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2022年05月24日

さっさと出世する方法9(自分なりの解決策を出してみよう)

「解決策をひねり出す」という姿勢が大事
さて、前回までで書いた「全体感を把握してボトルネックを把握」「そしてそれを上に伝えてみる」ができると、当然「よし、それはわかった。で、どう解決する?」となるのが自然の流れですよね。
多くの人は、プロジェクトのボトルネックがあったとしても、自分でそれを解決していくリーダーに指名されたりして自分で解決していかなければならなくなる状況に自ら入っていくことを恐れて、
「こうしたらいいんじゃないか?」←「じゃあお前がやれ」
となるリスクを見越して、手を挙げないのではないでしょうか。

しかしデキたボスであれば、解決策の案は複数ほしいし、次のリーダー候補も複数ほしいので、基本的には歓迎です。そして人は失敗しないと大きく成長しないので、やらせてみて失敗してもこうやってリカバリーすればいいやとひそかに思っています。ボス自身もたくさん挑戦してたくさん失敗して、そのたびに自分のボスに助けてもらいながら成長してきたはずですので、多少の失敗は想定の範囲内です。

むしろ、「難しいことにチャレンジしてみる」という意思をもった、将来のリーダー候補になっていくような部下は誰か?という目線で日々のプロジェクトマネジメントを行ってもいますので、難しくても経験が少なくても「解決策をひねり出そうとする姿勢」というものがそもそも大事です。

その解決策は有効か?
とはいえ、ひねり出した解決策がポンコツだとさすがにどうしもようもないですよね。
しかし最初からすんごい解決策がパッと出てくれば苦労しません。
ですので最初からすんごいのが出てくるとは思わず、まずはポンコツでもいいので解決策をひねり出してみることが大事です。そこから一歩踏み込んで考えて、少しはまともな解決策に進化させましょう。
そしてさらに一歩踏み込んで、良さそうな解決策にさらに進化させましょう。

すんごい解決策をひねりだすためには、まずはベースのアイディアが必要です。ベースのアイディアから踏み込んで具体的に考えていくとだんだんとまともな解決策になっていきますので、まずはポンコツでもいいので出すことです。

そしてこの繰り替えり繰り返しでしか、すんごい解決策、キレキレの解決策にはなっていきません。スポーツと同じで、仕事の出來もひたすらの修行ですね。
そして差がつくのは、「まずはチャレンジしてみる」という姿勢であり、その繰り返しでだんだんと頭角を現していくのです。これを積極的にめげずにやることが、「さっさと出世する」への唯一の近道だと思います。

しかしこれはなかなか言うは易し行うは難しです。失敗が続けばめげることもあるでしょう。そのためにどうモチベーションを保つのか?が人間ですので重要になってきます。
次回はその辺を書いてみます。




2022年05月23日

さっさと出世する方法8(全体感を上に伝えてみよう)

全体感を上に伝えてみよう
さて、前回記事で書いた「全体感」ですが、せっかく考えて作ったならぜひ先輩やボスに伝えてみましょう。

心の狭い人もしくは縦割り官僚的ヒエラルキー構造が染みついている人だと、「それはお前が考えることではない、出しゃばるな」ということを言われる可能性があるので、こういう人がボスの場合はすぐには出さずにタイミングが来るまでしまっておきましょう。

頭角を現していく足掛かりを作りましょう
心の広い人もしくはフラットな組織構造が好きな人であれば、「おおよしよし、ちょっと見せてみ」となりますので、無邪気にディスカッションしてみましょう。
これがちょっとでも刺さった場合、頭角を現していく足掛かりを作ることができます。

頭角を現すために、要は「上の方にいかに引っ張り上げてもらえるか?」が重要になります。
昔は胡麻をするとか太鼓持ちをするとかといったやり方もあったかもしれませんが、人口減少社会に入り、マーケットが自動的には伸びていかないので、「お金を上から配る人」ではなく「価値を生み出せる人」が重要になっていきます。

その第一歩が「全体感を把握する」だと思います。把握ができると、そのうちどこがボトルネックなのかがわかります。そこには解決策が必要で、そのボトルネックを気合と根性で解決しているうちは付加価値は出てきません。
が、そのボトルネックを何かしら素敵なソリューションで解決しだすと、「お、この人はすごいかもしれない」となれば頭角を現す第二歩目になります。

