コーヒーの香りはどこにでもありふれています。
コーヒーを置かない喫茶店は無いし、勤め人の休憩所でもコーヒーは定番で、レストランでコース料理を奮発すれば最後の締めはコーヒー。そんな感じで、自分も深く考えずにコーヒーと接していました。
まさか、そんな日常に疑問が落ちてくるとは思わず…。
* このブログは個人の体験を記載しています
「朝の一杯」が習慣の毎日
毎朝のコーヒーは普段の何気ない習慣で、ずっと欠かしたことがありません。
家には廉価版のコーヒーメーカーがあって、平日はマグカップなみなみのレギュラーコーヒー、日曜日はミルで挽いたコーヒーが休日のご褒美となります。退職して有休消化からの待機期間中は、午後遅くに熱いカフェオレを戴くこともありました。
朝のコーヒーと一緒に戴くのは大抵、蜂蜜入りのヨーグルトです。
ああ、でも、休暇中はあまり午前中の燃料がいらないから、コーヒーだけの日も多かったかな。
頭痛、悪心、だるさ。そうとは知らず、カフェイン絶ちからの再摂取を体験
そんな中、遠方在住の母が入院というハプニングが発生します。
飛行機で帰省し、あれこれ働いたり見舞ったり…。勝手知ったる実家ゆえ、寝泊まりや食事には困りませんでしたが、その一方で自分も帰省2日目あたりから体調不良に悩んでいました。
頭がずっと痛いなぁ…。
それに、胸がムカムカして気持ち悪い…。
常に何かに寄りかかり、独りになれば横になったり。
感染症の感じではないんだけど。
久々にマスク生活を再開して、酸素が不足したかな。
違う土地の空気が合わないんだろうか。いや、単なる緊張?
あー駄目だ。頭痛で物が考えられないのでちょっと寝る。
…という数日間を過ごした後、帰りの飛行機で飲み物サービスが出る時間になりました。
実家には父の死後、コーヒーがありませんでした。というか、戸棚でみつけたインスタントコーヒーには黴が生えていたので、処分してそのままです。
とても懐かしい気分で機内サービスのコーヒーを戴き、一休みして目的地で降りると…。
頭痛がスッキリ消えていることに気づきました。
いや、それはもうスッキリと。
もしや、これか?
そうかぁ。やっぱりコーヒーだったのかな。
そうだろうな。コーヒーって大事だなー。
いや、これ。
やばくね?
カフェインの禁断症状と合致していた
コーヒーにカフェインが含まれるのは周知の事実です。
そして、コーヒーをほぼ切らしたことのなかった人がここにいる。
では、今回の頭痛はカフェインの中断と関係あるのでしょうか?
今まで考えたこともなかった事象を初めて検索すると…
頭痛、関係あるらしい(汗)
ものすごく単純化するとこんな感じかと。
- カフェインは脳の血管を収縮させる
- 常用者がカフェインを切らすと、脳の血管が拡張する
→頭痛
なにそれ怖い。
この離脱症状は、カフェイン断ちから12~24時間後に始まり、1~2日後に最も酷くなったあと、症状はその後も1週間から長くて3週間続くと言われるようです。
一度の体験で決めるのは良くないけれど、これは充分想定しうると言えそうです。
とりあえず、量を減らすことから始めよう…。
コーヒーを飲めば症状が消える。簡単です。
でも、そのような依存症が形成されてしまっているというのは面白い話ではありません。
というか怖い。
依存症を解消したくなりました。
しかし、寝込むほど酷い頭痛を経験するとわかれば、仕事中にその症状を出すのは致命的です。なんてこった、もっと早く気づいていれば、休暇中になんとかできたかもしれないのに…。
カフェインを減らすなら急激にではなく、時期を選んで、段階を踏まなくてはいけないようです。
始動0日目の自分としては、目標はこんな感じでしょうか。
- 朝の一杯を、コーヒー半分量のカフェオレにしてみる
- 頭痛・倦怠感が出たら昼食時に少し補充可
- 週末の休みは昼の補充も控える
あとは、起き抜けの脱水時に即コーヒーというのも良くないらしいので、朝一番には白湯でも飲んどきます。うーむ。
本日もちょっと、だるい気はするな…。
さて、この先無事にカフェインは抜けるでしょうか。
体調に変化があれば、またブログに書くかもしれません。
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