【ダイヤモンドは砕けない】ジョジョ第4部 吉良吉影-キラークイーン(後編) | Mic’s Creation

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こんにちは!

今回は、杜王町の殺人鬼。

「吉良吉影」(後編)をご紹介
(本記事はネタバレを含みます。)

前編はコチラ

 

吉良吉影(川尻浩作)

 

吉良吉影

荒木飛呂彦 ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない

スタンド:キラークイーン・バイツァ・ダスト

 

仗助達から逃げる途中、背格好が自分とほぼ同じ男「川尻浩作」を捕まえて殺し、顔を作り替えるスタンド能力を持つエステティシャンの辻彩を脅迫し、浩作の顔と右手の指紋を自分と入れ替えさせる。そして口封じとして辻彩を瀕死に追い込んだと同時に衣服を爆弾に変え、それに巻き込む形で浩作の遺体も同時に消滅させた。そのまま行方をくらまし、川尻浩作として身分を装って生きることとなる。その間、川尻浩作の妻である川尻しのぶを「ストレイ・キャット」の危険から救い、彼女の無事を心から安堵したことに自分自身で動揺するなどの内面も見せている。


しかし川尻家で生活するうち、本来の川尻浩作の息子である川尻早人に不審感を抱かれる。本物の父親ではないことを察知され、通勤電車で居合わせた態度の悪いカップルをマンションまで尾行して爆殺したところを、早人にビデオ録画される。その事実を指摘された吉良は逆上して早人を殺してしまう。早人の殺害は、ちょうど同時期に川尻家のことを調べ始めていた岸辺露伴の疑いを強めることが確実だった。取り返しのつかない状況に絶望していたその時、ひとりでに動き出した「矢」に再び貫かれ、キラークイーン第三の爆弾「バイツァ・ダスト」が覚醒、時間を爆破して巻き戻すことができるようになった。
早人を殺害した事実をも「バイツァ・ダスト」で消し去ることに成功し、その力で仗助ら一行を全滅させようとする。早人と接触した露伴にキラークイーンを取り憑かせて爆死させ、何もせずとも彼の死が確定した後に、仗助・承太郎康一億泰をまとめて始末し、一行の全滅を一度は決定付ける。

 

偶然に賭けた早人の策略により、仗助と対峙せざるを得なくなり、露伴が死ぬ前にバイツァ・ダストを解除し、閑静な朝の住宅地で最終決戦を行う。

 

バイツァ・ダスト(第3の爆弾)

 

荒木飛呂彦 ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない

破壊力 B
スピード B
射程距離 A
持続力 A
精密動作性 D
成長性 A
 
物語終盤で追い詰められた吉良吉影の左腕に「矢」が刺さったことで発現した第三の爆弾。(第一、第二の爆弾についてはコチラ
自身の正体を知る人間(非スタンド使い)を爆弾に変えた後、「スイッチ」を入れることで周囲を爆破。時間を一時間ほど戻す。以後キラークイーンはその人物に憑依し、その人物から吉良吉影の情報が漏れた瞬間、小型の人形サイズになったキラークイーンが出現し、情報を知らされた相手全員を爆殺する。この時、キラークイーンを『見た』者は既に瞳の中に侵入されているので、どうやっても爆殺から逃れることはできない。更に爆殺と同時に時間を一時間ほど巻き戻す。

バイツァ・ダストを仕掛けられた者は出来事を記憶しているが、時間が戻ることで、出来事は無かったことになる。そして、さらにここから「運命」の力によって、爆殺された者は、同じ時間がやって来ると自動的に爆殺されてしまう。その場合は時間は巻き戻らない。

