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手直しの春。 ~ SW-MOTECHの続き ~<CBR600RRカスタム6>

 皆様こんにちは~。
世間様同様に年度末でばたばたと暮らしておりましたらば、
気が付くともう前回の更新から2か月が過ぎようとしております。

 不思議且つありがたいことに、
時折知人経由で「あいつのblog更新されたんだってな」と耳に入ったりすると
『書かねば・・・!』などと思うのですがなかなか筆が続かず。
つい先日も大切なお友達から「たまに見てるよ~」といわれついに放置も限界となりました^^;
ということでこの土日にのんびりやっていた手直し作業などを本日は書いてみようと思います。


 さて。まずはこちらから。
先日買ったばかりの SW-MOTECH PRO DAYPACK を所定のタンクバッグとして取り付けた状態で何度か近場で使ってみたのですが、
概ね狙い通りではあるものの 『やはり少し容量が少ないな・・』 と感じました。
そこで容量の大きいモデルを考えたものの、CBR600RRのタンクへの設置ではどう考えてもこのDAYPACK(5-8L)より大容量は無理。

 デザインも着脱性も理想なんですけれどね~
それと容量面での不足についてはこのバッグの中の構造に因る部分だけは想定外。
(取り扱いのNAP'S足立店でも在庫がなく、モノを見られない状態で買ったので事前に判らないのは仕方のないことでした)

 一番のポイントである ”固定ベース” の占める容積がやけにでかいのです。
このネジで止まっている部分は基部から盛り上がった ”箱のふた状の硬い構造物” なのですが、
PRO DAYPACKの底をほぼ占有しており下端面から30mm程度底上げされそのぶん容量が損なわれています。

 尚、この部分は例の馬蹄型のベースと対になる受け部分が大きくスライド出来る構造になっています。

 


 実際の容量の感覚については、
一応はバッテリグリップなしの一眼レフとブレーキロックやスロットルアシスト、
小物類に財布とスマホはなんとか全て入りますがほんとうにそれだけ。
不足となった場合には容量を5Lから8Lに拡張すればいいのですが、
ただでさえギリギリのタンク上の取り付けでは拡張したらそれこそ運転どころじゃなくなるというわけで(笑)
そこで一計を案じてみました。


 考えること暫し。ふむふむ。おっこれでいいこう!!と決まればあとはやるだけです♪
まず最初に用意するのはネットで売っている ”シングルシートカウル” 。
純正の4万円ぐらい?のカウルは私が2BL-CBR600RRを買う前に早々に絶版。
ゆえに 2007-2012年式の中華カウルを購入しました。これがまた驚くほど安くて1万円せずに手に入ります。

 とはいえ年式も違えば当然すぐにはつきませんで。

 画像の赤丸の部分が干渉しますがニッパや鑢などで飛ばしてしまえばOKです。
比較用に下に敷いているのが純正のタンデムシートですが、
つくりの違いは明白であり、あくまでシングルシートは飾り用だということがよくわかりますね。

 加工後に取りつければこの通り浮くこともなくロックが可能に。
(赤いカウル部分は傷防止のため一時的に外しています。)

 それでは次の準備です。

 適当なアルミ板を適当にカットして適当に塗る。
そして乾かしたらばこんな感じで必要なパーツが揃いました。

 適当なアルミ板の部分の形が本当にテキトーなのは性格です(笑)
これを組むとこうなるっと。

 例のSW-MOTECHのPROシステム用の馬蹄型のベースですね。これをシート側につけます。

 ひとまずベースは完成♪
SW-MOTECHでは車種によってはリアシート置換型のスチールラックが設定されていますが、
CBR600RRには該当がありませんで今回は中華シングルシートカウルを使ってなんとかしようという算段です。
(ヘプコ&ベッカーには年式によってはCBR600RR対応があるようですがそもそもラックが欲しいわけではありません)

 それでは PRO DAYPACKをここに取り付けてみましょう。

 「ガチャっ♪」 本当に1秒足らずでロックされるこの仕組みは大好きです!
この ”タンクバッグ”は、先述の容量が犠牲になるほどのベース部分について、
前後方向の位置調整の自由度が非常に高いためこういう好みの範囲で位置決めができます。


 と。ここで『それじゃ容量の問題解決してないんじゃ・・・』とお思いの貴方。正解です( ̄ー ̄)

 このリアシートへのベース移設のおかげでバッグのサイズ制限から一旦解放されましたので、
改めてSW-MOTECKをもうひとつ購入♪このロック機構がほんと好きなのでリピートです。

