久しぶりにストーリーのある夢を見ました

最近、夜寝ていても全然夢を見ない（覚えていない？）感じで、
何だかちょっとつまらなかったのですが、
久々にストーリーのある夢を見ました。

がっしり体系・黒ずくめ・サングラスの男性占い師

私はどこかのカフェの、
大木から切り出したと思われる一枚天板の
大きなテーブルの一角に座っています。

その向かいの席には、がっしりとした体格の、
黒いサングラスに黒いシャツ、黒いズボン、
ウェーブのかかった黒い長髪を頭の後ろで一つ結びした男性の占い師がいて、
私を鑑定しているようでした。

はっきり言ってかなり胡散臭い外見ではあったものの、
意外と人が良いようで、鑑定中、
「あ、あの、この相を持ってる人はすごく少ないんですよ、すごいですよ」
と、おどおどしつつも一生懸命に話をしてくれている様子に好感を持ちました。

鑑定後、占い師の男性は、
大きなテーブルの他の席に座っている人たち全員に向けて
小さな声で何か話し掛け始めたのですが、
声が小さすぎて全然聞こえないので、誰も耳を傾けてくれません。

（良い人だから話を聞いてあげてほしいな）と思って、
「あの、すみません、この人が何か話したいようなので良かったら……」
と声を掛けさせてもらい、何人かがこちらに顔を向けてくれました。

そのあと、私は１人でカフェを出たのですが、
外はまるでマチュピチュか、
ヨーロッパ中世の断崖や小高くなった丘に作られた要塞都市のようで、
両側を高い石垣で囲われた道が迷路のようになっています。

その中のひとつに、崖の突端につながる道があるのですが、
そこの道は崖側の石垣が腰よりちょっと高いくらいだったので、
眼下に広がる景色を眺めつつ、崖の端っこまでを散歩がてら歩き。

「そろそろ帰ろうかな」と思って今来た道を振り返ると、
20メートルほど離れた石垣の上にいつの間にか、
メスのライオンが座っていました。

メスライオンの視線はこちらを向いておらず、横顔しか見えませんが、
多分、私がここにいることには気づいている……と感じ、冷や汗が出ます。

道は斜め前方に向かうものがもう１本あるのですが、
そちら側の石垣の上にはヒョウがいて、
ヒョウは私に背を向けているものの、そこを通れば気づかれること必至です。

背後は崖で、他に道はなく。
私は石垣の陰に隠れ、
ライオンとヒョウが立ち去ることを期待しましたが、
両方ともまったく動こうとしません。

脳内で何度シミュレーションしても、
ライオンかヒョウに襲われる結果にしかならず、
「どうしよう……でも、いつまでもここに隠れているわけにも……」
と思った瞬間。

さっきのカフェで私を鑑定してくれていた占い師の男性が、
どこからか飛び出してきてジャガーの姿へと変身し、
ヒョウに飛び掛かっていったのです。

その騒動に気づいたライオンは、
比較的緩やかな斜面になっている崖を
もつれ合いながら下っていくジャガーとヒョウに視線を移すや、
「我も参戦！」とばかりに走っていきました。

私はその隙に石垣の道を駆け抜け、
元居たカフェに飛び込んでホッと一息つきます。

しかし、占い師が変身したジャガーが、
ヒョウとライオン、２頭を相手にするとなるとかなり不利です。
助けに行きたいけど、私には何もできない……
そう思ったところで目が覚めたのでした。

助けてもらう夢は珍しいかも

何かに襲われる夢、追いかけられる夢を見ることは結構あるのですが、
そういった夢の中で「助けてもらう」というのはかなり稀です。

いつも自力で逃げ切ったり、誰かと一緒にいても、
助けてもらうよりそれぞれで逃げる、ということがほとんど。

ただ、10年以上前に見た、日本人形の悪霊＆熊に襲われた夢の時には、
昔の古い型の制服を着た警察官（いわゆるお巡りさん）が助けてくれて、
日本人形や熊を川に押し込み、
お巡りさん自身も川に飛び込んで応戦してくれたのを覚えています。

その時何故か、そのお巡りさんが、
私が生まれるずっと前に亡くなった祖父のように思えて、
ちょっと不思議な感じがあったのでした。

今回の黒ずくめの占い師さんは、身内の誰か、とは思いませんでしたが、
どちらかというとインドア派で、優しいけれど気弱な人に思えていて、
まさかそんな風に自分を助けてくれるとは、と、
夢の中でも少しびっくりしていたのを覚えています。

ブログ冒頭にある画像はジャガーなのですが、
あのがっしりした体格は、確かにちょっとジャガーっぽいかも、
と思ったのでした。