住友林業の家の特徴は？
『 何といっても「木のこだわり」がスゴイ！
中でも、無垢の床材が標準でついてくる。
天井や壁や棚にも、豊富な「木のこだわり」が用意されていて、
木に癒される家が建てられます。』
私が、住友林業で建てた理由も、この ”木の使い方” の巧みさ！
そこで、
★ 住んでみてわかった「床の楽しみ方」
我が家の床は、
・玄関とLDKに、ウォルナットの挽板
・アトリエと寝室に、ウォルナットの突板
・洗面室に、サニタリーフロアのセルベジャンテ（白・グレー系）
・トイレに、サニタリーフロアのナチュラルウォルナット
を採用しました。
【写真】我家のLDK（引渡時。ウォルナットの挽板）
☆ 理由は、
・ウォルナットの深い色合いと美しい木目。濃い色目の床材が落ち着きのある上質な部屋の雰囲気を醸し出してくれること。
・カウンター収納棚やソファーなどの家具もウォルナットで統一できること。
・対照的に天井や壁、インテリアをホワイトなどの明るい色にすることで、モダンな印象に仕上げてくれること。
・世界三大銘木「森の至宝」に惹かれたこと。
住友林業の家の引き渡しから、約５か月。
予想通りの、落ち着いた上質感のある仕上がりです。
それ以外に、
住んでみてわかることがあります。
ウォルナットの床の模様！
ウォルナットは、木目の濃淡がはっきりしていて、その木目を楽しむことができます。
★ 木材のおさらい
◆ 柾目（まさめ）と板目（いため）（※2）
丸太から板を切り出すとき、
柾目：中心から垂直方向に切り出した時に現れるのが柾目。細かい縦縞模様でシンプル。
板目：中心からずれた部分を水平方向に切り出すと現れるのが板目。山形や筍状に見える不均衡なライン。
【写真】柾目と板目 （※2）
◆ 木目（もくめ・きめ）と杢目（もくめ）
簡単に言うと、年輪が木目。縦に引いた板の模様が杢目。
◆ 杢目
杢目の中でも、規則正しい、柾目や板目。
規則正しくはなく独特の模様があり、それを楽しむ風潮があり、味わいあるものが銘木として重宝されていて、主なものは呼び名もあります。
◆ 杢目の名前
杢目の主な物は、
・白太（しらた）：丸太の中心にある心材が赤味。その外周部の白っぽい辺材が白太。
源平（げんぺい）：白太と赤味が混ざった板
・虎斑（とらふ）：虎の斑紋のような模様で柾目に現れる。樹木に水平に養分を送るためのもの（※3）
・縮杢（ちぢみもく）：木目が波状に縮んでしわが寄ったように見える（※3）
・さざ波紋：リップルマークとも呼ばれていて、生長過程や気候変化による縮み（※3）
・節（ふし）：枝が幹に巻き込まれた部分。小さな節を葉節（はぶし）と呼ぶ（※4）
・かすり：成長する過程で傷ついた部分を癒そうと養分を集中させた跡（※4）
その他、
一枚一枚の板に、それぞれ違った「照りの表情」があり、注意深く見ると個性的な美しさを発見できます。
名前の付いた杢目、これは、きっと虎斑だ！とか縮杢だ！とか・・・
それぞれの ”照りの表情” を眺めてみるのも、
ウォルナットの自然の木との会話のようで、”楽しみ” になります。
では、
我家のウォルナットの床の「照りの表情」いくつか写真でご覧ください。
（杢目の名前は私が”たぶん”これ！？でつけています。悪しからず！）
【写真】柾目
【写真】板目
【写真】白太（源平）
【写真】縮杢
【写真】虎斑
【写真】さざ波紋
【写真】かすり
【写真】照りの表情１
【写真】照りの表情２
【写真】照りの表情３
【写真】照りの表情４
我家の場合は、ウォルナットでしたが、ほかの樹種でも杢目があります。床を無垢または挽板にされた人は、ぜひ杢目楽しんでみてください。
〔参照〕
※1 株式会社マルボンHP https://www.mokuzai.com/Word
※2 恩加島木材HP https://www.okajimawood.co.jp/column/column-950/
※3 恩加島木材HP https://www.mokuzai.com/MailMagazine/152
※4 T's style無垢材の基礎知識 https://tsstyle.jp/user_data/floor/floor02.php
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