未確認生物のタマゴ鳥を特定するアプローチ手法⑤

2024/01/15

探してタマゴ鳥

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未確認生物(UMA: Unidentified Mysterious Animal)を特定するのは、科学的な手法と慎重な調査が必要です。

これまでのあらすじ

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未確認生物を特定するにあたって

未確認生物の特定は困難であり、科学的なプロセスや調査が重要です。報告された事例が新しい種であるか、あるいは既知の生物の変種や異常個体であるかを確認するために、慎重なアプローチが求められます。

特に友人が見たタマゴ鳥Aは伝聞であって、私が直接見たわけではありません。今後は手法に沿って調査を進めていきます。

以下は、未確認生物を特定するための手法やアプローチです。

未確認生物を特定するアプローチ手法

未確認生物を科学的に特定するためには、適切な手法と標準化されたプロトコルを採用することが重要です。正しい報告や検証が行われることで、情報が信頼性を持ちます。

(1)偽物や誤報を排除

偽物や誤報が混入する可能性があるため、注意深い検証が必要です。

現場・現実・現物の基本に沿って、時代背景から誇張、誤解などに気を付け、客観的なデータを元に、タマゴ鳥が都市伝説や噂の類ではなく、実際に存在する鳥であることを証明する

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⇒これまでの、タマゴ鳥調査のあらすじ③~④を参照願います

(2)観察と文献調査

未確認生物の目撃情報を集め、文献調査を行います。同様の報告や似たような生物の描写がないか確認します。

(3)目撃情報・スケッチ画の解析

提供されたスケッチ画を詳細に解析します。体の特徴、動き、環境との一貫性などを確認し、既知の生物との比較を行います。

(4)生息地の調査

目撃された場所の生態系や環境を詳細に調査します。地域の動植物相や気象条件などが未確認生物の存在に影響を与える可能性があります。

(5)生態学的な分析

目撃情報や痕跡(足跡、羽根、糞など)から、未確認生物の生態学的な特徴を分析します。

これにより、その生物の可能性がある範囲を狭めることができます。

(6)科学的なアプローチの促進

生物学的な証拠が得られた場合、未確認の生物が既知の生物と関連しているかどうかが確認します

(7)情報提供の協力

SNS等で情報を拡散し、情報提供を求める。その他一般の目撃情報や専門の生物学者や動物学者など専門知識を借りることが有益です。

未確認生物を特定するアプローチの補足

ここでは、調査検証活動の補足として同時進行する項目を挙げていきます

(1)タマゴ鳥の体の特徴を詳しく示したスケッチ画の作成

鳥の種類を特定するためには、まず鳥がどんな環境に生息しているかを知る必要があります。森林、湿地、都市部など、鳥の住みかは種によって違います。

その次に、鳥の外見に注目します。体の大きさ、形状、色、模様など、特に顔や羽毛の色、くちばしや足の形状などの鳥個々の特徴から範囲を絞っていくしかありません。

しかし、タマゴ鳥のように標本や物理的な証拠がなく、写真も存在しない未確認の生物に関しては、目撃証言とスケッチ画で判断するしかないのです。

タマゴ鳥A:友達が見た鉛筆画

タマゴ鳥B:私が頭部だけみた姿

タマゴ鳥C:私が至近距離からみた姿

タマゴ鳥A、Bは仕方がないとして、せめて私が至近距離で目視確認したタマゴ鳥Cだけでも、検証に信憑性を持たせるために、特徴を正確に表現しなければなりません。

スケッチ画のクオリティに関しては、これまでは小学生レベルでしたが、3Dペイントを使ってタマゴ鳥の詳細なスケッチを描き、さらにタマゴ鳥A~Cの相関図を作成しました。

Web技術の進歩に感謝しつつ、これからも技術向上を目指して、より精密なスケッチ画を描いていきます。

これがタマゴ鳥です

タマゴ鳥のサイズ一覧

(2)外部からの情報提供を受けて参考にする

・2023年度1月から、「探して タマゴ鳥」にコメント欄を設置しました。
・2023年9月からSNS(X)を始めて「探して タマゴ鳥」の紹介をしました。

2024年1月現在、2件のタマゴ鳥情報をいただきました。

ありがとうございます。今後の検証に役立てていきます。

ここでは、提供していただいた情報を紹介させていただきます。

1件目:シンガポールからのコメント

コメント欄に見たことも無い外国語が書かれていたので、最初はスパムメールか勧誘メールと勘違いしてしまいました。

お名前は文字が読めません。無記名でご了承ください。

以下、翻訳ソフトの訳です

やぁ! 元気かい?

