バスフィッシングのルアーの種類と特徴!カラーローテーションや使い分けからのルアーセレクト!

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バスフィッシングでは様々ルアーがあり、バス釣りを始めたばかりの方だとどのルアーを使えば良いのか迷ってしまいます。

 

ルアーの使い分けやカラーの使い分けがわからない方、どういう場面でどのルアーを使えば良いのかルアーセレクトがわからない方向けに、ルアーの選び方の一例を紹介したいと思います。

 

この記事で分かる事!

・ルアー選びの基本的な考え方。

・ルアーの種類と特徴。

・ルアーのカラーセレクト。

・状況や場面別でのルアーセレクト。

 

 

ルアー選びの考え方

 

ルアーを選ぶ時の基準は人それぞれですが、私の場合はブラックバスの状態(狙うサイズ、活性、スポーニング等)から、攻めたいレンジや水の色、天気等様々な条件を加味してルアーの種類とカラーを選択します。

 

ただし、フィールドには様々な状態のブラックバスがいるので、特定のルアーじゃないと喰わないと言うことはありません。

 

ルアーセレクトは釣れる確率を上げる為のもので、基本的には好きなルアーを使って貰えば良いと思います。

 

好きなルアーの方がバス釣りに集中しながら楽しめるので、好釣果に繋がる場合もあり趣味のバス釣りとしては間違っていないと思います。

 

使いたいルアーを見つけるヒントとして、各ルアーの種類と特徴を確認していきましょう。

 

ルアーの種類と特徴

 

バス釣りのルアーの種類は代表的なもので、

 

クランクベイト、バイブレーション、ミノー、シャッド、ビッグベイト、ポッパー、ペンシルベイト等の「プラグ」

 

スピナーベイト、バズベイト等の「ワイヤーベイト」

 

フロッグ、ラバージグ、チャターベイト、ワーム等があります。

 

基本的にはワーム以外を「ハードルアー」、ワームをソフトルアーと言いますが、フロッグ、ラバージグは「ソフトルアー」に分類される場合が多いです。

 

また、表層で使うポッパー、ペンシルベイト等のプラグをトップウォータープラグといいます。

 

それぞれの特徴を簡単に確認していきましょう。

 

クランク

 

バス釣りでハードルアーといえば、スピナーベイトと並んでまずクランクベイトが出てくるのではないでしょうか?

 

クランクベイトはただ巻きするだけで、バスに強いアピールが出来ます。

 

また大きなリップが障害物に先に当たる為、根掛かりを回避出来ます。

 

ボトムや障害物に当てて、バランスを崩した時(ヒラ打ちした時)にバスのバイトが出やすいです。

 

SR(シャローランナー)、MR(ミドルランナー)、DR(ディープランナー)があり、メーカーにより違いはありますが、目安の水深はSRが1m以浅、MRが1m~3m、DRが3m以深にむいています。

 

バイブレーション

 

バイブレーションは比較的重く、形状から空気抵抗が少ないため、ロングキャスト(遠投)にむいています。

 

着水からカウントダウンし一定のスピードで巻く事により、全てのレンジをカバーする事ができます。

 

ウエイトの重さによりフォールスピードが違う為、何秒でどれぐらい沈むかと、リトリーブスピードの調整で浮き沈みしない速度を把握する必要があります。

 

また、バイブレーションには金属で出来た、メタルバイブレーションがあり、ボディが薄い為空気抵抗が少なく飛距離や向かい風でもキャストし易い点で優れています。

 

メタルバイブレーションは、リフト&フォールすることにより、リアクションバイトを誘発できる為、特に冬や低活性時に活躍します。

 

ミノー

 

ミノーはアユやワカサギ、オイカワ等の小魚をイメージしたルアーで、ただ巻きでもバイトさせる事が出来ます。

 

ジャークベイトとも呼ばれ、トゥイッチやジャークといった、ロッド操作でのイレギュラーアクションでバスを釣ることも出来ます。

 

バスが小魚を捕食している際は、その小魚のサイズに合わせると良いです。

 

