パスカがまだ赤ちゃん犬だった頃のお話です。
私はパスカに何か話しかけた方が良いのではと思っていました。
同じ家に暮らす同じ生き物としてコミュニケーションは大切だと思ったからです。
しかしながら私はこれまで動物を飼ったことがなく、何を話しかけて良いのやら全く分かりませんでした。
とりあえず、目の前にあるものを読み上げてパスカと共有することからはじめました。
すると目の前に蜘蛛が現れました。
蜘蛛は益虫なので、私の家の居住権が与えられています。
私は蜘蛛を指差しながら、「パスカ、蜘蛛だよ」と言いました。
パスカは蜘蛛に顔を近づけると、
ぱくっ
っと一飲みにしました。
私はどんびきでした。
パスカは笑顔で、
にしゃにしゃにしゃ
と蜘蛛を乳歯ですりつぶしています。
私は引き気味にグーグル先生に尋ねると、基本的に家の中に居る蜘蛛は大丈夫とお答えをいただきました。(念の為、その日のパスカの様子、次の日の便の状態を記録しました)
私はその日、パスカに対して微妙な表情しか作れなくなりました。
「大切なペットとどこでも一緒にいたいな」という飼い主の気持ちを商品に詰め込みました。 動物目線でも思案し、みんなで一緒に安心して居られるキャリーバックを作りました。 お散歩、動物病院、電車の中でも安全に移動するお手伝いをします。
パスカンパニーウェブサイト https://yukatopascompany.com