次回以降、これについて書いていきます。





2022年05月21日

さっさと出世する方法7(全体感を把握しよう)

全体としてなにがどうなっているのか、考えてみましょう
新入社員や若手のうちは、その部署のオペレーションや新規獲得もしくは社内横断的に始まったプロジェクトなど、仕事の全体像をイメージすることはなかなかありません。しかし全体像が早くから把握できると、いろいろといいことがあります。

この仕事はなぜ始まっているのか?
全体としてどういうスケジュール感で、なにを目標として進んでいるのか?
自分のパーツ以外に、全部でどんなパーツがあるのか?
他のパーツをやっている人々の顔触れは?
それぞれのパーツはどんな優先順位で、どれが終われば次に進めるのか?
ボトルネックはどこか?
そのボトルネックを解決するためのリスクヘッジ策や秘策はあるのか?
そしていまの進捗は全体としてはどうなのか?

2つ上の目線で働き、全体感を持とう
昨日の記事で書いた「2つ上の目線で働く」がここできいてきます。
パーツの責任者ではなく、プロジェクト全体の責任者の目線で考えてみましょう。
どれかのパーツだけがうまくいっても、全体がうまく進捗しないとプロジェクトは失敗ですので。

しかし、まだ若いうちから全体を把握するというのは難しいものです。
とはいえ当たっていても当たっていなくてもよいので、全体を把握する努力をすることはおススメです。
そして単にそう務めるというよりは、有効で効率的でわかりやすいやり方として、1枚の絵に落としてみましょう。

最初は紙に落書きとかホワイトボードに書き出すでもよいので、自分の理解を書き出して、一人でじーっと見つめてみましょう。
そうすると、なるほど、今の自分のパーツはここで、他とはこういう関係になっていて、2つ上のプロジェクト責任者としてはこの辺がボトルネックなんだろうな…ということがわかります。
そしてその責任者となにかのときにその自分で考えたボトルネックについて話してみましょう。

当たっていればほめられて、ひそかに右腕に置いてくれるかもしれません。
当たっていなくても別に怒られることはなく(聞き方が素直で素朴であれば)、
「おお、なんか2つくらい下に優秀なやつがいるな」と認識してもらえるだけですので、デメリットはありません。1つ上の上司が「勝手に俺を飛び越えやがって」と思うかもしれませんが、まぁそれくらいです。そうならない言い方やタイミングを選べばよいだけですしね。

この繰り返しで全体感を把握する能力を上げることができます。
PMPとかプロジェクトマネージャという資格を勉強すれば、こうした全体感把握のコツが身につくかもしれませんが、資格云々ではなく、目線を上げてマネジメントの感覚を身につけることが、さっさと出世するコツの一つだと思います。

レビュー論文に似ている
博士課程まで行っている人は、けっこうこれが得意な気がしますし、やればできる目線の高さを持っていると思います。
とある学問分野や研究は、いま全体としてどうなっているのか?
この研究はどこまで進んでいて、何で止まっているのか?
どんな背景目的でやっていて、どういうデータを使い、どういう計算・分析をして、どんな結論を得ようとしているのか?そうした個別のパーツ1つ1つはうまくワークしているのか?

こうしたことを考える訓練の繰り返しが、全体感を把握してマネジメントを上達させるポイントだと思います。




2022年05月20日

さっさと出世する方法6(2つ上の目線で働く)

視野を高く広く持とう
あなたが係員や係長クラスであれば、課長代理や課長になったつもりで働いてみましょう。
1つうえの目線で働こうというのはよく言われるかもしれませんが、2つ上のほうがよいと思います。
たった1つ上だと、自分より2,3年経験が上なだけであり、けっこう判断を間違えます。そしてプロジェクトの責任者ではなくパーツの責任者のつもりで働いても、結局プロジェクト全体がとん挫すれば意味がありません。

たくさん練習しよう
やはりプロジェクト責任者のつもりで働いてみることで、仕事の全体感がどうなっているのかを強制的に考えることができます。
とはいえ、実際にはプロジェクト責任者なわけではないので、自分がこうだと思っても実際はそうはならないことがほとんどだと思います。
しかし、それが当たったか外れたかはどうでもいいのです。
当たるように考えて、外れたときはなぜ外れたのかを考えて、当たった時は喜んで成功体験として蓄積しましょう。
2つ上の目線で働こうというのは、「プロジェクト責任者の目線で仕事をする」ことの練習です。