欠点として吉良本人は、巻き戻る前に何が起こったのか、何回ループしているのかなどの詳細を全く知ることができない。このループは吉良がバイツァ・ダストを解除するまで続く。また解除しない限り吉良はキラークイーンを使うことができない。運命で自動的に爆殺されるよりも前に吉良が解除を行うことでのみ、自動爆殺は発生しなくなる。新たな人物を初爆殺するとそこからちょうど1時間戻るわけだが、前の人物から次の人物までのタイムラグがあるのでどんどんズレていく(露伴爆殺で7時30分に戻ったが、次の仗助爆殺では7時36分に戻った)。

キラークイーンに取り憑かれている人間への攻撃は、全てキラークイーンによって自動的に防がれるため、キラークイーンに取り憑かれている人間は自殺を図ることもできないが、取り憑かせている間は吉良本人による攻撃も不可能となる。

詳細な発動条件はよくわかっていないが、吉良自身は「激しく絶望するほどの不利に陥ることで発動する」と確信している。第一・第二の爆弾のように、手軽に発動できる能力ではなく強力なぶんハードルが高い。セットされた川尻早人からは「時間をぶっ飛ばす爆弾」と形容され、吉良本人は自身の秘密が守られる上に不穏分子を次々と排除してくれるため、「無敵」の能力だと発言している。

この能力の真価は、吉良が「絶望」した原因を爆殺することで消滅させ、さらに吉良が「絶望」したという記憶すらも吹き飛ばし、絶対的な平穏と安心感を得ることにある。

荒木は何でもありのスタンドにしたくなかったため、細かく能力を分けて描写することで、ある種の制限を持たせたかったと語っている。

 

キラークイーン+空気弾

 

荒木飛呂彦 ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない

第4部ラストバトルで使用された戦法。キラークイーンの腹部に収納された猫草(ストレイ・キャット)の「空気を操る能力」により「空気弾」を発射させ、その空気弾を「第一の爆弾」によって爆弾化する。本来、空気弾は複数放つことが可能だが爆弾化できるのは一つまでなので、基本的にはボール大の球体として放つ。
猫草の日光で活動する生態を利用する、および防護のために、キラークイーンの腹部をシャッターで開閉する。猫草を操作してタイミング・サイズ・スピードを調整して、さらに爆弾の種類とミックスさせることで、さまざまな弾が撃てる。発射した弾を遠隔操作もできる。


猫草自身の意識もそのまま残っており、キラークイーンが攻撃された際には、自身が攻撃されたと判断して吉良の意図とは別に、独自に空気弾で自衛行動を取ったりもしている。
空気弾の特性上、肉眼では非常に見えにくい(吉良自身にも見えないので自身の腕を使って相手と自分の距離を測って使用している)。


先述の接触型の空気弾「接触弾」と、点火型の空気弾「着弾点火弾」の2つの弾を使い分けることができる。「接触弾」は当てれば確実に致命傷を与えることができるが、触れた瞬間爆発するので障害物などで防がれやすい欠点がある。「着弾点火弾」は障害物もすり抜け弾道を自在に操ることもできるが、微妙なタイミングの誤差で標的を仕留めきれないこともある。
また、本来の空気弾は尖った物に弱く穴が開くと萎んでしまうが、キラークイーンの能力で爆弾化すると、内部の空気を含めて爆弾になるので、割られても壊れない。


攻防の末に仗助を重傷の状態まで追い込むが、億泰によって形勢を逆転される。また爆発音や煙で騒ぎが大きくなったため、承太郎・康一・露伴や消防隊員まで集まり出し、吉良が最も恐れていた“目立ってしまい大衆に注目される”という状況にまで追い詰められる。吉良は救急隊員の女性を媒体にして再度「バイツァ・ダスト」を発動させ、時間を巻き戻しての逃亡を謀るが、康一のエコーズACT3と承太郎のスタープラチナ・ザ・ワールドがそれを妨害。追撃を受けたことで吹っ飛び、救急車の後輪に頭部を轢き潰されて死亡する。

 

元ネタ Another One Bites theDust-Queen

 

 

 
 
 

