『フランス人は10着しか服を持たない』で学ぶシックな暮らし

フランス人は10着しか服を持たない|レビュー感想

ミニマリスト』に興味があり、ミニマルな暮らしを推す本を何冊か読みました。

それらの中では、ミニマリストたちが影響を受けた本として『フランス人は10着しか服を持たない』がたびたび紹介されています。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピング

アメリカ人の著者が大学生のころ、フランスにホームステイして得た経験を軸に『シックな暮らし』について記されています。

感想は『何気ない日々を過ごしているなら、一読しよう』です。

全体的におもしろかったのですが、厳選して3つのトピックを紹介します。

この本をおすすめしたい方
  • 日々なんとなく過ごしている
  • ミニマリストに興味がある
  • シックな暮らしに魅力を感じる
目次

フランス人は10着しか服を持たない

  • 著者 :ジェニファー・L・スコット
  • 訳者 :神崎朗子
  • 発売日:2014/10/30
  • 出版社:大和書房
  • 単行本:239ページ

著者について

  • 南カリフォルニア大学卒業
  • 大学3年生のときにフランスへ留学
  • パリの貴族の邸宅で暮らしてシックなライフスタイルに目覚める

目次

  • 日常が突然、特別なものに見えてくる
  • 食事とエクササイズ
     間食はシックじゃない
     食べる喜びを我慢しない
     面倒がらずに体を動かす
  • ワードローブと身だしなみ
     10着のワードローブで身軽になる
     自分のスタイルを見つける
     ノーメイクみたいにメイクする
     いつもきちんとした装いで
     女らしさを忘れずに
  • シックに暮らす
     いちばん良い持ち物をふだん使いにする
     散らかっているのはシックじゃない
     ミステリアスな雰囲気を漂わせる
     物質主義に踊らされない
     教養を身につける
     ささやかな喜びを見つける
     質の良さにこだわる
     情熱をもって生きる

シックな暮らしのアイデア 3選

本書は、著者のライフスタイルブログ『The Daily Connoisseur』(暮らしの達人)での連載していた『パリの暮らしで学んだ20の秘訣』を元に、掘り下げてまとめたものです。

フランス人の暮らしを絶賛するだけでもなく、愚痴や弱音もところどころ入るところに著者の本音が見えて親しみやすい一冊です。

全16章から3章、私生活にもすぐ取り入れやすい章を紹介します。

間食はシックじゃない

1章のお話です。

アメリカでは毎日お腹が空くこともないほど間食をしていた著者が、きっぱり間食をしなくなった体験が書かれています。

間食を減らすことは健康的な生活に繋がります。

  • 空腹になることで食事が楽しみになる
  • スナック菓子が食べたくなくなる
  • 食べ歩きはマナーが悪い

お腹が空いたときはまず水分を摂ってみること、それでもお腹が空いていたら体に良いものを食べるように心がけましょう。

間食がしにくいインテリアにすることも効果的です。

10着のワードローブで身軽になる

本書のタイトルにもなっている章です。

ワードローブとは、直訳すると洋服ダンス、衣装ダンスのことを指します。

本書ではファッションの意味合いで、”持っているすべての服、クローゼットの中の服”といった意味で使われています。

10着ほどのワードローブを着まわして満足した生活を送っているホストファミリー、彼らを見て驚いた著者が持ち込んだ大量のワードローブを厳選して処分してみるお話です。

著者が服を減らして得られたメリットの一部はこのようなもの。

  • 服選びに迷わなくなる
  • いつもお気に入りの服を着れる
  • 買いすぎを抑えられる

絶対に10着だけにするという決まりではなく、ライフスタイルによっては20着のワードローブになることもあります。

『10着のワードローブ』のポイントは、似合わない服や、ほとんど着ていない服、質の悪い服であふれかえっているクローゼットとおさらばすること。最終的な目標は、自分らしさを表現してくれる大好きな服ばかりにすること。

引用 フランス人は10着しか服を持たない ワードローブと身だしなみ

ワードローブに含まれないものは

  • 上着類
  • ドレス類
  • アクセサリー
  • アンダーシャツ

モノの削減ができて、無駄なものを買わずに節約にも繋がるワードローブ選び。

何年も着ていない服がクローゼットにあるならば、実践の価値ありではないでしょうか。

ねみ

10着を選ぶコツ、著者の実践記録もありました

教養を身につける

一般的に言ってフランスでは、ただ顔がきれいなだけでは通用しない。実際、美人とはいえなくても知性の優れた女性は高く評価されるし、そのほうが知性が感じられない美人よりも、ずっと魅力的だと思われる。

引用 フランス人は10着しか服を持たない シックに暮らす

日々インプット・実践して、新しいこともどんどん学んでみようということが書かれています。

著者は教養を磨くテクニックとして『本を持ち歩く、紙の新聞を読む、アートに親しむ』などを挙げ、実践しています。

誘惑としてはゴシップ雑誌やテレビ、ネットニュースが挙げられています。

ねみ

身に覚えがある方も多いのでは…笑

今すぐ美術館に行くことは難しくても、スマホでオーディオブックを聴いてみることなら、お手軽で始めやすいのではないでしょうか。

おわりに

身だしなみ、整理整頓、心の持ち方など、シックな暮らしに役立つ教訓の数々が詰まった一冊でした。

また、直接ミニマリストを推す本ではありませんが、結果的にミニマルな生活に繋がる要素が盛りだくさんでした。

暮らしを整えたい、ミニマリストに興味がある……そんな方はぜひ手に取ってみてください。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピング

文字を読むのがつらい!という方向けにマンガ版もあるようです。

ねみ

2冊に分かれています

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次