どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」

2024年04月18日 | 映画
Netflixでエイミー・アダムス主演でゲーリー・オールドマンも出てるという事で興味を持った「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」というスリラー映画を大画面にて鑑賞。
他にもジュリアン・ムーアやジェニファー・ジェイソン・リーが出てたり予想外の豪華なキャスティングで驚きました。
ヒッチコックの「裏窓」みたいな感じで始まる前半で色々と伏線になるようなエピソードが連続して描かれるのですが何か展開が緩くて睡魔に襲われ睡魔と格闘しながら朦朧と見てました。
主人公もワインと薬で朦朧としてたので何か色々と見逃してるだろうけど、そのまま見続けて睡魔に打ち勝った時には何だか良く分からなくなってきたぞーと感じつつ見てたら意外な過去の背景が明らかになったりして一体何処へ向かおうとしてる物語なのか?と興味深くもなり真実だと思っていた事が曖昧になってきたりで不思議な感覚になりました。
まぁそんな勘違いでした!では終わらない筈だからどうなるのか見てたら驚きの展開が待っておりました。えー犯人コイツかぁ〜となりましたが何か色々と納得いかないというか都合良すぎとも思いました。そして対決となるのですが前半の伏線があったのですぐに読めちゃう展開となりました。
ざっくりとは全体は理解出来て見れたけど何か今ひとつ感の拭えないスリラー映画でした。演技派の役者が沢山出ている割に話の内容がイマイチであまりそれぞれの役者が活きてないように思いました。
脅し文句を言うゲーリー・オールドマンの芝居は独特の凄みがあって怖っ!って思えたけど。






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「バード・ボックス」

2024年04月16日 | 映画
サンドラ・ブロック主演の映画「バード・ボックス」を大画面にて鑑賞。冒頭の畳み掛けるような流れの展開は面白くどうなるのか?と興味深くもあり良かったけど段々と怠い展開になってゆきちょっと長いなぁと感じるものがありました。ザック・スナイダー版の「ドーン・オブ・ザ・デッド」とM・ナイト・シャマラン監督の「ハプニング」を足したような結構設定が強引で納得出来る説明の無いまま進む内容でした。色々と詰め込み過ぎな印象でもう少しシンプルに短く纏まっていても良かったんじゃないかと個人的には感じたな。
でもまぁ面白く見せ切る映画にはなってはいました。色々と都合良く展開したり意味深な割に特に説明も無いし分からない部分や設定が活かされてない印象を受けるスッキリしない感覚が残る映画でした。







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「消えない罪」

2024年04月16日 | 映画
Netflixでサンドラ・ブロック主演の映画「消えない罪」を大画面にて鑑賞。警察殺しの罪で刑務所に入っていた女性が出所して音信不通となっていた妹に会う為に翻弄する物語で元殺人犯という事で社会に受け入れられず大変な思いをする内容でした。
徐々に過去の出来事が明らかになってゆき最後には衝撃の真相が判明したり。
全ては妹に会う為に守る為に…という熱い想いが伝わり胸を打ちました。
芝居が素晴らしかったです。他の助演陣の芝居も良くて特に女優陣が見事で印象に残りました。
ネタバレになるから最後は書かないけど、感動して涙しちゃいました。
久しぶりに見応えのある人間ドラマが見れました。良い映画でした。






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「ROMA/ローマ」

2024年04月15日 | 映画
Netflix作品で日本では初めて劇場公開もされたアカデミー賞の監督・撮影・外国語映画賞を受賞した白黒映画「ROMA/ローマ」を大画面にてようやく鑑賞。綺麗な撮影でまったりと長回しとカメラのパンや移動で見せる映像が良かったけど前半はなかなか物語に入ってゆけずで眺めているような感じでしたが段々と不思議と物語に入って行けて気がついたら家政婦の主人公と仕える家族との何とも言えない暖かい自然な関係性を興味深くも集中して飽きずに見る事が出来ました。人それぞれ色々な悩みや試練が普通にありますねぇ。人生は大変だけど人との繋がりには悪い事も良い事もありますね。
ちょっとした当たり前かもしれないような暖かい幸福感や優しさを感じれる部分のある映画でした。
無茶苦茶、感動したとか良かったとかいう訳でも無いけど共感や何か良いものを感じる事が出来る映画でした。
何気に印象に残っているのは犬のウンコだったりもしますが。そしてNetflixってフルチンもOKなんだと知れました。
芸術映画で白黒だからかな?






