恋愛敗者は必聴！blackbearのおすすめ楽曲７選【BoKMusicTimes】

 

このような質問にお答えします。

 

 

海外では有名だけど日本ではあまり知られていないアーティストや、ぼく自身が発掘してきたマイナーだけどおすすめなアーティストなどを紹介する「BoK Music Times」です。

 

紹介する楽曲はSpotifyで公開しているBASE of KACEの公開プレイリストから聴くことができます。

 

ドイツ帰りで音楽漬けのぼくが厳選したプレイリスト（随時更新）になってるので、気に入ったらフォローをお願いします！

 

今回は、病み系な男子目線の楽曲がおすすめな、アメリカのシンガー/ライター/プロデューサーの「blackbear（ブラックベア）」とおすすめ楽曲をご紹介します。

 

飾らない言葉でその心情を書き連ねていく彼のスタイルは、トラップを基調とした楽曲の良さも相まって永遠にリピートしちゃいます。

 

 

「blackbear」はどんなひと？

blackbear/Matthew Tyler Musto

27/11/1990

US

Singer/Songwriter/Producer

176cm/60kg

@iamblackbear　  @bear　 blackbear

 

「blackbear」ことMatthew Tyler Mustoは、1990年11月27日にフロリダのデイトナ・ビーチにて生まれました。

 

幼いころに同じくフロリダのパーム・コーストへ引っ越して、４年生の時に彼は音楽に出会います。

 

当時ハマっていたのはもっぱらロックバンドばかりで、RancidやBlink-182、ベビーシッターに教えてもらったNew Found Gloryなど。

 

その影響から、高校に入るとパンクロックバンド「Polaroid」のボーカルを務めることになります。

 

こちらは当時の貴重なライブ映像です。

 

 

 

現在の彼の楽曲の歌詞や外見などにも表れていますが、このころ彼らのバンドは「emo」にとても影響を受けていたようです。

 

「emo」はこちらで解説しています

 

「Polaroid」は高校一年生の時にLeakmob Recordsと契約し、blackbearは音楽に集中するために途中で学校をやめてしまします。

 

同時にソロでも活動を始めていて、バンドを脱退した後、そのつながりからあの大物R&BシンガーNe-Yoと仕事をするためにアトランタへ移りました。

 

楽曲提供や詞の提供などで着実に注目を集め、2012年にはJustin Bieberの楽曲「Boyfirend」を一緒に手掛け、アメリカのBillboardHit100で２位に輝きました。

 

2015年には初のスタジオアルバム「deadroses」をリリース。

 

 

共感できるリリックに心地いいトラップベースのトラック。

 

blackbearは、歌モノとヒップホップが上手く融合されていてとてもおしゃれなんです。

 

それだけかと思いきや、使っているサンプルなんかもそんなの使うんだー！となるような楽曲作りをしていて大好きです。

 

2016年には、Seebのリミックスでも話題になった「I Took a Pill in Ibiza」で知られるMike PosnerとMansionzというコンビを組みました。

 

 

 

blackbearの楽曲はけっこう失恋系のモノが多くて、前向きに書いているものでも後ろ向きに書いているものでもその歌詞に共感できるものが多いです。

 

 

英語ではこのような男子を「simp」と言ったりもします。

 

くわしくはこちら

 

これまでにMGKやMaroon5、Mashmelloなど、そうそうたるアーティストたちとコラボしていて引っ張りだこです。

 

曲作りもさることながら、作詞の才能、歌もラップもできる天才は限界をしりません。

 

blackbearおすすめの楽曲

 

1. idfc

 

惚れこんでしまったが故にもう何も気にならない、たとえ彼女が遊んでいたり嘘をついていても大丈夫なフリをする、そんな楽曲です。

 

たとえもてあそばれていても好きだから、、、といったようなとても苦しい状況なのに「i don't fuckin' care 」と強がっているのが切ないです。

 

この状況って自分が当事者だとすごい共感できるんですよね。

 

曲のタイトル「idfc」は、「i don't fuckin' care」のイニシャリズムです。

 

似たようなバイブの曲で「deadroses」、「i needed you」、「I miss the old u」、「DRUG DEALER」なんかもおすすめです！

 

 

2. hot girl bummer

 

この楽曲では、過去の自分を自虐する感じで「それでもいまカッコいいだろ」と思いながら生きれるよう日々過ごしてる様子が描かれています。

 

歌詞に出てくる「social awkward」や「collegue dropout」は、本人のことも指しているとインタビューで語っています。

 

blackbearが「hot girl bummer」をリリースする2週間前にリリースされたMegan Thee Stallionの「Hot girl summer」。

 

タイトルもそっくりでリリース時期がほぼ同じなのでパクり疑惑なども出ましたが、「Hot girl summer」リリースの３週間以上前にはblackbearは新曲についてすでにツイートしていました。

