韓国人「中国も日本の福島原発の汚染水放流に、前例のないことだと警告しているぞ！」

日本政府が今春、福島原発の汚染水の放流が可視化している中、中国政府が1日、「日本は周辺国やその他の利害関係者、関連国際機関と十分に協議する前に許可なく汚染水を海に放流してはならない」と警告した。

中国外交部の毛寧報道官は1日の定例記者会見で関連質問が出ると、「中国は日本の福島原発汚染水処理問題に深い関心を傾けており、国際原子力機関（IAEA）とその技術実務グループがこの問題について検討評価することを支持する」と述べた。

続いて「原発事故で汚染された水を海に放流した前例がない」とし「日本側はこれに対する科学的、事実的根拠を十分に提示せず、汚染水放流計画の正当性、データの信頼性、浄化装置の有効性、環境影響に対する不確実性など国際社会の憂慮を解消できなかった」と批判した。

新華社通信は2日、昨年IAEA技術実務グループが発表した評価報告書によると、日本の原発汚染水海放流計画はIAEAの安全基準と一致しないことが分かったと報じた。

毛寧報道官は「中国は日本が様々な合理的な憂慮を直視し、科学的で開放的で透明で安全な方式で汚染水を処理し、厳格な監督を受けて海洋環境と健康を効果的に保護することを再度促す」とし、IAEAの許可なしに汚染水を海に放流してはならないと強調した。

これに先立ち、日本政府と東京電力は福島原発のある海岸から1キロ離れた海まで海底トンネルを貫通した後、多核種除去設備(ALPS)を通じて放射性物質を濾過した汚染水を今春か夏頃に放流すると発表している。

一方、海洋水産部は全国沿岸海域を対象に施行中の海洋放射能調査頂点を今年2月から昨年より7ヶ所追加するなど国内放射能監視体系を強化し、関連調査結果を透明に公開すると2日明らかにした。

引用元記事:https://is.gd/2wCtub