「地獄へ道づれ」(じごくへみちづれ、原題:Another One Bites the Dust)は、イギリスのロック・バンドであるクイーンの楽曲。1980年にアルバム『ザ・ゲーム』に収録され、その後、EMIよりシングルとしてリリースされた。

シングルは、アメリカ、スペインなどでチャート1位となるなど、世界的に大ヒットした。特にアメリカにおいては、ビルボード誌が発表したBillboard Hot 100(1980年10月4日付)では1位を獲得し、シングルセールスが200万枚を超え、ブラックミュージックのチャートでも3週連続で2位を記録するなど、グループにおける最大のヒット曲となった。

本作を書いたベーシストのジョン・ディーコンは、元々謙虚な性格だったことに加えてメンバー最年少であり、他のメンバー3人の才能と人柄を尊敬していたことにより「この曲が浮かんだ時あまりのバカバカしさにメンバーにも言わなかった」という。バンドがリリースを渋りライブでの演奏だけとしていた頃、ロサンゼルスのコンサートを見に来ていたマイケル・ジャクソンは、バックステージでフレディ・マーキュリーに「あの曲はシングル・リリースすべき」と進言し、レコーディングに動いたとされる。印象的なベースラインはシックの「グッド・タイムス」に影響を受けて作曲されたと言われている。事実、ギターとベースラインはシックの演奏を彷彿させるものがある。シックのバーナード・エドワーズは、当時ディーコンがシックのレコーディング・スタジオを訪れた際に、レコーディングを眺めながら、いかにもセッションに参加したそうにリズムをとっていたと語っている。

ドラムのテイラーは、あまりにもディスコ色が強すぎると難色を示した上、ループ手法を使ったドラムを嫌々叩いていたとの説もある。

前半の曲調としては同じパートを2回繰り返してBメロに入るという流れだが、最初のパートは落ち着いた雰囲気で歌い、2回目はキレのある歌声で高らかに歌い上げる。

 

 

今回は第4部のラスボス、吉良吉影(後編)です。前編を見ていない方はコチラから

 

早人に追い詰められた吉良は、「弓と矢」の力によって、新たな能力に、目覚めます。死んだはずの早人がなぜか生き返っているのはこの能力によるところです。自身の能力で非スタンド使い(早人)を爆弾に変え、吉良のことを探ったものを爆殺し、さらに時間を1時間ほど巻き戻します。時間が巻き戻ると、同じように時間が進みますが、吉良のことを探った人物は早人に出会わなくても、爆殺されます。爆殺されたという事実は時間が巻き戻っても反映されるようです。無敵能力ですね。

 

しかし、早人の機転と賭けにより、早人自身が正体を探られることなく、仗助に吉良の正体がバレてしまいます。吉良は自信を守るためにバイツァ・ダストの能力を解除します。爆殺される予定だった仗助達はこれにより生き残る事ができ、そのまま最終決戦に入っていきます。

 

吉良は猫草(ストレイキャット)の能力を自身に取り込み、空気爆弾を作り出し、仗助達を攻撃します。目に見えない空気の爆弾にてこずる仗助でしたが、億泰の能力に助けられ、吉良を追い詰めることに成功します。

そして最後はスタープラチナのラッシュによって瀕死のダメージを負い、バックしてきた救急車に引かれて絶命するという最後を迎えます。

 

スタンドの元ネタはアメリカのロックバンド、Queenの楽曲、「Another One Bites the Dust」。吉良のスタンドはすべてクイーンが元ネタになってますね。この曲はブラックミュージックのジャンルでも評価が高いです。あのマイケル・ジャクソンもファンだったようで、名曲「ビリー・ジーン」はこの曲をヒントにして生まれたそうですよ。

 

 

 

次回は第4部のまとめです!

お楽しみに!

 

 

 

第4部は過去にアニメ版が放映されていました。(2016年4月~)今でも、ユーネクストなどで見ることが出来ます。

アニメも面白いですよ~

 

 

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