猫の避妊手術・去勢手術 (飼い主記録とおすすめ術後衣)

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避妊・去勢手術の必要性

猫の避妊・去勢手術の必要性についてはいろんな意見があることと思います。聞く限りだとこんな感じです。

  • 手術した方が長生きする
  • 手術してもしなくても寿命に関係ない
  • 手術すると太る
  • 手術すると甘える
  • 手術は自然ではないので反対
  • 手術するなんてかわいそう

個人的には避妊・去勢手術はかわいそうだと思っています。しかし飼い主である以上猫の幸せを願い全ての負い目を背負うので今回迎えた猫(るな)には避妊手術をしてもらう事にしました。理由は

  • メス特有の病気のリスクが下がるのであればあらかじめ対応しておきたい
  • メスの発情期の体力消耗をなくしてあげたい
  • 避妊手術で切る体力があり組織を切除しやすい時期にやっておきたい

という理由ですが、亡くした猫に避妊手術をやってあげられなかったからどうしてもやる方向に傾いてるのかもしれません。

避妊手術の時期

動物病院ではあらかじめ、生後6ヶ月頃に避妊手術を行うのがよいでしょうと言われていました。また最初の発情期を迎える前ともいわれており、ルナにもこの時期に避妊手術を行いました。

しかし避妊手術前日に発情の兆候が現れていました。術後に獣医師に切除した組織に発情の兆候である充血がみられました。と言われて獣医師に前日の様子を伝えておかなかった事を反省しました。

避妊手術の種類 (メス)

メスの避妊手術には二つの種類がある事を獣医師に教えてもらいました。

  • 卵巣摘出
  • 卵巣+子宮摘出

ただ単に避妊が目的であれば卵巣摘出のみで、婦人系の病気を念頭においているのであれば卵巣+子宮摘出が大きな方針らしいのですが、こちらの動物病院では卵巣+子宮摘出がほとんどらしいです。

避妊手術にかかるお金(メス)

診療明細書

結論から言うと6万円あれば足りました。明細はこんな感じです。

猫メス避妊手術診療費明細

内訳としては
避妊手術 3万円
血液検査 8千円
電解質検査 2千円
猫エイズ検査 4千円

血液検査・電解質検査・猫エイズ検査はやってもやらなくてもいいらしいのですが、避妊手術で前足に点滴のラインを確保するのでその時に血液をとって検査を同時に行えるのでタイミング的にお勧めしていただいたのでやってもらいました。

今後こちらの動物病院をかかりつけ医とさせていただくのでこのタイミングで血液検査結果を残しておくのがいいとも判断しました。電解質検査は猫におおい腎臓病の指標になるものだそうですこちらも履歴でのこしていただいたので今後参考にすることがあるかもしれませんね。

ペット保険は避妊・去勢手術対象外

ルナもペット保険加入していましたが、避妊・去勢手術による手術・入院は対象外でした。

おすすめ術後衣

術後衣装の配達記録画像

術後衣は必要になると考えたので買っておきました。前の子は動物病院でエリザベスカラーをことあるたびに着けていましたがどうしても後ろ足ではずしてました。今回の避妊手術では縫った箇所をさわってもらいたくなかったので術後衣を使う事にしました。

少し窮屈でかわいそうでしたが5日間着てくれました。本来は一週間は着てもらいたいと獣医師からは聞いていましたが自分から脱いじゃいました。脱ぐ頃には傷口を舐めたりはしなかったのであらためて着せたりはしませんでした。

購入される場合はこちらからどうぞ。注意点:メスの避妊手術のみ対応の術後衣です。オスの場合はエリザベスカラーになっちゃいますね。


スケジュール

  • 前日21時以降は絶食
  • 当日朝は水はok
  • 手術当日 午前10時に動物病院に猫をあずける
  • 術前検査や麻酔等の処置が行われる
  • 午後から手術
  • 15時に麻酔から覚める
  • 16時面会
  • 術後の獣医師からの説明
  • 一泊 動物病院
  • 午前9時に引き取り帰宅

さすがに日帰り手術とはいかず、動物病院で一泊しました。術後にも面会できるし説明も丁寧だったしいい獣医師さんで安心しました。

術前検査結果

血液検査結果

避妊手術に際して点滴のラインを入れるので同時に血液検査をしてもらいました。結果異常はありませんでしたが、かかりつけの動物病院に検査結果が履歴として残っていると今後の健康状態を比較するデータとなるので安心です。

FIV検査結果

猫エイズ、猫白血病ウィルスも共に陰性。よかったよかった

行って帰ってくるまで

いざ動物病院へ、飼い主が不安

飼い主も不安。ルナもわかってかなんだか不安げな様子。

手術直後麻酔さめたルナ元気なさげ弱々しい

術後の麻酔がさめてからしばらくしての面会。近づいたら「ふーーーー!」っと威嚇されました。そりゃ殺されるとおもったよね。でも自分がマスクを外して顔を近づけたら甘えた声に急に変わって「ニャァーニャァー」元気に鳴いてました。早く連れて帰ってもらいたかったのかな。後ろ髪を引かれる思いで待合室に戻りました。自宅から持って行った毛布も敷いててくれて動物病院の方々に感謝でした。

術後帰宅時のルナまだ不安げ

翌日朝9時にさっそくの引き取りお出迎え!!!早く帰ろう〜!!術後観察用のケージから診察室に連れて来られるとそそくさと移動ようのカバンに自分から入ってきました。うちの子かしこい!!。会計を済ませ化膿防止の抗生物質をもらってお家へ!!!!

帰宅後ホットカーペットへ

早速いつものヒーターへ!まだ痛いだろうけどしばらく我慢するんだよ。顔は少し怒ってるような気も・・・

帰宅後

帰宅後ピンクの術後衣

この術後衣、一番小さいサイズを購入したのですがそれで正解だったようです。傷口を舐めたり引っ掻いたりすることはありませんでした。買ってよかった商品ですがもう着ることもないでしょう。すっかり成長して大きくなって絶対に着ることができません。お下がりでよければお譲りしますコメントかTwitterにDMください。あとこれ着てる間はなぜだかめちゃくちゃ甘えてきました。ずっとぴったりくっついてきます。

傷口 四針

四針ぬった写真

お腹の切開跡は四針縫ってもらいました。ここから卵巣と子宮を摘出したそうです。抜糸は手術から10日後に行ってもらいました。ルナも軽く「シャァーー!」と威嚇はしましたがハサミでパチンパチンと糸を切ってもらって自分から移動用バッグに戻ってきました。まったく可愛過ぎます。

その後

とくに痛がったりすることもなく傷も癒えたのではないかと思っています。事前に言われていたように生殖器官に回る栄養が不要になったため太りやすくなるとの事で少し腰回りに貫禄がでてきたように思えます。飼い主としてはもう痛い思いさせたくありません。ずーっと元気でいてもらいたいと願っています。

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