シス・カンパニー「やなぎにツバメは」 紀伊國屋ホール 2025.03.16 13:00~
この座組を見たら、行くしかないでしょう。。。さらに作が横山拓也さんだし。
ということで、チケットゲット。よく取れた!
しかし、またやらかした私。眼鏡もオペラグラスも忘れた(汗)
しかも後ろから3列目、縦長の紀伊國屋ホール。
まあ、視力が0.6と0.2なので、何となくは見えますが。
・・・・結論から言うと、眼鏡なくても全然楽しめました。
話の内容は
「美栄子(みえこ)、洋輝(ひろき)、佑美(ゆみ)の3人は、約20年前に美栄子の母・ツバメが経営する「カラオケスナックつばめ」で知り合って以来の仲。当時、美栄子は日中働きながら夜には店を手伝っていて、常連で年の近い洋輝と佑美と仲良くなった。3人にとって、店は特別な場所。
美栄子が夫・賢吾(けんご)と離婚話になった時、洋輝が妻を病で亡くした時、佑美が仕事で悩んでいた時、いつもこのスナックで励まし合ってきた。物語は、ツバメの葬儀の夜から始まる。そこに、洋輝の息子・修斗(しゅうと)と美栄子の娘・花恋(かれん)も集まって…。」(公式より)
「カラオケスナックつばめ」のつばめママのお葬式、自宅での葬儀が終わって、
つばめママの娘の美栄子(大竹しのぶさん)は、スナックの常連で友人の洋輝(段田さん)と片づけをしている。
美栄子の娘の花恋(松岡茉優さん)と洋輝の息子の修斗(林遣都さん)も手伝っている。
美栄子は6年間、母の介護をしていた。スナックは閉めたけど、自宅をスナック風に改装したりして、母に寄り添ってきたのだった。
そこにスナックの常連で親友の佑美(木野花さん)が、美栄子の元夫のの賢吾(浅野さん)を連れてやってくる。が、美栄子は怒って賢吾を追い返そうとする。
美栄子にとっては、賢吾は顔も見たくない存在らしい。
修斗と花恋はこの機会にと、結婚する報告を。(これもやいのやいのあって。。。)
四十九日の日、美栄子と洋輝と佑美
話の流れから、将来はこのうちでシェアリビングもいいねという話になり、本当に動き出しそうになる。
修斗と花恋、修斗に店独立の話が持ち上がり、当面の資金をどうしようかという話になる。
そこで、賢吾に資金を借りることにして、家賃を浮かすために、この家に同居しようと。
借金返済は、洋輝が今のマンションを売ると言っているので、それを当てれば。。。と二人は皮算用。
それを聞いた美栄子は、困ってしまう。シェアリビングの話もあるし、独立話は大丈夫なのかと。
たくましい花恋は、賢吾を呼び出し、バージンロードを一緒に歩く代わりに、借金を申し込む。。。
美栄子は、独立の話を断れば、同居はOKと答える、洋輝も親族になるから一緒に住むことにとも
考えるが佑美が一人になってしまうと悩む。
ところで、賢吾と美栄子が離婚したのは、酒に酔って帰ってきた賢吾がツバメママの布団に裸で入ってしまったから。
それに怒った美栄子。それも、誰と間違えたのか?佑美と間違えたのではないか?と思い込んで怒っていたのだった。
全くそんなことはないのにと賢吾はびっくり
賢吾と佑美が仕事上でよく会っているから、疑っていたし、さらに美栄子は二人がくっつけばいいのにと真剣に思っていたのだった。
その後、佑美が運転する車事故。同乗していた洋輝が「むちうち」に。。。
子供たちもみんな美栄子のうちに集まる。
そこで、シェアリビングはできなくなった話をしだす、美栄子と佑美
美栄子は花恋たちが同居するからと。しかし佑美は洋輝と結婚すると。
それに激怒したのが花恋。お母さんだけ仲間外れにされたのではと。
・・・最終的には誤解も解けて、大団円。
最後はしのぶさんの歌で幕。
回想シーンでは、ツバメママが出てくるんだけど、セリフなしで、浅野さんが演じてました。
初老の男女3人。シルバーではなくシニアっていうんだって(笑い)
ある程度年齢を重ねてからの友人っていいですよね。大事です。
今後、まだ続く人生をどう生きていくかが、テーマですよね。私も考えさせられました。
6人のキャストの会話のテンポのよいやり取りが、すごく自然で、
私もその場で、普通の会話を聞いてるような感覚になりました。
横山さんの本、さすがですね。それをしっかり表現できるキャストたち。
とても楽しく見ごたえありました。
美栄子は、普通にOLしてたのに、母に振り回されて、仕事もやめて店を手伝わされ、