たまにはプロジェクト責任者に言ってみよう
「こうしたらいいんじゃないでしょうか?」
「全体進捗を考えると、このパーツはいつまでに終えるべきだと思うんですが…」
「他のパーツとの整合を考えると、このパーツはこうすべきではないでしょうか?」
2つ上の目線で考えると、自分のパーツ以外のことを考えることができます。

2つ上の人からみると、「全体のことを考えて仕事をしてくれている有難いやつ」という印象になります。
なぜ有難いかというと、2つ上の人はきっとほかにもプロジェクトを回していて、1つ1つのプロジェクトの管理負担が下がることは大変助かることであり、そして「いい人材が育っているな」という人材育成の観点からも目をつけてもらえます。

出世≒マネジメントやリーダーシップ
そもそも上の人の役割というのは、その部門をどう回していくか?そのプロジェクトをどう回していくか?どうやってそのビジネスを成長させるか?
という、マネジメントやリーダーシップです。
パーツだけでなく、マネジメントとリーダーシップができるようになることが、さっさと出世することへの近道です。
自分のパーツを決しておろそかにしてはいけませんが、自分のパーツはさっさと片づけて、マネジメントやリーダーシップのことを考えてみましょう。

そうはいってもそんなに上のことを地アタマで考えるのは難しいという人は、PMPやプロジェクトマネージャなど、マネジメント系の資格をさらってみるのもいいかもですね。



2022年05月18日

さっさと出世する方法5(作業効率を上げてアウトプットを量産する)

作業効率を上げましょう
効率を上げるというのは、スピードを上げた次の段階の話ですね。一番イメージしやすい簡単なのは並行作業です。

例えば、社内でも社外でも、大事な会議があったら議事録をたいていは作りますよね。会議が終わってから録音をメモに起こしてドラフトして、上司に見てもらって最終化するということがよく行われます。

これをもっと効率を上げるとすると、逐語録は要らない調整をしておいたうえで、録音は取らず、しっかり会議に集中して要点を把握し、終わってから2,3時間以内にはドラフトを起こしてしまいましょう。鉄は熱いうちに打てです。録音していると、あとで聞けばいいやとなって意外と会議を聞いてなかったりします。これはしっかり会議に参加したほうが断然理解も進んで効率もよいです。

さらに、会議中に並行して議事録を作ってしまいましょう。
なんなら、会議が始まる前からもう議事録を埋め始めてしまい、会議が終わったらもうだいたい議事録ができているとさらに良いです。

アウトプットを量産しましょう
並行作業で上げた効率を有効活用して、空いた時間で別のアウトプットを作りましょう。
次の会議資料や、WBSの更新、全体を把握しやすくするためのパワポ、仕事の教訓のまとめなど。

アウトプットを量産することは最初のうちはとても大事です。
効率よく程よい結論にたどり着くためには、アウトプットを量産して自分のアウトプットの品質を上げる必要があります。
また、やはりアウトプットは一定量は誰かが作らなければならないため、手が速く動いて量産できる人は頼りにされます。

そして作りまくって頼りにされまくっていると、いろんなプロジェクトにどんどん参加できるようになり、中心となるアウトプットを作ってくれる人のところに情報と信頼が集まってきて、それを説明させられ、説明を繰り返しているうちにリーダーシップを取る機会も増えてきます。そしてそのリーダーシップでプロジェクトの結果もついてくるようになれば、またその実績が積み重なって、次々と「あいつにやらせてみよう」になります。

こうして「リーダー的ポジション」を獲得していき、頭角を現していき、役職もついてくる、これが「さっさと出世する」です。




2022年05月16日

博士の就職活動を少し有利に。エージェントを活用しよう

新卒なのに転職エージェントってアリなの?
はい、それはたしかにそうですよね。しかし博士課程の学生さんは違います。
前の記事で書いたように、その研究力を駆使して、フリーランスのコンサルバイトをしていたり、スタートアップで副業していたり、証券会社やコンサル会社なんかでバイトというかインターンというか「なんかもうこいつ社員じゃないのか?」まではいかなくてもそれくらい働きながら研究していたりすると、少し社会というものに参加している気分が味わえます。