 手前のシート上のものが今までのDAYPACK。
奥のタンクの上が 【 PRO SPORT 】です。容量は12-17LとDAYPACKの倍といったところですね。

 ちなみにSW-MOTECHのPROシステムの製品群には多くのタンクバッグがありますが、
一般的なスポーツバイクなどに対応できる ”バッグの底がフラット” なものは3種類あり、
【 SPORT 】【 DAYPACK 】【 MICRO 】がフラット形状となります。
実際のところ ”最初から財布とスマホと小物だけ入ればべつにいい” ならば、
タンクバッグ用途で利用の場合は【 MICRO 】が一番邪魔にならずよいかもしれませんね。容量は3-5Lです。
私の場合、欲張って容量もサイズもどちらつかずになった感は否めません(笑) 買う前にモノも見られませんし。

 そんなこんなで最初の DAYPACK を買ったおかげでサイズ比較や構造がわかりましたので、
今回はよく考えて SPORT を購入した次第です。

 ただ・・・

 いくらなんでも値段が高すぎませんか SW-MOTECHさん・・・
DAYPACKが24000円、SPORTが36000円ですよ・・・CBRの前後タイヤが1組買える額です( ゚д゚)!
まあDAYPACKを捨てるわけではありませんので使い分けしてもいいですし、
タンク/シートのダブルSW-MOTECK体制でいってもいいという話ではあるのですが。

 というわけで SPORT を取り付け。とその前に。
SPORTにすることで容量が増え伴って内容物の重量が増えることになりますが、
さすがに中華シングルシートカウルの樹脂にボルト留めだけでは心許ないのでもひとつ工作をしておきましょう。

 これまた適当に型紙を作ってからベースプレートを作成し、
先に作った上のプレートとサンドイッチしがっちりと強度を上げておきます。
上下のアルミプレートの間には金属のスペーサを挟みボルト4本で締結。
中華カウル自体はほぼ位置決めの役割に限定させています。
唯一の懸念は中華カウルと車体のシートロック部分の強度ですが、これは様子見で追々かなあ。

 概ねいい感じですね。少なくとも力を入れて手で押し引きしたぐらいではベースはびくともしません。

 ではいよいよ 【 PRO SPORT 】とドッキング!

 どうですか!このまるで専用品みたいな納まり具合。
私も大好きなRC211V時代の幅広シートカウルデザインに完全にフィットしています!

 しかもワンタッチ。ベルトもなにもいらないのです。
1秒ワンタッチ装着&取り外しなんです!大事なことなので2度言いました(笑)これも死語だなあ。
なんにせよ気軽なワンタッチは最高ですね♪♪

 リアビューはこんな様子。
正直 DAYPACK のほうがシルエットは綺麗ではあるのですが、
容量が倍でこの納まり具合ならば私的にはまるで問題になりません♪

 しかもこの SPORT はこんな付加価値もあります。

 バッグ本体の両側面に比較的大きなポケットがついています。
ここは大型のスマホも普通に入りますので、例えば財布や眼鏡などよく出すものを入れるのにもよい感じ。

 いい加減しつこいようですが(笑)しかもこのバッグは ワンタッチでわずか1秒 で付け外しができます♪

 ここまで簡単だと仮に盗難が不安でもなにも悩まずサクッと取り外して持ち運びができます。
一般的にどんなバッグでも放置していればパクられる時はパクられますし、
同じSW-MOTECKのEVOラインのように”バッグの底に仕込むピンでロック” なんてことをしたとしても、
今度はこの簡便さが失われるわけで本末転倒ですので、盗難対策には外して持ち運ぶのが正解ですね。
そこはヘルメットなどと同じ感覚です。

 バッグ内の容積については 未拡張 でこんな感じ。

 例の調整幅の広いベース部の容量圧迫は DAYPACK と大差ないものの、
そもそものバッグ自体が広いため SPORTでは大きな問題にはなりません。
画像のようなちょっとお高いナノクリスタルコートの大柄なズームレンズをつけた一眼レフを入れ、
ブレーキのアラームロックを入れてもまだ半分は開いており、一泊の旅行位の荷物であれば問題なさそうです。

 そんなこんなで気になっていた長距離ツーリングの為の荷物入れもこれでクリア。
私は出先でけっこう沢山の土地土地のお土産を買うタイプですが、
SW-MOETCHのPROバッグの天辺はフラットであり、必要ならばツーリングネットをかけてもいいですし、
容量拡張すれば中にもまだまだ入りますので不意に荷物が増えても安心ですね( ̄ー ̄)♪


 というわけで久々のblog更新となりましたがとりあえず生存報告ということで♪失礼いたしました。
ここから梅雨までオートバイにはいい時期ですので皆様もぜひお気をつけてお出かけくださいね~

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