さらに、介護までって、、、どんな人生だったんだろうと思ってしまった。
ただ、佑美が言うように、ちゃんと母も看取って、娘もしっかり育てて・・・って
はたから見れば、しっかり、幸せな人生に見えるのかも。
キャストの感想
一番印象に残ったのが
花恋役の松岡茉優ちゃん
感情の機微を言い方でしっかり演じていて、すごい役者さんだなって思いました。
声のトーン、しゃべり方、、、すごかったです。
全般を通して、はつらつとしてたし、力強い奥さんになりそう。
(絶対修斗は尻に敷かれると思った)
どんどん舞台に出てほしいな~と思える女優さんです。
美栄子の大竹しのぶさん
何もいうことないですよね。もう美栄子にしか見えなかった。
その人になりきるのがすごい。
久々にしのぶさんの歌を聞けてよかった。
洋輝の段田さん
最近、ドラマとかでもお茶目な段田さん見ることが少なかったから
ちょっとお茶目な段田さんが見れて、なんかうれしかった~
最初のシーンで、段田さんの投げたごみが大竹さんにかするという
ハプニングがあって、そのときの段田さんの反応が面白くて、、、
そう、途中段田さんが歌うシーンがるんだけど、歌上手くてびっくりしました。
佑美の木野花さん
存在感ありますよね~さすがです。
すごく自然体でした。
修斗の林遣都くん
あ~絶対尻に敷かれるであろう、ちょっと気弱な青年が似合ってる。
うまく立ち回ろうとするけど、考えすぎちゃって、後手後手になるって
こういう人いるよな~って思いました。
それがまた遣都くんに似合ってました。
賢吾の浅野さん
そして~浅野さんって、どんな芝居でも出てくると、場をさらうというか
笑いを持っていくってのはなんでだ?
セリフの間ですかね~最高なんですよね。
今回も、なんか笑っちゃいました。
そうそう、紀伊國屋ホール、リニューアルしたというから、ガラッと変わったのかと思いきや、そうでもなかったんですね。
だけど、椅子が座りやすくなったのが、ほんとよかった。以前行ったときは、途中で腰やお尻が痛くなって
芝居どころではなくなったもんな~
その後、この劇場の芝居は敬遠してたくらい。
でも、今回はちゃんと行ってよかった。
すごい面白いいい芝居でした。見終わってからほっこりするお芝居って、やっぱりいいですね。
この座組を見たら、行くしかないでしょう。。。さらに作が横山拓也さんだし。
ということで、チケットゲット。よく取れた!
しかし、またやらかした私。眼鏡もオペラグラスも忘れた(汗)
しかも後ろから3列目、縦長の紀伊國屋ホール。
まあ、視力が0.6と0.2なので、何となくは見えますが。
・・・・結論から言うと、眼鏡なくても全然楽しめました。
話の内容は
「美栄子(みえこ)、洋輝(ひろき)、佑美(ゆみ)の3人は、約20年前に美栄子の母・ツバメが経営する「カラオケスナックつばめ」で知り合って以来の仲。当時、美栄子は日中働きながら夜には店を手伝っていて、常連で年の近い洋輝と佑美と仲良くなった。3人にとって、店は特別な場所。
美栄子が夫・賢吾(けんご)と離婚話になった時、洋輝が妻を病で亡くした時、佑美が仕事で悩んでいた時、いつもこのスナックで励まし合ってきた。物語は、ツバメの葬儀の夜から始まる。そこに、洋輝の息子・修斗(しゅうと)と美栄子の娘・花恋(かれん)も集まって…。」(公式より)
「カラオケスナックつばめ」のつばめママのお葬式、自宅での葬儀が終わって、
つばめママの娘の美栄子(大竹しのぶさん)は、スナックの常連で友人の洋輝(段田さん)と片づけをしている。
美栄子の娘の花恋(松岡茉優さん)と洋輝の息子の修斗(林遣都さん)も手伝っている。
美栄子は6年間、母の介護をしていた。スナックは閉めたけど、自宅をスナック風に改装したりして、母に寄り添ってきたのだった。
そこにスナックの常連で親友の佑美(木野花さん)が、美栄子の元夫のの賢吾(浅野さん)を連れてやってくる。が、美栄子は怒って賢吾を追い返そうとする。
美栄子にとっては、賢吾は顔も見たくない存在らしい。
修斗と花恋はこの機会にと、結婚する報告を。(これもやいのやいのあって。。。)
四十九日の日、美栄子と洋輝と佑美
話の流れから、将来はこのうちでシェアリビングもいいねという話になり、本当に動き出しそうになる。
修斗と花恋、修斗に店独立の話が持ち上がり、当面の資金をどうしようかという話になる。
そこで、賢吾に資金を借りることにして、家賃を浮かすために、この家に同居しようと。
