何故かわからないが、最近ボクは幼少期のことを頻繁に思い出します。
幼稚園児だったころのこととか、その前とか。
それが終わると、小学生時代、中学生のときのことを思い出したりしています。

ボクは薄情なヤツであまり思い出を大事にしたり、友人たちと語り合ったりしないので、どんどん昔のことを忘れていってしまいます。
最近昔のことを思い出す理由は、幼少期のボクの問題と今のボクの抱えている問題とが同じだから、過去のことをよく思い出すのではないか、と思いつきました。

本当にボクは薄情なヤツです、いつも思い出すのも考えるのも自分のことだけ。
それがイイことなのか悪いことなのかはわからないけれども。



ボクは今ウツっぽいかあるいは鬱病なのですが、その原因の一つは当然、ボクのキャリア形成の失敗が半分くらい。
そしてもう一つの原因はホルモンバランス(テストステロンの低下)が原因なのではないか、とここ半年くらいの間思ってきました。

キャリア形成については解決策は簡単で、ただどこかに就職して仕事を始めてしまえばいいだけ。
ただ気に入る仕事を始めてしまえば解決します。

テストステロンが少なくなったからといってなぜウツになったのか?
それは、ボクの性格や志向が深くかかわっているのではないかと思いました。



ボクは思えば小さいころから他人に興味がない方で、思い出すのは好きだった女性のことばかり。
大切な友人のこと、友情のことなどはあまり考えないタイプでした。

初めて好きになった女性は、とてもきれいな母の友人で、ボクら親子と一緒にディズニーランドへ行ってくれた人でした。
ボクはあのときまだ幼稚園に行く前の年齢だったと思います。

幼稚園に行くと前の席に座っている女の子を好きになったり、従妹とキスしていたりそれ以上のことをしていたり、ムチャクチャなことをしていたように思います。
しかし、そのムチャクチャなガキも小学生に上がるまでには、きれいさっぱり品行方正な大人しい男の子に変身してしまいます。



母が矯正に成功したのか、自然にヤバい行動が収まったのかはわかりませんが、ボクはメチャクチャ大人しい、行儀のよい6歳児になりました。
本当に大人しかったのです、友達などいなかったのではないかというくらい。

誰かと特別仲が良いということがなく、クラスの中では不思議ちゃんだけど、嫌われてもいない素直な子という感じの立ち位置だったと思います。
学校が終わると、お家に帰ってぼーっとしているような子でした。

今とあまり変わらないですねw
今も本当にボーっとしている。

何事に対しても、特にヤル気があるわけでもなく、先生や親に逆らうわけでもない。
何も頑張らない、何の情熱もない、つまらない子でした。



それが中学校に入ってから激変します。
女性のことがものすごく気になるようになり、恋人を早く作りたいと願うようになります。
それまでも好きな女性はいましたが、この時ほど熱く求めるようなことはなかったと思います。

突然野心的になり、好きな子の気をひきたい一心で勉強やスポーツを頑張るようになりました。
他人から見ても、今までのようなボーっとした感じが薄れていったのではないかと思います。

しかし、意識が多少シャープになってきたこの頃でも、友人たち(男性)のことと、女性たちのことでは記憶の量も質も段違いです。
ボクには本当に友人と呼べる人がいたのでしょうか?疑問に思ってしまいます。
女性の友人たちに対しても、恋人候補的な感覚で接していたのかもしれません。



全くくだらないヤツだな、と思います。
まるでセックスだけが、ボクの行動の理由とか原点のようだと、改めて認識しました。