その状態は半分社会参加している状態であり、自分の専門性で人と競争して仕事を取り、付加価値を生み出している状態ですので、これをもってして転職エージェントに相談することができます。
いまは超売り手市場ですし、エージェントも経験豊富な方にうまく当たれば、手持ちネタがどんどん蒸発するエージェントにとっては有難い人材になります。
エージェントとしては、「ちょっと変わった人材ですけどどうですか?」と企業に紹介できるようになりますので。

なので、博士課程の学生で、かつ普通のバイトではない、仕事に近いバイトや副業、インターンをしていると、エージェントに相談することはアリです。

エージェントの紹介先も大手企業ばかりではない
いまは本当にエージェントも多種多様で、募集側の企業も多種多様です。
新卒、第二新卒、博士専門のエージェントもありますし、募集側も大企業からスタートアップまで様々です。インターネットのおかげか、独立する人が増えたおかげか、それとも少子化のせいなのか。日本経済が縮小局面に入っているというのに人材ビジネスはレッドオーシャンです。

ですので、博士に落ちたからといって全然悩む必要はありません(いや、悩むでしょうけど)。就職先という意味ではです。エージェントもフル活用して、まずはどこかの正社員に入りましょう!(ブラック企業以外で。できれば最初は名の知れた大きなところか、スタートアップか、外資系か、あとにつながりやすいところがいいですね!)




2022年05月15日

博士の就職活動を少し有利に。仕事に近いバイトをしよう

中途採用ルートで行こう
博士課程の人は、26歳職歴なしになってしまいます。新卒採用する人事担当者が見慣れているのは、大学3年生21歳職歴なしのひとですね。この5歳差の違和感は、採用する側からみると大きいです。この人この5年間なにしてたんだろうか?と。
多くの人事担当者は、21歳大学三年生の時に就職活動をして就職しているため、単純に、博士の人がやってきたときに、そのすごさを理解ができないのです。

人事部に就職する人々は、そもそも多くの人々が商学部や経済学部、人文学部など文系の学部出身の人々です。そこに理系博士課程の人がやってきても、最初からかみ合わないのは致し方ありません。
なので、違うルートで応募したほうが良いと思います。
新卒一括採用に混じるのはうまい手とは言えず、中途採用ルートでいきましょう。

博士の就職活動を少し有利に。仕事に近いバイトをしよう
中途採用ルートは、多くの会社は通年で採用しています。
「優秀な人」というのは常に不足していますので、「いい人」がいれば常にほしいです。
しかしながらそういう人はしょっちゅう来るわけではないので、常に窓口がオープンしているわけではありません。というか窓口は「来たら開ける」感じです。
なので、ちょっと「面白い人材」として会社の採用窓口に連絡してみることがまずは重要です。

その際、「全くの職歴なし」でいくと、さすがに検討材料にはなり得ませんので、何かしらの職歴は積んでおきましょう。
それが仕事に近いバイトです。

博士課程在学中に、
・スタートアップで副業していた、ちょっと起業してみた
・インターンというよりは長期のバイトというか、リサーチ能力なんかを生かしてむしろ半分働いていた
・プログラミングなどのスキルを活かして、個人的に稼いでいた
・トレーディングでめっちゃ稼いだ
などなど、家庭教師とか飲食店バイトとかではなく、将来のキャリアに近そうな、ビジネスに近そうな経験を積んでおくと、人事部の人はこうした人の履歴書が来た際に、
「おお、なんかすごそうな人が来たけど、これは自分では判断できない…よし、いつもこういう尖がった人材をさばいてくれる〇〇さんに相談しよう」
となります。

そして、
・経験豊富な人事部長(ほんといろんな人の対応してますので、柔らかく対応してくれますし、ときには人生相談に乗ってくれたりする)
・新規事業開発系の現場社員(常に面白い人材を求めているので、柔らかい相談も得意)
・社内で「柔らか案件と言えばあの人」的な面白い人(博士号持ってたり、尖がった人材としての先駆者)
につながります。

こうした人につながればしめたもんです。
一度わかれば、あとはどうにかなります。そして面白い人つながりでどうにかうまくわかっていきましょう。 



2022年05月14日

さっさと出世する方法4(プログラミングはできたほうがいい)

