其処ハカ日報in鎌倉

鎌倉での日々の生活出来事、備忘録と時々昭和レトロなネタも交え、其処ハカとない不定期日報。

アクセル不調

2022-12-03 21:02:40 | C100カブ號

で走ってるとアクセルが戻らず、
止まれなくなりそうなカブ號を
久々にメンテしたリンキチです。

2019年からほぼノーメンテで
乗り続けてしまった12V仕様の
C100改カブ號でしたが最近、
そんな状況に陥いりました。

走っているとたまに回転が
落ちない?感覚を最近、感じて
いたのですが先日、エンジン
停止後、完全にスロットルが
戻らない状況に。
ワイヤー切断?引っ掛かり?
を疑い、バラしてみることに。


久々にスロットル部を分解。
ワイヤーがハンドルの中を通る
スライドスロットル機構はC100
オリジナル状態でそのまま使用
しています。


古いグリスを取り除き清掃。
古グリスこってりだとそれが
抵抗になる場合も多いらしく。
こんな感じでハンドルの中に
アクセルワイヤー収まります。


アクセルワイヤー部にワイヤー
インジェクターでグリスを
注入しておく。


キャブのスロットルバルブを
外して引いてみると特に問題無し。
ワイヤ切れも無く動きもスムーズ。
キャブをキャブクリーナーで清掃。

ここで初お目見えですが純正の
ダウンドラフトキャブから
エンジン積み替えに合わせて
PB型の18φキャブに変更して
あったりします。


そして気付いたのがスロットル
バルブをキャブにセットする際、
結構キツい?感じが。
それでもセットしてベンチュリー
部から覗いて動きを確認すると
一応可動。ただ動きが渋いと
いったら渋い。

それで元通り組み直してアクセル
開けると、やはり戻らない。
スロットルバルブが閉じない、
降りてこないのです。


この画像はすでに解消後の
組み直し時のものですが
マニホールドとキャブの
取付ボルトを緩めると
スロットルバルブが閉じる、
降りてくる。
つまり取付部を締めつけると
キャブ本体の歪みが生じて
ギリギリのクリアランスが
ギチギチになって動きが悪く、
動かなくなる、といった見解。
それに伴い、スロットルバルブの
動きが悪くなったのは汚れが
抵抗になっている?


スロットルバルブの画像で汚れが
付着しているのが確認できますが
この汚れを除去することによって
動きがスムーズになるのでは?
と考え、研磨してみることに。
ついでにキャブもばらして
本体内部も研磨してみる。


キャブクリーナー吹いて
耐水ペーパーで研磨したあと、
歯ブラシで清掃。そして
またキャブクリーナー。


スロットルバルブは最後に
研磨剤で仕上げ磨き。
するとようやくスムーズに
動くようになりました。


外したついでにマニーホールド
内部のバリとか削って磨いて
なめらか仕上げに。


そして完成。インシュレーター部に
ガスケットを挟んだのはOリングが
機能してなさそうだったのと取付時
の締め付け過ぎキャブ歪みを多少
抑える為の措置。この状態でも
がっつり締め付けるとやはり動きは
悪くなるのでほどほど締め。
で、何とか以前の通りにスロットル
操作が出来るように戻りました。

週末しか乗らない、それほど
遠出もしない。しかし毎週、
ほぼ必ず動かすようには
していたのでつい、ガソリン
コックを開けっ放し。たぶん、
そのせいでキャブに劣化ガソリン
が溜まったままになり、それが
キャブ内部の汚れこびり付きに
なり、いわゆる張り付き状態を
起こした。という見解。

これからはちゃんとメンテして
いかないと、と肝に銘じた
リンキチでした。

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