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「ホクロ兄弟 フルスロットル」

2024年04月14日 | 映画
DVDで久しぶりに石井克人監督のCGアニメ漫才映画「ホクロ兄弟 フルスロットル」を鑑賞。見始めたら下らないけどスピーディーなボケとツッコミが面白くてズルズルと最後まで見ちゃうという無茶苦茶でクレイジーな映画でした。勢いで特典映像も全部見ちゃいましたが、こちらの監督とかのインタビューとかも面白かった。CGでしか出来ないような動きとか大袈裟な表情が独特の魅力を放つ漫才だったと思います。時代性を感じるCGの質感とかも含めてあの頃尖ってだというか意欲的で実験的で遊んでる感覚が可笑しく楽しい変な映画だと改めて感じました。




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「大災難 P.T.A.」

2024年04月14日 | 映画
ジョン・ヒューズ監督のコメディ映画「大災難P.T.A.」をDVDで久々に鑑賞。一度レンタルビデオで見てる筈ですが殆ど忘れてたので新鮮に見直せました。相変わらず音楽の使い方やテンポの良い編集等、楽しい展開の映画になってましたが監督の他作品に比べると何かもうひとつというか展開がワンパターンな印象も受けました。だけど最終的には暖かい気持ちになれる良い話として纏まっているのが流石だなぁと感じました。
この頃、似たようなキャストでの映画がいくつかあったので記憶が混ざったりしてましたがジョン・キャンディの出てるドタバタものって何本か見たなぁ。スティーブ・マーチンのコメディ映画も色々と見てました。
印象に残ってたカットは車の場面で一瞬ガイコツになっちゃう場面。下らなくて短いのに記憶に残るもんですね。






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「シャカリキ!」

2024年04月13日 | 映画
昔、合成仕事で1カットだけ関わった映画「シャカリキ!」のDVDをゲットして初めて完成形の映画を鑑賞。自転車が宙を浮く場面をやったのですが2回使われてました。
なんかキャストとかも若くて時代性を感じるというか懐かしい感じがありました。漫画原作という事で結構都合の良い展開になりますが気持ちの良いスポーツ青春物語として楽しく見れる映画だったと感じました。
詳しく自転車競技について知らなくても分かりやすく描かれてるので、ヘェ〜そんなルールや駆け引きがあるのね!と興味深くもそんなに深く考えずに面白く見れました。
コーチ役の原田泰造にマネージャーの女優がとても良い感じでした。
他にも個性的な助演陣が出ていて作品の魅力を上げていたと思います。
特典映像のメイキングも見ましたが一生懸命さが伝わる大変なもので若き青春パワーを感じ好感が持てました。




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「パドルトン」

2024年04月12日 | 映画
Netflixで「パドルトン」という映画を鑑賞。
だけど疲れてたからか始まって暫くして睡魔に襲われちゃいました。途中で覚醒しましたが大体流れは理解出来たのでそのまま鑑賞して良い感じで見れてたのですが薬を準備する辺りでまた睡魔に襲われて気が付いたらエンドロールとなっていました。なので評価不能なんですが後から見逃した部分を早回しで飛び飛びで見直して確認しました。
自殺幇助になると思うのですが友人は殺人罪というか後から問題にならないの?って思ったりしました。全体的には友情物語として良い映画だったんだなぁとは感じたけど殆ど睡魔で感情移入とかは出来ないで見てたから、とりあえずこんな内容の映画だったんだなと分かったぐらいの認識でした。






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「インフィニティ・プール」

2024年04月10日 | 映画
仕事帰りにレイトショーでブランドン・クローネンバーグ監督の映画「インフィニティ・プール」を鑑賞。ポスター見ただけで予告も見ずに内容とか全く知らずに見始めたのですが極端で変わった映像表現と音響効果で何だかよく分からない展開に惹き込まれどうなるんだろう?と目が離せない悪夢のような流れを楽しめました。最終的に最後まで見ても何なのか分かりませんでしたが気持ち悪くも気持ち良い変な良さがありました。
撮影の構図や色彩に編集も良かったです。
ミア・ゴスの狂気な顔面の芝居が恐ろしくて可笑しく印象的。
後で何か分かるかな?とYouTubeで内容とか解説してる動画見てみたが特になる程というようなものは無く僕の感じた感覚とかとは違ってて、そういう事は分かってるんだけどだから何?という所は分からないまま。その分からないけど何か好きという感じを大事にして間を置いてまた見てみたい映画です。







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「ザ・ウォッチャー」

2024年04月08日 | 映画
良い人そうなキアヌ・リーブスが連続殺人犯を演じている映画「ザ・ウォッチャー」をDVDで5.1ch大画面にて鑑賞。
1990年の映画でその頃っぽい雰囲気や音楽なんかが懐かしい感じがして良かった。
だけど映画としては何か期待外れという印象でした。主演はジェームズ・スペイダーで何か闇を抱えていそうな役柄だったのもありきっと彼が二重人格か何かで別人格の実体化した存在がキアヌ・リーブスなんでしょ!という感じで見てました。
結局その予想は外れてたんだけど彼と殺人犯との関係性は何だったの?と何か納得のいかない有耶無耶なまま終わっちゃった感じでした。刑事に粘着するストーカーって事だけかな?色々と意味深な割に同じような展開の繰り返しが多くてあまり惹き付けられず傍観して見てました。突然のカーアクションは見応えありました。キアヌ・リーブスの殺人犯はアクションスターのような万能なジェイソンみたいで現実離れし過ぎでしたけど。
好きな女優マリサ・トメイも出てましたがあまり深みのない役柄でした。
まぁ昔からポスターで見て知ってたけど見れて無かった映画が見れて良かった。こんな映画だったんだね。







