副業特化型ブログ【旅行記】ジャンルで収益化は可能か?事例付きで詳しく説明

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最近は密を避けるためにキャンプや車中泊にシフト気味ですが、ツーリングやひとり旅が好きです。
週末2泊3日程度なので旅というには大げさですが、非日常を経験して良いリフレッシュとなります。

この記事をご覧になった読者さんも旅行ブログを書きたいと思っていると思います。
なぜ旅行に行くのか?
「新たな発見に感動を覚え、それを情報として発信したいから」でしょうか?

この記事では、旅行記をテーマにしたブログで収益化は可能か?その方法は?
について考察していきます。

目次

旅行記で収益化は可能だが更新頻度に難あり?

結論から言うと

旅行記ジャンルは収益化可能

です。

収益を出すジャンルの条件

一番大きい条件は検索ボリュームの大きさです。検索ボリュームが低いと、
どんなに上質な記事を書いても、そもそもの集客力が望めません。

次にニッチ(隙間)なキーワードで検索上位になれるかどうかです。
所謂ロングテールキーワードで記事が書けるかどうかが焦点となります。
検索ボリューム1,000以下をニッチなキーワードと定義します。

最後は継続して安定した集客力が生み出せるかどうかです。
流行り廃りのないジャンルを選ぶことで安定した収益が望めます。

それでは旅行記ジャンルを条件に当てはめるとどうでしょう?

要素評価
検索ボリューム
ニッチキーワード
安定性

評価はKeyword SurferとGoogleオートコンプリートを使用し、
検索したキーワードの上位サイトの記事公開日と月間トラフィックを基準にしています。
また、検索上位サイトを閲覧してどのような広告を利用しているのかを確認しています。

Keyword Surferは以下で説明しています。

参考:ブログ作成に役立つChromeの拡張機能おすすめ3選

検索ボリューム

キーワード検索ボリュームGoogle検索サイト数
1位旅行110,000約 2,280,000,000 件 
2位海外旅行60,500約 321,000,000 件 
3位温泉旅行40,500約 187,000,000 件 

旅行の検索ボリュームは110,000とそれなりに大きいキーワードとなります。
「〇〇旅行」というキーワードで99,999~10,000の検索ボリュームとなります。

検索上位は[JTB」や「楽天トラベル」などの旅行代理店で埋まっているため、
ビッグワードを狙って検索上位に上がることは厳しいです。

ニッチキーワード

旅行というキーワードはビッグキーワードです。
旅行を起点としたキーワードで検索ボリューム1,000以下を狙うと以下のようになります。

例)
・旅行 カップル 4月
・旅行 温泉 ひとり旅

旅行というキーワードを外した場合は以下がニッチキーワードになります。

例)
・熱海 露天風呂付き客室 家族
・北海道 ツーリング ルート

検索ボリューム1,000以下を狙っても検索上位は旅行代理店が多い傾向にあります。
検索上位にあがるためのキーワードを少し考える必要がありそうです。

安定性

コロナ禍の長期化に伴い、旅行会社の倒産・廃業が増えています。
特に海外旅行を対象とした企業が大打撃を受けている状況です。

JTBのニュース外部リンク2022年(1月~12月)の旅行動向見通しでは今年は前年比97%増としていますが、あくまで希望的観測の域を出ておらず結局コロナ禍に左右される状況です。

ツアーから少人数旅行への転換や密を避けるというようにスタイルが変わってきただけで、旅行というジャンル自体は「海外旅行」を除けば安定しています。

海外旅行をテーマにした旅行記は、そもそも海外旅行記を書くネタの捻出が厳しい状況です。

旅行記ジャンルで収益を得る方法の考察

収益を得る手段

旅行記ジャンルはGoogleアドセンス物販での収益が可能です。
旅行に持っていくおすすめグッズや旅先で見つけた食べ物の取り寄せなどがあります。

また、旅行関係のアフィリエイトも多数あります。
旅行記ジャンルとしては王道ですが、JALのJ-TRIP1JRなどの旅行会社関係が有名です。

ASPで有名なのは「A8.net 」です。ブログを作成する際に一緒に登録しておくとスムーズです。

ペルソナ(ターゲット)を明確にする

旅行記というジャンルはビックキーワードです。ターゲットを絞らずにコンテンツを作成しても検索上位になることは難しいです。検索上位にあがるためには検索ボリュームの小さいキーワードで記事を作成する必要があるので、ターゲットの設定は重要となります。

しかし、ペルソナを詳細に設定する必要があるかどうかは疑問があります。
ひとり旅なのか否か。移動手段は?予算は?旅行の目的は?といった程度でしょうか。

なぜなら旅行記は体験談を元にコンテンツを作成することが多いからです。
家族で旅行に行った記事を書く場合は、家族旅行をしたい人向けの記事にしたほうがE-A-Tの概念においても有効です。逆に「ふられたばかりで傷心旅行に一人で行きたい」といったペルソナを設定してしまった場合、信憑性の薄い記事になってしまいます。

参考:ブログに対するペルソナの必要性!どこまで具体的に想定する必要がある?

サイト構成

旅行記のメインコンテンツは当たり前のようですが旅行記事となります。

記事を内部リンクでつなぐ

記事構成は上の図のように検索ボリュームの小さなキーワードを狙って記事を作成して、それをまとめ記事でブログカードなどを活用して相互に内部リンクを設定する方法が有効です。
また、1回の旅行を1つのタグでまとめることも同様に有効となります。

なぜなら、読者の検索意図に沿った有益な情報を提供し、さらに読者に興味を持ってもらい回遊してもらえる可能性が高いからです。


逆に記事作成で注意しなければならないことはアリバイ日記のようにしないことです。
1つの記事の中に全ての内容を詰め込んでしまう傾向にあるため、読者の検索意図を無視した形になってしまう可能性が高くなります。

タイトル 「2020年4月の京都旅行-2日目」

今日の朝食はビュッフェ形式。〇〇ホテルの一番の売りで美味しい料理がたくさん。
ホテルを出発して、まずは京都タワーに向かいます。地上約100mにある展望台から見える景色は最高です。ここには温泉もあるらしいので、夜にもう一度来ようと思います。

次に清水寺に向かいます。清水寺は…

このような記事の場合、「京都タワー、展望台」で検索した読者にとっては〇〇ホテルや清水寺の情報は不要なので、読者の検索意図に沿わない=有益ではない記事になってしまいます。

改善案
・「2020年4月の京都旅行」→まとめ記事
・「〇〇ホテルはビュッフェ形式の朝食がおすすめ」→記事①
・「京都タワーの楽しみ方を徹底紹介」→記事②
・「清水寺の見どころ10選」→記事③

このように記事を分けることで「京都タワー、展望台」で検索した読者は意図した情報を得れる可能性があがるし、「京都タワー」に興味が出れば回遊してくれるといことになります。

参考:良質なコンテンツ(記事)を作る手順を5つのステップで解説

まとめ:日記ブログにならないように注意する必要あり

いかがでしたか?
旅行記ジャンルで収益化は可能かという記事でした。
ブログ運営のジャンル選びの参考になれば幸いです。

旅行記ブログは日記ブログのようにたくさんのキーワードを詰め込み気味になりがちです。
上手にキーワードを選び出して、1回の旅行で複数の記事を作成してまとめることでコンテンツを充実させていきましょう。私は時間的にも懐事情的にも年に何回も旅行に行けないので、1回の旅行で記事を複数回に分けるという手法は妙手と感じます。

それでは楽しい副収入ブログLIFEを。

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