止めると浮いてくるF(フローティング)、浮きも沈みもしないSP(サスペンド)、沈むS(シンキング)があります。

 

また、クランクと同じで、潜行深度によりSR、MR、DRがあります。

 

シャッド

 

シャッドはクランクとミノーの中間的なルアーです。

 

クランクと比べるとアピールは弱い物の、リップで障害物を回避でき、ミノーのようにジャークで誘う事も可能です。

 

ブラックバスの活性が低い時や冬に重宝するルアーです。

 

クランクと同じで、潜行深度によりSR、MR、DRがあります。

 

ビッグベイト

 

ビッグベイトはサイズが大きいため、使うのを躊躇してしまいますが、大きさからのアピール力は高い物の、意外とアクションはおとなしいナチュラルアクションです。

 

釣れればそこそこのサイズの場合が多く、釣れなくてもチェイスなどがあり釣りをしていて楽しいルアーです。

 

価格が高い事や専用タックルが必要な点が難点ですが、スポーニングシーズンなどは、威嚇バイトを誘発できるのでむいています。

 

ポッパー

 

ポッパーは頭のカップ状になった部分で水をとらえ、ジャークなどのロッド操作をする事により、ポコッっという音を出します。

 

この音がバスには捕食音に聞こえるようで、バスのスイッチが入ります。

 

トップウォーター全般に言えますが6月~9月が特にバスの反応が良くなります。

 

ペンシルベイト

 

トップウォータープラグの代表格であるペンシルベイトは、基本的にただ巻きではアクションしません。

 

ドッグウォークというロッド操作をし、首を左右に振りジグザグさせ、バスを誘います。

 

スピナーベイト

 

スピナーベイトは特殊な形状をしている為、敬遠されがちですが、ブレードによるフラッシング波動、ワイヤーによる障害物回避能力からのヒラ打ち、ラバーによる艶かしい動きでバスを誘う事ができます。

 

バイブレーションと同じで全てのレンジをカバーする事ができます。

 

またフォールで釣る事もでき、縦ストラクチャー付近でも威力を発揮する最強クラスのアピール力がある万能ルアーです。

 

バズベイト

 

スピナーベイトに似ているワイヤーベイトですが、基本的には水面で使用する、トップウォータールアーです。

 

リトリーブによりプロペラが回転し、水をたたく音と泡、プロペラとワイヤーが擦れる音でアピールします。

 

バズベイトは風が強いときや波立っているときでもアピールでき、根掛かりにも強いです。

 

フロッグ

 

フロッグはボディがソフト素材で出来た物が多く、中は中空になっています。

 

フックはボディに密着している為、スナッグレス性能が高く、ゴミ溜りやヘビーカバー周りでつかえる、トップウォータールアーです。

 

バスがフロッグをかんだときにボディが潰れてフックが出るため、合わせは焦らず行いましょう。

 

また、ヘビーカバー周りで使用する事や、太軸のフックを使用している物が多い為、ヘビータックルがむいています。

 

ラバージグ

 

シンカーとフックが一体になっているジグヘッドにラバーがついたような形状のルアーです。

 

ヘッド形状が主に、三角形になったアーキーヘッド、丸くなったラウンドヘッド、楕円形のフットボールがあります。

 

アーキーヘッドはブラシガードがついたタイプが多く、すり抜け性能が高く障害物に強いです。

 

ラウンドヘッドはスイミングやフォールに特化しています。

 

フットボールは形状により、着底した時の安定性が良く、引いたときはフックが立ち姿勢になる為アピール力が高いです。

 

ラバージグはラバースカートが巻いてあるので、着底した時にスカートが広がり(フレア)リアクションバイトを誘えます。

 

またラバージグは、トレーラーはつけてもつけなくても釣れ、ラバーの長さやブラシガードを広げたり、短くしたりチューニングも楽しめます。

 

チャターベイト

 

ラバージグにブレードがついたような形状をしています。

 

リトリーブする事により、ブレードで水を受け千鳥アクションという独特の不規則な動きをしながら泳ぎます。

 

