トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

冬のEVの走行可能距離問題

2023-01-13 19:47:46 | EV
EV車に乗り換えてから、初めての冬を迎えたわけですが・・
EV車は冬に弱い。これは確かにその通りの一面がありました。I-paceは、4WDで優れた雪上走行性能もありますので、
雪とかの心配はないのですが、やはり長距離走行は弱いのかな、と。(しかし私自身は冬の期間のドライブは、せいぜい往復200Kmくらいまで
なのでまったく問題なしですが。)
満充電時のI-PACEの航続距離は、WLTCモードで438kmですが、充電時刻が深夜帯で、関東では気温0度~5度位?だと満充電で370km~380kmですね。ですから、冬はカタログ値からは約1割ちょっとは落ちる感じです。
ですが、EVに関するネットの書き込みにはもっと極端な意見とかもあり、
「EVなんて冬にはエアコンのスイッチを入れたとたんバッテリー容量がたちまち半減」と言う書き込みをよく見かけます。
ああ、初代リーフあたりの性能の話がいまだに印象として飛び交っているんだろうな・・等と思ってましたら、
(↓ディスるわけではないですが、事実として)
トヨタが満を持して発売した、最新のトヨタbZ4Xがまさにそのような状態のようですね。
「知らないとヤバイ EVの実態 トヨタも認めた弱点」

この方、千葉の方で、動画の高速に向かう道すがらは私も知っている道ですが(笑)

走り出してすぐに、※公称487kmの航続距離が、273kmと言ったコメントと映像が写っております。

※487Kmとは?・・カタログではWLTCモード(国土交通省審査値)・・・4WD:559km[487km]

この場所では氷点下ではないはずです。それにバッテリーが70Kw台と比較的大きなバッテリーを積んでいるにも関わらず、
このカタログ値との差は酷い。
しかし、この動画タイトルの付け方は疑問で、EV車の実態は前述のとおり、欧州車などはここまで公称とのズレは酷くはなく、「車種による」が正解かと。
試しにジャガーIpaceでも撮影してみました。出発時の画像撮り忘れましたが、360km代後半だったと思います。
で、電力消費の多い夜間。気温3度。暖房全開で5分位走ったところで、359Kmまで減っていました。
 
 
しかし、さらに5分走行し、次の信号で調べてみると、思いの他減っていなく99% 359Kmのままです。
暖房ガンガン。音楽ガンガン。信号ある道で回生ブレーキ等効かせて走ると計算ロジック変わるのでしょうが、
結局、このまま高速に乗り神奈川方面に距離にして60km弱を走りましたが、ほぼ当初の走行可能距離どおり走行距離が300kmを切ることは
ありませんでした。
まぁ、動画ではないので証拠にはならないかもですが(笑)
欧州車のバッテリーマネジメントは一部の国産EV車ほど悪くはない、と言うご参考までに。
 
さて、トヨタのbZ4Xのとどめ動画が、この東京→青森間の充電レース映像。
トヨタbZ4X惨敗ですね。しかも一番安い、ヒョンデアイオニック5が
1位。アイオニック5は、私も試乗していますが、あれは確かにコスパ良いと素直に思いましたから、まぁ、そういう結果でしょうね。。

私個人の結論から言えば、日本人に絶大な影響を誇るトヨタさんはまだEVは発売すべきじゃなかったと・・。
もう少し、デザインも煮詰めて、最新のものを提供してほしかった。また性能も含めて満を持して発売してほしかった。
この車は「所有する」オーナーさんがいない車なので珍しくここまで書けます(笑)

まぁ、EV車に関しては、
ガソリン車と乗り比べて、独自デザインが多いEV車なのでデザインが気に入れば静粛性、加速性能やランニングコスト、利便性(自宅充電できる方)等、
EVの方が勝っている項目が多いのでしょうが・・

しかし、逆に万能では無い(特に長距離走行が苦手)のも事実です。
なによりEV乗りの私でさえ、日本も含めて〇〇年までに全車EV化!みたいな方針は疑問に思ってます。

しかし、ですよ。。世界的にはEV車市場は確実に拡大しているわけで、、
特に世界のトップメーカーのトヨタさんには、そろそろEVでも本気になってもらわないと。

世界に通用するEV車。いや、それどころか、起死回生の一発逆転EV車の発売を期待しております。



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