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アセトアミノフェン製剤の「使用上注意」の改定

1/24/2023 10:00:03

その他

今日のポイント:「薬剤性過敏症症候群」を追記
 

アセトアミノフェン含有製剤の添付文書について、2023年1月17日厚生労働省より改訂指示が出され、『重大な副作用』として「薬剤性過敏症症候群」が追記されました。

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重大な副作用
薬剤性過敏症症候群:
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
 
頻度は多くないと思いますが、頭の片隅に置くことも必要だと思います。


参考:アセトアミノフェン含有製剤(経口剤、坐剤、注射剤)(医療用)の「使用上の注意」の改訂について

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