台湾旅行記の続編です。前回の記事（1～2日目）は初っ端からネットのトラブルに見舞われながらも、台北の街並みや西門町、九份や夜市などを楽しみ、各地で美味しい食べ物を堪能したという話でした。3日目はツアーを利用して台中の観光名所を丸一日かけて回りました。なお前編の記事はこちらです。
さて今回の台湾旅行、台中まで足を延ばすかどうかは旅行直前まで決まっていませんでした。何しろ台中は遠いので、今回は台北だけでも良いのではないか、という案もありました。しかしせっかく滞在期間が4日間もあるので、台中観光もプランに組み込もう、ということになりました。そこでツアーを活用して、3日目は台中の観光名所を一気に回ることにしました。ツアーは台中の4つの観光名所（中社観光花市、宮原眼科、彩虹眷村、高美濕地）を朝から晩までかけてバスで回るという、なかなか贅沢なプランです。
このツアーでもトラブルが発生しました。私たちは日本語ガイドのツアーを申し込んでいました。3人とも中国語や台湾語は全く分からず、英語も微妙だからです。ところが、日本語を話せるガイドさんが急遽インフルエンザにかかって来られなくなってしまいました。代わりに英語を話すガイドさんがついてくれることになりました。日本語は全く通じないということで不安が募ります。
台北駅からツアー開始。ツアーメンバーでゾロゾロとバスに乗り込みます。ツアーメンバーは30名程でしょうか。台湾人が一番多く、フィリピンやカナダからの観光客も居ました。日本人は私たち3人だけのようでした。どうやら日本語ガイドが来られなくなった、ということで他の日本人観光客は軒並みツアーをキャンセルしたようです。そりゃそうでしょう。日本語しか分からないから、他の言語より多少値段が高くても日本語ガイドでのツアーを申し込んでいるわけです。それを「まあ大丈夫じゃないの」と続行した私たちの方が珍しいのでしょう。
ところで、このツアーではメッセージングアプリ「WhatsApp」を利用して情報を共有してくれる、とのことでした。英語を「聴く」よりは「読む」方がまだラクなので一安心、と思いきや、ここで第2のトラブル発生。なぜか私たちだけがWhatsAppをスマホにインストールできませんでした。原因は不明です。WhatsAppがダメとなると、英語ガイドの説明だけに頼るしかありません。私たち3人の中では私が一番英語ができます。とはいえ、どんぐりの背比べです。しかも無職になって1年弱、英語に触れることは特になく、社畜時代に定期的に受けていたTOEICの内容等もすっかり忘れ去っていました。
そんなこんなで私たちにとっては言語の面で結構大変なツアーとなりました。後で知ることになるんですけど、台湾は日本と違って公衆トイレが少ないようです。ガイドさんが「もうすぐ○○に着く。ここはトイレが2か所しかない。1つは△△駅で、もう1つはカフェ××。カフェでは注文が必須でどうのこうの。なお、ここでトイレに行っておかないと、この先バスは3時間近くノンストップだ」とか、かなり重要な説明をするんですよ、英語で。聴き取りに全集中しなければならず、とても疲れました。
ガイドさんはフランクな方で、そういう重要な説明の他に「クイズです。台湾の人口は何人でしょうか。あ、日本人の方々が居ましたね。日本の人口は何人ですか？」とか、突然私たちに質問を投げかけたりして来ます。私は「あー、テン サウザ、、、あ、違うか、ミリオン？ いや、あれ、1億って英語で何て言うんだっけ？」といった状態で、もうダメダメでした。英語から1年遠ざかるだけで、こんな無残な状態になってしまうとは。あらためて英語を勉強したいと思いました。
すみません、だいぶ長くなってしまったので続きは別記事にします。台中の観光名所が1か所も登場せず、写真も1枚もなく、英語のトラブルやらトイレやらといった話で終わってしまいました。全く旅行記事になっておらず恐縮です。次回はちゃんとした旅行記事にします。
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