もるるんのよくばりポケット

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NODA MAP第25回公演「『Q』: A Night At The Kabuki 」見てきました

2022-09-19 10:30:08 | お芝居

NODA MAP第25回公演「『Q』: A Night At The Kabuki 」 東京芸術劇場プレイハウス 2022.09.08 18:00~

NODA・MAP Qの再演&ワールドツアー。これはまた見に行こう!と、
なんとかチケットゲットしました!!

3年前の公演も見てます。 感想はこちら

https://blog.goo.ne.jp/molulun/e/a81afc3f7b55d49d3bbfc1bbb0a201ee

 

野田さんの舞台にしては、内容がわかりやすくて、すごく見やすかったので、
あらすじはわかっていましたが。。。やっぱり今回も感動でした。
今の世の中に合わせて変えてきた部分もあったし。。。
あと、少し短くなりましたよね。
2幕のシベリアのあたりとか、特にそう感じました。

あと、、、QUEENの音楽がすごく耳に残りました。
前回は、話を追うのに夢中で、あまり音楽の印象が薄かったのかも。
今回は、効果的にすごく入ってきて、ちょっと感動的でした。

話の内容は、前回と基本的に同じです。


「12世紀の日本、激しく対立する源氏と平家。その戦下、たった5日間――432,000秒の恋に身を焦がす若き瑯壬生と愁里愛。すれ違って死を迎えるはずの2人が、もしも生きていたら・・・。
人間の愛、憎悪、友情、裏切り、予言、そして運命の翻弄、時代の悲哀・・・QUEENの名曲が彩る幾つものファクターが複雑に交錯し、スリリングな展開を見せる。圧倒的な美しさと力強さ、哀しみ、そして予想だにしない結末と未体験の感動。」(エンタステージより)


舞台には、じゅりえ。そこに手紙が届く。でも、その手紙には何も書いてなく真っ白。

じゅりえが過去に戻ると、、、(じゅりえとろうみおも過去の二人に)
世の中は源平の世。戦いのさなか、クリスマスだけは休戦。
じゅりえは、平家のクリスマスパーティにこっそり潜入。そこでろうみおとであい、二人は恋に落ちる。
許されない恋だが、二人は結婚式をあげる。

しかし、戦いの中、ろうみおは親友の敵討ちで、源義仲を殺してしまう。
それによって、都を追われて吉野に逃げるろうみお。

ろうみおを追おうとするが、それはできず、死んだことすることに。薬をのみ死んだふりをじゅりえ。
じゅりえが死んだことを聞き、都にもどって死んでしまったじゅりえを見つけ、毒を飲んで自分も死ぬろうみお
目が覚めたじゅりえは死んでいるろうみおを見つけ、剣で自分を突いて死ぬ。

しかし、、二人とも死んでいなく、毒を飲んだのは「それからの(今の)ろうみお」、剣でついたのは「それからの(今の)じゅりえ」
2人の死を悲しみ、清盛は戦争を終わらせる。

二人は目覚めたあと、生きていることは秘密なので、お互い生きていることは知らない。
ろうみおは平家の名を捨て、線上に行く。

じゅりえは、兄の頼朝から北条義時と結婚するようにと言われたが、断り尼寺に行く。

尼寺は野戦病院だった。
病院に目が見えなくなったろうみおが来る。
頼朝はろうみおが生きていて野戦病院に行ったことをしり、ろうみおを探すことに。
ろうみおの顔をしっているじゅりえに見つけるよう命令する。

じゅりえはろうみおに気づくが、ろうみおだとわかると殺されてしまうので、言うことはできない。
ろうみおも手の感触でじゅりえと気づくが、言うことができない。

兵士たちは、しべり野に送られ、極寒の地で重労働をさせられる。
頼朝が亡くなったことで、恩赦となり、兵士たちは都に戻ることができるが、
名をすてろうみおが戻れない。それで、ろうみおは凡太郎にじゅりえへの手紙を託すことに。
検閲があるので、手紙は白紙にし、内容は凡太郎に暗記させる。
しかし。。。凡太郎は都に戻っても、手紙のことを忘れてしまい、30年後にようやくじゅりえに届けた。
ろうみおはその間になくなってしまい。。。
じゅりえは、その手紙の内容を胸に涙を流す


前回の公演から3年後とはいえ、このキャストをまた全員同じでそろえられたのは
奇跡ですよね~みんな御多忙な方ばかりなのに。。。

今のじゅりえとろうみおと、源平の時のじゅりえとろうみおが入れ替わったり、一緒にいたり

前の時もそうでしたが、そこが自然でだけど意味があって、ステキでした(語彙がなくて。。。。悲しい)


キャストの感想

今のじゅりあの松たか子さん
ホントに上手いですよね~
パワーがすごかった。前のときよりも、さらにパワーアップしてました。
本当に声が素敵で、、、どの舞台でも透き通るような声に惚れちゃいます。
ラストシーンのじゅりあの涙には、、、やられちゃいました。


今のろうみおの上川さん
前回の衣装とかメイクとかどうだったっけ?
今回のろうみおは、なんか落ちぶれた感がすごくて。。。
でも、時代劇も似合いますよね~


じゅりあの広瀬すずちゃん
相変わらず、舞台向きのすごく通る声。
堂々としてました。すごく大人になった感じがしたけど、。。
前回から3年しかたってないんだよね?


ろうみおの志尊くん
ちょっと声がかすれてたけど、、、
美しいお顔でしたよ。
生き生きと楽しそうに演じてました。


義仲や頼朝のさとしさん
風船を背負って出てくる演出って3年前もあったっけ?
いやあ今回の風船をたくさん背負ってくるのは、背も高いさとしさんだから、めっちゃ存在感ありました。
それと、出番も多かった気がする。。。


清盛などの竹中さん
竹中さん、今回もボケがなく普通の竹中さんだった。
でも、存在感が抜群でした。貫禄もあってさすがでした。

 

やっぱり、源平合戦の平家と源氏の敵同士を、ロミオとジュリエットになぞらえて。。。というストーリーはさすがで。
そこに名を捨てることの意味なども織り交ぜての深い話にすることは、、、NODA・MAPならではの
二重三重にめぐらされたもって行き方で、、、とても面白かった。
前回見ているのに、また新鮮な気持ちで感動しました。

ことばあそびもさらに進化。。。というか、今のご時世に合わせたりね
乳母→ウーバー(イーツ)みたいなね。

そしてやっぱりSNSの匿名アカウントの問題は、今現在も問題になっていることを提起。
匿名で何でもできてしまう世の中だから、、、
匿名で世の中を動かすことだってできる。ウクライナとロシアの戦争だってSNSが重要になっている。
そんなことを考えさせられました。


この舞台、このあとロンドンなどで上演されるとのこと。ワールドツアーですね。
QUEENの楽曲、、、ロンドンでは大喝采でしょうね。

 


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