ナマステ!
ヨガおじさんです。
ヨガとストレッチのちがい
『ヨガとストレッチのちがい』について質問されることが多いです。ヨガおじさんもヨガを始めるまでは、あんまりちがいをわかっていませんでした。でも、ヨガを続けたり、様々な情報に触れたりしたことで、『ヨガ』と『ストレッチ』には大きなちがいがあることがわかりました。今回はそのことについてお伝えしていきます。
ストレッチとは
ストレッチ(ストレッチング)といえば、日本では学校体育や運動系の部活動で馴染みがあるので、筋肉を「伸ばす」柔軟運動であることは、ほとんどの方がなんとなくお分かりなのではないでしょうか。運動前や寝る前にストレッチを行う方のも定番ですし、ストレッチ専門店というのもよく見かけますよね。
今回改めてストレッチのことを調べてみると、アメリカのボブ・アンダーソンが1970年代に『身体の柔軟性獲得のための手法』として体系的にまとめた著作が爆発的に売れたことでストレッチというものが世の中に広まったことが分かりました。ボブ・アンダーソンの提唱したストレッチの主なポイントは、『数秒から数十秒程度、伸ばし続ける』『呼吸を止めない』『反動をつけない』といったところです。これらのポイントはヨガのポーズをとる際にも通ずるものがあります。
そうなると『ヨガ』と『ストレッチ』のちがいどこにあるのでしょうか。ヨガの沼にハマるまでのヨガおじさんには、分からなかったのですが、『ヨガ』と『ストレッチ』は、それぞれの目的にちがいがあります。『ストレッチ』の目的はひとつは先ほど上段で記しましたが「柔軟性獲得(向上)」ともうひとつは「傷害の予防」にあります。では、『ヨガ』の目的は何でしょうか。『ストレッチ』とどうちがうのでしょうか。
ヨガの目的とは
『ストレッチ』とはちがう『ヨガ』の目的とは「瞑想」することです。そうです、ヨガのあんなポーズやこんなポーズは「瞑想」することを目的としています。言い換えるとポーズを手段として「瞑想」を行うことが『ヨガ』なのです。ここで「瞑想」とは何なのか?を詳しく説明する必要があろうかと思いますが、「瞑想」を説明しだすとこれまた話が終わらなくなるので、ここでは一旦スルーします。
その上で、もう一歩進めると、
身体的アプローチで身体的課題の解決を図ろうとするのが『ストレッチ』で
身体的アプローチで心身の総合的な課題の解決を図ろうとするのが『ヨガ』と
言えるでしょう。『ヨガ』と『ストレッチ』・・・どちらに優劣があるということではありませんが、『ヨガ』の方が『ストレッチ』よりも守備範囲が広く、それこそが『ヨガ沼』にハマる要因の一つだったかもしれません。
念のためお断りしておきますが、ここでは分かりやすくするため「単純」かつ「大雑把」な考え方や表現を行っております。あくまでこれからヨガを始めようと考えている方やヨガを始めたばかりという方向けの表現ですので、「それはちょっとちがうのではないか?」という方はご容赦ください。一方、『ヨガ』と『ストレッチ』のちがいについてもっと詳しく知りたいぞ!という方やこんな説明では満足できないという方は、ヨガのウェブサイトや解説動画、書籍でさらに理解を深めることをおススメします。
⇒⇒⇒ヨガおじさんのおススメ⇒⇒⇒
・ヨガのウェブサイト『ヨガジャーナルオンライン』https://yogajournal.jp/
・書籍『瞑想ヨーガ入門』綿本 彰著
瞑想ヨーガ入門 |
まとめ
『ヨガ』と『ストレッチ』ちがいは、何を目的としているかがちがう。
人気ブログランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