なんでもいいのでプログラミングはできるようになっておこう
いまはDX祭りの状態ですが、その前はAI、その前はRPA、その前はなんでしたっけ…
呼び方は時代とともに変われど、ITスキルは重要です。そしてどの言語でもいいので、「プログラミングができる人」になっておきましょう。
言語問わず、プログラムを作って動かす、という感覚があるとないとでは、基礎的な理解力が違ってきます。

いまはシステム会社勤務でなくとも、SE職でなくとも、基礎的な教養の一つとしてプログラミングが求められる時代ですので、簿記とか英語とかと一緒です。
バイオで例えると、ペプチド合成とか組み替えとか、外注したらやってくれる会社はありますが、ちょっとくらい自分でできないと、なにがどういう原理で動いていてというのが実感としてわからないですよね。


できると業務効率化にもなる
ものすごいシステムを開発する必要はないものの、
「この操作毎回めんどくさいから、マクロ作ってラクしよう」
ができると、業務効率がその積み重ねで大幅に向上します。

世の中にはいろんな書類のフォーマットがあり、昔々作ったものが秘伝のタレのように引き継がれて、それを印刷に印刷を重ねて薄くなっていたり、集計するには向かない形のフォーマットになっていたりすることがよくあります。
そうしたものは、面倒なので多くの人々はそのまま使って、自分の任期の期間だけ我慢しながら使います。
「これだれかマクロとかでサクッと集計できるようにしてくんないかな…自動で印刷とか集計法とか出てきたらいいのに…なんでこのご時世に手集計しなきゃないんだ?」

プログラミングが基礎スキルとして定着してくれば、こうしたものは段々と減っていき、みんなが家に早く帰れる素敵な世界に近づいていくかもしれませんね。




2022年05月13日

さっさと出世する方法3(基礎的な資格で勉強する)

社会人の基礎を身につけよう
博士課程までいた人は、研究に関しては一般的な社会人を凌駕するリサーチ能力・整理能力・分析能力・ドキュメンテーション能力などを有しています。これは簡単には負けません。得意としていいところだと思います。

が、27歳までずっと研究室に閉じこもって実験ばかりやっていた人にとっては、卒業して1か月後とかに
・クライアントとミーティングをセットする
・契約書を締結する
・知的財産権について整理する
・財務諸表を読む
って、けっこうやることが変わりすぎて正直「なにそれおいしいの?」状態ではないでしょうか。

上記以外にも、メールの文章を書くとか、電話で取り次ぐとか、名刺交換するとか、社内手続きするとか、敬語を正しく使うとか、どっちが上座で下座なのかとか、社会人のマナー的なところでもけっこうとまどうと思います。


資格で勉強すると基礎的知見が効率的にしっかり身につく
例えば簿記三級。世間では1週間で取れるとかいいますが、そして実際1週間で取れると思いますが、1週間で簿記三級を取ることが大事なのではないですね。この1週間を通じて、仕分け、貸方借方、BS、PL、CFなどを理解することが重要ですよね。基本のキというやつです。
他のも同様で、知財管理技能検定3級、ビジネス実務法務検定3級、秘書検定、ITパスポートなど、ビジネスマンとして基本的に理解していたい基礎的な知見(しかしなくても仕事は覚えられるので、多くの人はけっこうおろそかにしている)、を早いうちに身につけておくのが良いと思います。

こうした基礎的な知見がしっかり身についていると、実務で差が出ます。
・契約書の要点を理解して一発で通せる人と、何度もやり直しを食らって迷惑をかける人
・数字からさっと要点を拾ってスムーズに的を絞れる人か、根拠なく作業を始める人
・PCでトラブったときにすぐに直せるか周りに聞けるか、PC対応でずっと時間をつぶすか
などなど、仕事の要所要所(もしくはたいしたことないが時間がかかるところ)で、スムーズにできるかどうかで差がついてきます。

これを、たくさん失敗しながら学ぶという考えもあるかもしれませんが、単純に知っていればショートカットできることだらけですので、意味のないところで無駄に失敗して時間をつぶし、先輩から「こいつは基本的なことがなってないんだな…」と残念がられるのは本当にもったいないです。
それよりも、へんなところではつまずかずに、本質的なことにチャレンジして仕事で盛大に失敗したほうが「まぁ今回はダメだったけどナイストライ!」と評価されます。

