めは節約魂を燃やしていたが、パフェの完成度にノックアウトされ




「美味しいねぇ。美味しいねぇ。」と思わず2人でほっこり笑顔に。




高校の勉強時間やテストの成績の事だけが 家族の会話であってはいけないよね。




たまには、親子で楽しまないと😊







帰宅してから、いそいそと私に見せる小テスト達。




「これはねー、平均点は〇点。オレはプラス〇点だった」




「これの平均点は〇点。オレはプラス〇点」




小テストなんて、評価のどれくらいの割合を占めるかわからないが、




息子は、良く出来たテストは、時間をかけて説明しに来る(笑)





その姿を見て




あ、そうか、と思った。




この子は、褒めてほしかったんだ。たとえ高校生になっても。




そう言えば、全然褒めていなかった。




高校受験も終わったし。




模試もないし。




テストを持ってきて、説明されても、中3の時ほど、一生懸命に見ていなかった。




母さん、反省。。




そして、親の固定観念が息子の可能性を狭めているかも知れないと思いました。




「上には上がいるのだから、もう、ほどほどでいいんだよ。」




親はそう思って、息子に伝えていたが




急にそう言われても、息子にしてみれば、戸惑うでしょう。




「ほどほど」ってどれくらいの順位なの?




自分は、どれくらいの成績を目指せばいいの?




成績表を見ても、母さんもピンと来ず。何位になれば、褒められるような成績なのか、その指標も持ち合わせていませんでした。




しかし、3者面談を学校で行い、息子が興味を持っている学部が少しずつわかってきました。




「○○学部○○学科に行きたいです。」




初めて耳にした。息子の希望学部。




自分の意思をはっきり表明したのは、これが初めて。




今まで何を聞いても、ぼんやりとした答えしか返ってこなかったのに。




先生は言いました。




「そうなんですね!その学部は、毎年非常に人気の学部なんです。募集人数も少ないし。年によっても違うけど、そこは、平均〇点は必要になってくるかな。」




うわー。。




平均点、そんなに高いのか。




今の成績で満足していたけど、もっと頑張らなくちゃなのか。




高校の成績だけでなく、筆記試験もあります。




母さんは言いました。




「そこに行ければ嬉しいでしょうけど、他の学部も考えてみたら?」




出た!




いつもやってしまう💦




息子を守り過ぎ!




息子の苦労を無意識に回避させようとしてしまう。




母さんの悪い癖。




先生:「まだ1年生ですので、本当にこれからですよ。是非目指して行ってほしいと思います。ただ、勉強は今まで以上に必要になってきますよ。それだけは心して下さいね!」




母さんは思います。「そこそこでいい。今の成績で入れる学部でいいじゃないか」




ところが、実際はそうも行かないのでしょう。




自分の興味のない勉強を4年間続けることができるか?





答えは、たぶん「No.」です。





自分が興味のある教科があるのであれば、当然その分野を詳しく学びたいわけです。




そのためには、一体どれくらいの勉強が必要になるのか?




高校時の成績と筆記試験の結果で、上位から好きな学部が選べるのだから




当然ながら、上位にいれば、自分の希望学部に行ける確率が高くなるのです。








最初は





「この高校に合格できれば、それで十分!」





そう思っていました。





それが、当面のゴールだと。





しかし、





半年経つと





現実が見えてきます。





「大学で自分の行きたい学部に確実に行けるために(その推薦権を得るために)高校で、できるだけ上位に食い込みたい。」




という目標に変わってくるのです。





なるほど。。。





1つハードルを越えれば、また1つ、また1つと





休む暇もなく、走り、飛び続けなければならない。





それが、現在の高校生の状況なのでしょう。





高校では、成績が似た人達が集まっているため





中間や期末テストでは、たった1点の中に何十人もひしめき合っています。




どれほど勉強すれば、その何十人の集団を引き離すことができるのか?




それって、そもそも、可能な事なのか?




あきらめてしまえば、それまで。




全ては、息子のこれからの学習の姿勢に関わって来ます。




父さんと母さんは、相変わらず甘いし親バカだけど、懸命にキミを見守っているよ。




いつも目の裏に焼き付いて離れない。




一生懸命ハイハイして 笑っていた 可愛いキミ。




私達の、宝物。




いつだって、キミの幸せを




一番に願っています。




時々行き過ぎて、勉強時間のことで怒っちゃうけど




許しておくれ💦















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