 

hot girl bummer

— blackbear (@iamblackbear) July 16, 2019

 

このことがきっかでblackbearに誹謗中傷が殺到したり、ファン同士がネット上でやり合って炎上したとか。

 

それもあってか大きな話題となり、結果的に「hot girl bummer」は大ヒットしました。

 

 

3. gfy

 

MGKとコラボした「gfy」。

 

「gfy」は「go fuck yourself」を意味しています。

 

くわしくはこちら

 

この曲は、遊び呆けている彼女にうんざりして爆発した男の子の気持ちをうたった歌です。

 

MGKもblackbearも過去の彼女たちに裏切られてきた経験があり、それが歌詞に表現されています。

 

"You always fucking gaslight, you're never all alone"という部分は、自ら裏切っておきながら何度も嘘をついて「私は潔白よ」と主張している様子を英語の「gaslighting」という心理的いじめに例えています。

 

gaslightingについてはこちら

 

MVの中でblackbearは家庭を持っているのですが、実際にも婚約者がいて子供も二人います。

 

これは元カノへの当て付けなのでしょうか。

 

そういった皮肉が込められていたら面白いですね。

 

 

4. do re mi

 

blackbearが初めて音楽のアワードにノミネートされた楽曲です。

 

2018年のiHeartRadio Music AwardsのBest Remix部門でノミネートしました。

 

個人的にはGucci Maneがいないオリジナルバージョンの方が好きですが、こちらもこちらでGucci Maneのラップがいいスパイスになって違った良さがありますね！

 

And this one goes out to the sound
Of breaking glass on my Range Rover
Pay me back or bitch, it's over

 

この歌詞の部分は実際にあった出来事で、元カノに頼まれて車を貸したら壊されて帰ってきたというエピソードも盛り込まれています。

 

 

 

5. Anxiety

 

ポップアーティスト/プロデューサーFRNDとタッグを組んだ「Anxiety」。

 

この楽曲は今までのスタイルとはちょっと変わって、エレクトロポップ要素が増えました。

 

 

いつもの失恋ソングとは打って変わって、「君がいないと何もできない、不安になるんだ」とその恋愛にどっぷりつかっている気持ちを歌った曲になっています。

 

FRNDもblackbearも、もともとemo系ポップパンクロックバンドのボーカルを務めていたこともあってか、「Anxiety」以外でもコラボをしています。

 

FRNDが組んでいたバンドは「The Friday Night Boys」というバンドです。

 

 

ONE OK ROCKが所属しているレーベルと同じ「Fueled by Ramen」から曲を出していました。

 

 

6. me & ur ghost

 

失恋後に恋人のモノを全部処分して、残ったのは自分一人だけ、、じゃない、ボクとキミの幽霊だけだ、というような楽曲です。

 

未だに引きずっているけど、気持ちに整理をつけて新しい恋愛に踏み出そうという思いが伝わってきます。

 

昔の曲と比べると、同じ失恋ソングでもより前向きな印象を受けますね。

 

個人的にはblackbearのラップの中でも、「me & ur ghost」でのラップがけっこう好きです！

 

 

7. queen of broken hearts

 

ソーシャルメディアに毒されたティーンたちをモチーフにした楽曲です。

 

「１日の中でSNSに触れることがルーティン化されていること」や「自分のフィードを素敵に保たなければいけないという謎の使命感」だったり、アンチが現れた時に「あーはいはい、ぜんぜん中傷していいよアカウント消すだけだから」といったような環境に身を置いているティーン世代へ警鐘を鳴らしているような歌詞になっています。

 

曲名も和訳してみると「悲劇の女王様」といった具合に、皮肉っぽくも受け取れます。

 

この楽曲は、先ほど紹介したFRNDことAndrew Goldsteinと再びタッグを組んで制作されたものです。

 

MVの中で"クイーン"を演じているのは、2006年生まれの女優Mckenna Grace。

 

 

 

 

 

 

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2021年の映画『Ghostbusters : Afterlife』では、娘のフィービー役で出演していました。

 

 

今作では、いままでゴーストバスターズシリーズの監督を務めてきて2022年2月に亡くなったアイヴァン・ライトマンから息子ジェイソンにバトンが渡りました。

 

まだ観ていない方はぜひチェックしてみてください。

 

 

 

恋愛敗者は必聴！blackbearのおすすめ楽曲７選まとめ

 

いかがでしたでしょうか？

 

ヒップホップファンからポップ、ロックファンまで幅広い方に気に入っていただけるアーティストだと思います。

 

彼の作る曲は、ほんとにハズレがなくて新曲がリリースされるたびにワクワクしています。

 

ぜひチェックしてみてください！

 

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それぢわ_(:3」∠)_