実験で言うと、試薬の調整や機械のチューニング、実験器具のクリーニングがしっかりできるので、きれいなデータが出るのと似ているかもしれませんね。
バイオで言うと、あの人が調整したプラスミドで組み替えするとライゲーション効率がすごい高い、あの人の電気泳動の写真すごいきれい、あの人がMSやるとケラチン全然でない、という感じでしょうか。例えがマニアックですね笑




2022年05月12日

さっさと出世する方法2(物理的に仕事スピードを上げる)

最初は誰しもスピードしか武器がない
新卒で入ってきが社員が、なにか先輩から指示を受けて作業をして、成果物を作ったとき、その新卒的には頑張って100点の成果物を出したつもりでも、先輩からみたら良くて70点くらいだと思います。
その70点のものを仕上げるのに1週間かかったとすると、先輩からみると、「一週間かかってこれか…3日くらいで出してほしかったな」となります。これは毎年どこの会社でもきっと何十年にもわたって繰り返されている光景でしょう。

まぁそんなもんだということでもいいのですが、博士から新卒で入った人はそんな悠長なことを言ってられる余裕はありません。さっさと3日で120点のものを仕上げて「できるやつ」扱いされましょう。
経験がほぼない新卒の武器は、「速さ」くらいしかなく、「あいつは粗削りだが速い」と言われるようになりましょう。

「仕事が速い」を物理的に分解
仕事が速い(早いではなく)、単純に物理的に「スピードが速い」として考えると、仕事に使う器官別に考えると、このように分解できるかと。
1.PC:PCの処理速度をできるだけ上げる
2.手:手元の操作を早くする
3.目:迷う時間を減らす
4.頭:頭の整理を早くする
5.口と耳:コミュニケーションを円滑にする

1.PCの処理速度をできるだけ上げる
会社貸与のPCだとできることに限界があるかもしれませんが、
・裏で動いている不要はプログラムを止める
・不要なアプリを削除する
・おしゃれな画面をクラシックにする
・不要なファイルを消しまくる
などなど、できることはけっこうあります。そもそものマシンの性能を上げておきましょう。

2.手:手元の操作を早くする
これはけっこう大きいです。マウスを使うと3秒かかるものが、ショートカットだと0.5秒くらいで済みます。仕事は最初のうちは作業の積み重ねなので、この2.5秒の差を1日分積み上げると、数時間の差が出ます。
・タイピング速度を可能な限り上げ、かつ誤植がないように正確に
・マウスを使わず、ショートカットを覚えまくる
・目で追わなくても操作できる範囲を増やす
・可能であればキーボードを取り替えてタイピングしやすいものにする
などなど、いろいろできることはありそうです。

3.目:迷う時間を減らす
これも大事です。人は人生で何千時間も探し物に時間を当てているといいますしね。「あれどこにあったっけ?うーん、見つからない…」を減らしましょう。
・普段からデスクトップやファイル構造をきれいにしておく
・一目でわかるファイル名のつけ方にする
・どこになにがあるのかわかりやすくしておく、整理整頓
・疲れて目がしょぼしょぼして辛くならないように、早寝早起きしましょう

4.頭:頭の整理を早くする
これはちょっとコンサルチックなノウハウかもしれません。とくにフレームワークとかはそうですね。たまにフレームワークを覚えることを優先してかっこよく整理することに主眼のある人がいますが、現実はそう簡単に整理できるものではないので、あくまで考えるとっかかりですね。
・フレームワークをたくさん覚えて、考え始めるとっかかりをたくさん持っておく
・タスクを整理するコツを覚える
・余計なものはどこかにメモって頭からだして、頭の容量をあけておく
・健康をキープし、常にクリアなアタマをキープする

5.口と耳:コミュニケーションを円滑にする
これは単に早口でいけということではなく、
・相手の話をよく聞き、真のニーズがどこにあるのかしっかり把握し、
・不明点はしっかり確認し、
・こういう理解であっているかを再度すり合わせ、
・作業したら成果物を送るだけではなくあわせて口頭でしっかり説明してまた調整する
ということですね。

以上、物理的に仕事スピードを上げるノウハウでした。
成果物を短時間で量産できると頼りにされます!



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