俺もその鳥知ってるよ。ニワトリに決まってるさ

そんなことより、俺の友人にとっておきの情報教えてやるよ

まずは俺の「ニワトリファイト」のサイトを見てくれ!

・・・・・・以下略

翻訳して読んでくれていたことに感謝いたします。

前半は貴重な情報でしたが、後半で指定されたサイトを閲覧すると、コロシアムでニワトリ同士が戦っている映像が延々と流れて、勝つ方に賭けるギャンブルサイトに誘導されました。

実は、タマゴ鳥がニワトリの可能性は考えられます。故郷に調査で戻った時に、昔の友人からニワトリの可能性を示唆されました。以降の報告で明らかにしていきます。

探しタマゴ鳥は海外からの謎アクセスがあるのです。

探してタマゴ鳥 国別アクセス状況

シンガポールや東南アジア経由のアクセスが多い理由を調べてみると、アジアの怪鳥のキーワードで検索されていました。

元ネタは東南アジアのとある村で怪鳥(鳥人間?)が出現し、少女や村人が襲われたニュース関連のキーワード検索で引っ掛かっている様でした。

2件目:X(旧ツイッター)での情報提供

日光を愛する日光親善大使!

ふくらひよこ🔰🐣🌱@Blog≒Lifework(本業優先)様から情報をいただきました。

家族旅行で日光に行きたいです。

孔雀か鸞ではないかとの情報です。早速調べてみました。

世界遺産・日光東照宮では、鳳凰や霊長・鸞の彫刻をみることができます


日光東照宮

日光東照宮 霊長・鸞


タマゴ鳥と孔雀は色と形が似ており、どちらも鮮やかな鶏冠と緑色の羽を持っています。偶然ではない共通点を感じます。これらのコントラストを備える鳥は神秘的な魅力があり、人を惹きつける要素があるのでしょう。

タマゴ鳥は孔雀の種目、キジ目キジ科に属している鳥類の仲間に近い可能性がありますね。

今後の調査ではキジ目キジ科に注視します。

日光東照宮の鳳凰や霊長・鸞のモデルになった鳥は、ケツァールであると考えられています。

ケツァール

ケツァールは、中南米の熱帯雨林に生息するオオゴシキドリ科の鳥です。全長約40cmで、オスは緑色の羽毛に、長く伸びた鮮やかな緑色の尾羽が特徴です。この尾羽は、オスが求愛の際にメスに見せつけるために使います。

日光東照宮の霊長・鸞は、頭部に冠のような羽毛があり、尾羽は長く伸びています。これらの特徴は、ケツァールの特徴と共通しています。また、ケツァールは、不死の鳥とも言われており、その姿は吉兆とされています。

日光東照宮は、徳川家康を祀る神社です。家康は、天下統一を成し遂げた後、不老不死の仙人になることを夢見ていました。そのため、霊長鸞は、家康の不老不死への願いを象徴する鳥として、日光東照宮に飾られていると考えられています。

このような伝承や民話は貴重な情報源となります。

<人の記憶は外部の情報、環境、経験によって歪められます>

ケツァールを以前に見た人や、ケツァールが鳳凰や霊長鸞のモデルになったと知識のある人が、ケツァールを見た場合は実際の姿を描きます。

しかし、ケツァールを初めて見て、鳳凰や霊長鸞の彫刻や絵しか見たことが無い人は、ケツァールを歪めて鳳凰や霊長鸞の姿に似せて描く可能性があります。

正体が分からない場合、伝承や民話の文献調査をしていけば、ルーツとなった本物の鳥を探し出す手掛かりとなります。

次のお話は「観察と文献調査」です

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謎の未確認生物「タマゴ鳥」を探している理系サラリーマン奮闘記。オチは最後です

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