借金返済は、洋輝が今のマンションを売ると言っているので、それを当てれば。。。と二人は皮算用。
それを聞いた美栄子は、困ってしまう。シェアリビングの話もあるし、独立話は大丈夫なのかと。
たくましい花恋は、賢吾を呼び出し、バージンロードを一緒に歩く代わりに、借金を申し込む。。。
美栄子は、独立の話を断れば、同居はOKと答える、洋輝も親族になるから一緒に住むことにとも
考えるが佑美が一人になってしまうと悩む。
ところで、賢吾と美栄子が離婚したのは、酒に酔って帰ってきた賢吾がツバメママの布団に裸で入ってしまったから。
それに怒った美栄子。それも、誰と間違えたのか?佑美と間違えたのではないか?と思い込んで怒っていたのだった。
全くそんなことはないのにと賢吾はびっくり
賢吾と佑美が仕事上でよく会っているから、疑っていたし、さらに美栄子は二人がくっつけばいいのにと真剣に思っていたのだった。
その後、佑美が運転する車事故。同乗していた洋輝が「むちうち」に。。。
子供たちもみんな美栄子のうちに集まる。
そこで、シェアリビングはできなくなった話をしだす、美栄子と佑美
美栄子は花恋たちが同居するからと。しかし佑美は洋輝と結婚すると。
それに激怒したのが花恋。お母さんだけ仲間外れにされたのではと。
・・・最終的には誤解も解けて、大団円。
最後はしのぶさんの歌で幕。
回想シーンでは、ツバメママが出てくるんだけど、セリフなしで、浅野さんが演じてました。
初老の男女3人。シルバーではなくシニアっていうんだって(笑い)
ある程度年齢を重ねてからの友人っていいですよね。大事です。
今後、まだ続く人生をどう生きていくかが、テーマですよね。私も考えさせられました。
6人のキャストの会話のテンポのよいやり取りが、すごく自然で、
私もその場で、普通の会話を聞いてるような感覚になりました。
横山さんの本、さすがですね。それをしっかり表現できるキャストたち。
とても楽しく見ごたえありました。
美栄子は、普通にOLしてたのに、母に振り回されて、仕事もやめて店を手伝わされ、
さらに、介護までって、、、どんな人生だったんだろうと思ってしまった。
ただ、佑美が言うように、ちゃんと母も看取って、娘もしっかり育てて・・・って
はたから見れば、しっかり、幸せな人生に見えるのかも。
キャストの感想
一番印象に残ったのが
花恋役の松岡茉優ちゃん
感情の機微を言い方でしっかり演じていて、すごい役者さんだなって思いました。
声のトーン、しゃべり方、、、すごかったです。
全般を通して、はつらつとしてたし、力強い奥さんになりそう。
(絶対修斗は尻に敷かれると思った)
どんどん舞台に出てほしいな~と思える女優さんです。
美栄子の大竹しのぶさん
何もいうことないですよね。もう美栄子にしか見えなかった。
その人になりきるのがすごい。
久々にしのぶさんの歌を聞けてよかった。
洋輝の段田さん
最近、ドラマとかでもお茶目な段田さん見ることが少なかったから
ちょっとお茶目な段田さんが見れて、なんかうれしかった~
最初のシーンで、段田さんの投げたごみが大竹さんにかするという
ハプニングがあって、そのときの段田さんの反応が面白くて、、、
そう、途中段田さんが歌うシーンがるんだけど、歌上手くてびっくりしました。
佑美の木野花さん
存在感ありますよね~さすがです。
すごく自然体でした。
修斗の林遣都くん
あ~絶対尻に敷かれるであろう、ちょっと気弱な青年が似合ってる。
うまく立ち回ろうとするけど、考えすぎちゃって、後手後手になるって
こういう人いるよな~って思いました。
それがまた遣都くんに似合ってました。
賢吾の浅野さん
そして~浅野さんって、どんな芝居でも出てくると、場をさらうというか
笑いを持っていくってのはなんでだ?
セリフの間ですかね~最高なんですよね。
今回も、なんか笑っちゃいました。
そうそう、紀伊國屋ホール、リニューアルしたというから、ガラッと変わったのかと思いきや、そうでもなかったんですね。
だけど、椅子が座りやすくなったのが、ほんとよかった。以前行ったときは、途中で腰やお尻が痛くなって
芝居どころではなくなったもんな~
その後、この劇場の芝居は敬遠してたくらい。
でも、今回はちゃんと行ってよかった。
すごい面白いいい芝居でした。見終わってからほっこりするお芝居って、やっぱりいいですね。