BPIがBRIT School Northの開設を計画

 

ロンドン特別区に本拠を置く教育機関、BRIT School

アデルなどスター歌手を多数輩出するブリット・スクールの系列校が開設されるかもしれません。


BPIは、本日、イングランド北部にクリエイティブ専門学校「BRIT School North」(仮称)を設立する計画を発表しました。BPIは、ブラッドフォードに16歳から19歳を対象とした専門学校を開設するため、教育省のフリースクール資金調達プロセス「Wave-15」に入札を行いました。


同校は、西ヨークシャー州および、より広地域の学生に、クリエイティブな学習を目的とした環境で学ぶ機会を提供する。クリエイティブな分野でのキャリアを目指す若者を対象に、音楽、演劇、デジタルデザイン、プロダクションアートなど、パフォーマンスとスキルベースの科目をカリキュラムに盛り込む予定です。


この度の計画が正式に承認されれば、同校は今回のラウンドで資金援助を受けた15校のうちの1校となり、2026年の開校を目指します。


BRIT School Northは、クロイドンのBRIT Schoolをモデルに、音楽業界や幅広いクリエイティブ業界をより包括的に、誰もがアクセスできるようにすることを目的に、無料で通うことができる。このプロジェクトでは、BPI、BRITスクール、ソニーミュージック、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、そしてクリエイティブ専門学校--East London Arts & MusicとLondon Screen Academyを運営するDay One Trustが共同で取り組んでいます。


また、ソニー、ユニバーサル、ワーナーの3社は、同校に対し、当初は追加資金を拠出、その資金は機材の購入に充てられる予定です。


ブラッドフォードは、2025年の文化都市に選ばれており、BRIT School Northが承認されれば、ブラッドフォードの10年間の文化戦略に貢献することが期待され、経済の中心はクリエイティブ産業であると位置づけられています。


BPIの会長であるYolanDa Brown OBE DLは、「私たちは、専門的なクリエイティブ教育を推進し、資金援助を行ってきた実績を大変誇りに思っています」と述べています。「クリエイティブ産業は、能力や才能に応じた機会を提供し、社会の流動性を高める強力な力を持っています。私たちは、このモデルの実証済みの成功に基づき、イングランド北部のより多くの若者に、舞台と舞台裏の両方で、クリエイティブ産業でのキャリアを追求する機会を提供することを楽しみにしています」


ウェスト・ヨークシャー市のトレイシー・ブラビン市長は、次のように述べています。「私たちの地域は、創造的で文化的なホット・スポットとして、世界の舞台でその地位を確固たるものにしているのです。最近、EMI Northがウェスト・ヨークシャーに投資することを決定しましたが、これは、私たちがすでに文化的な重みを十分に発揮していることを示すものです。ですから、当然のことではありますが、ブラッドフォードがこの新しい学校の望ましい場所として選ばれたことに感激しています。この地域やそれ以外の地域の才能ある若者たちに、なんと素晴らしい機会を提供することでしょう!」


Bradford Producing HubのディレクターであるLisa Mallaghan(リサ・マラガン)は、「ブラッドフォードにおける主要な才能開発を行う組織の1つとして、またBradford City of Cultureの文化能力パートナーとして、BRIT Schoolをモデルにした新しいクリエイティブ専門学校がブラッドフォードにオープンするかもしれないというニュースを聞いて喜んでいます」と付け加えました。


また、The Unitのプログラミング&エンゲージメント・プロデューサーであるJordon Scott Kennedy(ジョーダン・スコット・ケネディ)も次のように語っています。「The Unitは、大成功を収めたBRITスクールをベースにしたこの新しい専門学校が、私たちのコミュニティに新しい才能をもたらし、さらに彼らのスキルを伸ばし、ブラッドフォードの文化を世界と共有するためにふさわしい実践的な機会を提供できると信じています」

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