全レンジをカバーする事ができ、トレーラーにソフトルアーを使用するため、喰わせの能力が高いです。

 

ワーム

 

ワームは数多くの種類があり、製品やリグ(仕掛け)により形状や特徴が様々です。

 

リグや製品により、トップからボトムまで全てカバーでき、喰わせ易いので最初の一匹を釣るには最適です。

 

リグの種類はノーシンカー、テキサスリグ、スプリットショットリグ、ダウンショットリグ、ジグヘッドリグ、ネコリグ、キャロライナリグ等があります。

 

オフセットフックを使用した物は、根掛かりに強いです。

 

効率良くバスを釣る為のルアーセレクト

 

効率良くバスを釣る為のルアーセレクトの一例として、

 

・ルアーを攻めたいレンジに合わせる。

・天気や水質等の環境によりカラーをかえる。

・バスが捕食しているベイトに合わせる。

・根掛かりを考慮し障害物によりルアーを選ぶ。

 

等のいろいろな観点があると思いますが、今回はレンジとカラーについてを説明させて頂きます。

 

ルアーを攻めたいレンジに合わせる。

 

魚のいるレンジ(層)からルアーを使い分けましょう。

 

魚がシャロー(浅いところ)にいるのか、ミドルレンジ(中層)なのか、ディープ(深いところ)といったボトム(底)付近にいるのかでアピールし易いルアーを選びます。

 

シャローやミドルレンジ、ディープと言った水深の定義が曖昧なので、浅い、中層、深いの三段階で使う代表的なルアーをまとめました。

 

シャローを攻めるルアー(浅い)

 

トップウォータープラグ(ポッパー、ペンシルベイト等)、シャロークランク、スピナーベイト、バズベイト、ワームのバジング、フロッグ

 

ミドルレンジを攻めるルアー(中層)

 

スピナーベイト、バイブレーション、ミディアムクランク、スイムベイト

 

ディープやボトムを攻めるルアー(深い)

 

ワーム、ラバージグ、スピナーベイト、ディープクランク

 

 

ルアーのカラーローテーション

 

ルアーには様々な色がありますが、カラーローテーションをする上で見上げると光が乱反射して強烈にアピールするクリアカラー水中で光が乱反射するクロームカラー水中で目立つソリッドカラー(マットカラー)の3種類があれば最低限、殆どの状況に対応出来ると思います。

 

ソリッドカラー(マットカラー)には、チャートカラーとよばれ、水中でシルエットがぼける赤色、オレンジ色、黄色、白色、水色などの膨脹色、水中でシルエットがはっきりでる黒色などの収縮色、緑色や紫色などの中間色があります。

 

状況別に強いカラーを分類すると、

 

晴れ(ハイライト)

 

クリアカラー、シルバー

 

曇り、雨(ローライト)

 

クロームカラー、ソリッドカラー、ゴールド

 

澄んだ水(クリアウォーター)

 

クリアカラー

 

濁った水(マッディウォーター)

 

クロームカラー、ソリッドカラー

 

無風、微風

 

クリアカラー

 

強風

 

クロームカラー

 

魚が広範囲に散っているとき

 

クロームカラー

 

魚の活性が低いとき

 

ソリッドカラー

 

がむいています。

 

また、春は赤系の色が強いともいわれています。

 

余談ですが、ブラックバスは光の三原色のうち赤色と緑色しか見えていないと言われているので、そもそも人間ほど色の違いを認識できません。

 

フィールドにはいろいろな状態のバスがいるため、必ずしもハイアピールカラーのルアーやこの状況でこのカラーという答えがあるわけではありません。

 

カラーセレクトは参考程度に自分が釣れると信じられるカラーを、選択してもらうのが好釣果につながる事もあります。

 

まとめ

 

ルアーの種類や特徴、カラーの考え方の一例を紹介させて頂きました。

 

今回紹介させて頂いた内容が役に立ち、釣果に繋がれば幸いです。

 

今回解説させて頂いた内容はあくまで、一例なので固定観念にとらわれず色々試して見て下さい。

 

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