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「リダクテッド 真実の価値」

2024年04月07日 | 映画
ブライアン・デ・パルマのイラク戦争をドキュメンタリー方式で描いた映画「リダクテッド 真実の価値」のDVDをGEOの中古ソフトで購入して久しぶりに見直す。作りとしてはわざと素人臭い作りになってて前半とか怠い感じもあるのですが最終的にはガツンと響くものがある恐ろしく悲しい残酷でリアルな映画でした。同監督の「カジュアリティーズ」と描かれている内容は殆ど同じですが同じ事が違う戦争でも変わらずに行われているという怒りの告発の映画だと感じました。
最後の帰国後の兵士の後悔と自責の場面がとても印象的です。
実際にあったマフムーディーヤ虐殺事件を元に作られているとの事。





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「オッペンハイマー」

2024年04月07日 | 映画
映画「オッペンハイマー」をIMAXじゃないけど大きめのスクリーンにてシネスコサイズで鑑賞。ノーマン監督らしいいつもな時系列こねくり編集な構成で内容的にちょっと難しく裁判というか取調べがどういう目的で何をしようとしてるのか理解しにくく傍観するように経過を追って見てるような感じがありました。原爆を作る過程と理論や計算に人間関係と国と国のスパイ活動や疑惑や政治的思惑が描かれています。3時間もある映画で会話劇ですが映像表現と音楽の効果で流れるように展開するので案外飽きずに見れました。
豪華な役者陣のそれぞれの存在感と芝居が見応えありました。原爆が日本に落とされた後の歓喜する描写がやっぱり複雑な気持ちになり恐ろしさを感じた。核兵器というものの誕生とその後の更なる開発と脅威と抑止力という大き過ぎて手に負えない責任や重圧について考えさせられる映画でした。
下手したら人類ごと地球を滅ぼしてしまうかもしれないという恐怖に悪夢が現実に起きないで欲しいです。




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「ゴースト・バスターズ フローズン・サマー」

2024年04月06日 | 映画
ずっと劇場で見ているシリーズの最新作「ゴースト・バスターズ/フローズン・サマー」をレイトショーで鑑賞。単純に楽しめる映画で面白かったですが前作のような感動で涙みたいなものまでは無かったかな。次々と繰り出される短いエピソードのそれぞれは楽しく良かったんだけど全体としての物語としては弱かった印象です。
フローズン・サマーという事で予告編で見た氷の世界になる迄が長く感じるものがありました。前半はとてもテンポも良くて面白かったけど中盤で失速した感じ。でも新らしいキャラクター達に旧メンバーの活躍も盛り込み良く出来た娯楽作に仕上がっていたとは思います。VFXも良く出来てたし。
何か新作「スターウォーズ」シリーズみたいに見てる時は楽しめるけど後に記憶に残るものというのが少ない印象ですが単に僕が歳とって忘れやすくなってるから?
見た翌日に感想書いてるけどかなり忘れちゃってます。






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「オーメン ザ・ファースト」

2024年04月05日 | 映画
仕事帰りにレイトショーで「オーメン ザ・ファースト」を鑑賞。撮影と照明に女優達が美しく惹き込まれるものがありましたが物語としては何かグッと来るものは無く音響と映像と編集の雰囲気だけで最後まで持っていかれた印象です。
「オーメン」というよりも何か別な映画を見ているようで「貞子」「エクソシスト」「サスペリア」「悪魔のいけにえ」「ポゼッション」なんかを連想するような場面もありました。
前半は予想を裏切る展開とか興味深く面白く見れてましたが中盤で長いなぁと思える流れになり映画見る前に食事してお腹いっぱいになってたので睡魔にも襲われて時々主人公の顔が別人のように見えたりして誰?と混乱したりもしました。
全体的にちゃんとは見れたとは思うけど後半はちょっと朦朧とした感覚で見ていた感じでした。最後に「オーメン」に繋がる伏線が提示されてエンディングとなりました。音楽も盛り上がりましたね。






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「ディスコ・インフェルノ」

2024年04月05日 | 映画
Netflixで19分の短編ホラー映画「ディスコ・インフェルノ」を大画面にて鑑賞。撮影や照明に衣装に役者陣もしっかりしてて面白くなりそうな期待感もあったんだけど正直、で?何だったの?とタイトルがオチのようなよく分からない消化不良な感覚で見終わった印象です。どうせ分からない内容ならもっと振り切った変な展開が欲しかったな。
女優さんの表情は良かった。黒眼もね。






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