先祖を思う気持ち

幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

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本日は「先祖を思う気持ち」と題して書かせて頂きます。

お墓参りにいっていますか?

私は小さい頃から親に連れられて季節のお墓参りに行っていました。

小学校の時に夏休み明けに「夏休み、どこかに行った？」と友達から聞かれ「墓参り」と言うと変な顔をされていた記憶があります。

もう40年以上も前ですが、そのころから友達から「墓参りに行った」と聞いた記憶がありません。

なので、子供なりに「墓参りに行った」とは言わない方がいいのかと思う様になりました。

私がそう思ったぐらいですから、他の友達もお墓参りをしていたけれど口にしなかっただけなのかもしれません。

昨今は、口にしないのではなく、実際にお参りしていない方が多くなっているのではないだろうか？

数年前に私どもの実践簿記教室でお盆前に雑談的に「お墓参り」のお話をさせて頂いたのですが、9月の修了式の時に20代後半の男性が「私は今までお墓参りをした記憶が殆どありませんでした。しかし、先生からお墓参りのお話しを聞いて自分は長男でいずれお墓も仏壇もみていかないといけないと気付かされました。今年のお盆と秋の彼岸はお墓参りをして来ました。仏壇もほとんど手を合わせたことがなかったのですが、毎朝出勤前に手を合わせ、帰宅後も手を合わせられるようになりました。」

この方の家庭は、親が連れて行かなかっただけなのか、親も関心がないのかは定かではありませんが、私の話で気付いて頂き良かったと思います。

やはり、家庭環境で習慣化するかしないかが決まってきます。

親が子供をお墓参りに連れて行っていない、または、親自体もお墓参りにいっていなければ、お墓参りに行く習慣はついていないでしょう。

それの何が悪い?　と言われるかもしれないけれど、ちょっと寂しいですよね。

ご先祖という存在をどう捉えているのでしょうか?

自分の命は二人の両親から受け継いだもの、両親は祖父母から受け継いだもの、祖父母は曾祖父母から受け継いだもの･･･というように先祖代々受け継いだものです。

自分の命は、結婚して子供や孫に伝わっていくのです。

太古の時代から先祖から子孫に命が連続して伝わっています。

その命のリレーの中を今生きているのです。

先日申し上げた「中今を生きる」です。

つまりは、先祖・親から預かった命であり未来につないでいく命でもあるのです。

自分の命は、ある日湧いて出たものではなく、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、たくさんのご先祖樣が関わった命なのです。