インフレ鈍化でBTCが週16%上昇 2023-01-14

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米国経済

CPI

日時時間指標前回市場予想結果
1月12日(木)22:30米CPI(消費者物価指数)7.1%6.5%6.5%
1月12日(木)22:30米CPI(消費者物価指数)コア6.0%5.7%5.7%
日本時間で表記
米CPI、伸び一段と鈍化-FRBにさらなる利上げペース減速の余地
昨年12月の米消費者物価指数(CPI)統計では、インフレの鈍化が続いていることが示された。物価上昇圧力がピークに達した兆候が増え、米金融当局としては次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げペースをさらに落とす余地が生まれた格好だ。

インフレの鈍化がより鮮明に

CPI発表前日から鈍化を見込み、米国株・仮想通貨は上昇。長期金利とDXYは下落。

・結果は市場予想通りで、コアも鈍化しており、リセッションに向かっていることを改めて感じさせる結果に。

前日1/11~週末1/13まで米国株・仮想通貨とも上昇を続け、各重要ラインをブレイク(後述)。

年明けから市場の雰囲気が変わっているように感じていましたが、今回のCPIで市場は一気にリスクオンムードへ

但し、一辺倒で上がることは想定できない為、「もう大丈夫」という過度な底打ち期待は厳禁です!!

米国金利とFFレート

FedWatchツールより 年間利上げ見通し

2月FOMCは25bp利上げが93.7%

CPIの結果を受けて、利上げ見通しも次回FOMCで25bp利上げが93.7%。

利上げ幅の鈍化も、株高、仮想通貨上昇に拍車をかけています。

為替と日銀の修正観測

DXY ドル円 ユーロドル 週足チャート

日米金利構造の違いが逆転するのか?

2021年10月に151円をつけたドル円が、今度は3ヵ月で127円まで下落。

2021年の「 金利を上げるドル & ゼロ金利を続ける円 」という構図から

「 利上げ打ち止めが近いドル & ついに利上げ予想が出てきた円 」に変わりつつあります。

NY外為市場=円急伸、日銀の緩和修正観測で ドル小幅高
ニューヨーク外為市場では日銀が大規模緩和の修正に動くという思惑から円が急伸した。ドルは大半の主要通貨に対し小幅上昇した。

さらに円高に振れるのか?気になる日銀の動向

昨年から一転、円高に進んでいくのか?2つの事に注目

  • 来週開催の日本版FOMC「 政策金利決定会合
  • 2023年3月任期満了となる日銀:黒田総裁の後任人事
注目の日銀決定会合――1月は新たな動きはなし
日本銀行は、昨年12月の金融政策決定会合で決めたイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の運用見直しの影響と効果を見極める局面にあり、現段階でさらなる修正を急ぐ必要はないとみている。複数の関係者へ…

2022年、米FOMCに世界中が注目していましたが、「ドル円」の2023年は、日銀の動向に注目が集まっています。

米国株

主要株価指数

年明けから雇用統計、CPIと発表される数値が全て、インフレ鈍化・リセッションを予感させるものとなり、株高・ドル安へ。

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債3.507%-1.49%ダウ34,307+2.09%
DXY102.180-1.67%SP5003,999.08+2.67%
ドル円127.847-3.22%NASDAQ11,541.48+4.54%
VIX18.35-13.16%金(Gold)1,920.315+2.90%
原油80.082+8.60%BTC19,930.01+16.36%
1月13日終値の週間騰落率
米主要株価指数 週足チャート

ダウ、SP500がヘッドアンドショルダーを形成するか

先導役のダウは順調に上昇し、SP500は下落トレンドラインに、NASDAQは週200MAにトライ中。

ダウ、SP500は、2022年10月を大底にしたヘッドアンドショルダーを形成しているように見えます。

それぞれのネックライン ( ダウ:35,000 / SP500:4,300 ) を超えていくかどうかが直近の注目となっています。

来週の主な指数発表

日時時間指標前回市場予想
1月17日(火)~18日(水)—–日)政策金利決定会合
1/18(水)22:30米)小売売上高(前月比)-0.6%-0.8%
1/18(水)22:30米)小売売上高コア(前月比)-0.2%-0.4%
日本時間で表記

来週は、日銀の政策次第で為替に大きな動きがありそうです。

また、「インフレが鈍化しているか?」の確認指標として、米小売売上高とそのコアが注目されそうです。

仮想通貨

AVAXがアマゾンAWSに対応で急上昇

アマゾンAWS、アバランチ(AVAX)に対応
AVAX価格が高騰。AWSは12日、Ava Labsと提携しノードやdAppsなどアバランチのインフラやエコシステムに対応することを開始した。

Maticが大企業と提携する報道が多数ありましたが、今回はAVAXがAWSに対応の報道。

2023年は仮想通貨上昇へ

年明けから市場のセンチメントが改善し、2022年の米国金利上昇で「買われすぎたドル」が、行き場を探しているように見えます。

金や仮想通貨、コモディティにドルが流入していく事が想定されており、ドル金利の動向は、今年の仮想通貨にとって、引き続き最重要ポイントです。

明るいニュースがあれば価格が上がるようになってきた!!

2022年は、〇〇ショックのような報道で仮想通貨全体が下落。

明るい報道があっても、該当するコインが急上昇することはありませんでした。

しかし、今は明るいニュースで上昇するコインが出てくるように。

市場が「仮想通貨:冬の時代」に終わりを感じ始めているのかもしれません。

今後もこういった明るい話題に価格がどのように反応していくのか?注視していきます。

ビットコイン

BTC/USDT 日足、週足、月足チャート

日200MAを一気にブレイク!!上昇トレンドへ転換か!?

年明けから安値を切り上げ続けたまま、CPIの結果を受けて、日足雲と日200MAを一気にブレイク!!

日足RSIが89まで上昇し、週明けからは調整になりそう。

日200MAは、2022年で一度もブレイクできずに1年かけた抵抗になっていました。

ここで日200MAをロールリバーサルできると、11月のFTXショック($15,500)が底だったと考えられそう。

上は週200MA($24,541)をブレイクが当面の目標です。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
週足雲ブレイク1種1.05%OKB
週足雲に突入1種1.05%LTC
日200MAブレイク9種9.47%BTC、ETHなど
日足雲ブレイク6種6.32%UNI、EOSなど
日足雲内 or 下78種82.11%SOL、MANAなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全95種から参照

1日の暴騰率が2桁以上のコインが多数!!

CRYPTO BUBBLES 1月14日の騰落率

特に「2021年に期待されたコインで売られすぎたもの」が大きくリバウンドしています。

SOL、MANA、SAND、NEAR、MATICなど

ビットコインの日200MAブレイクにつられて、アルトコインが上昇している印象です。

ここでも、市場のセンチメントが良くなってきた兆候が見られます。

1年間溜まった不満を吹き出すような久しぶりの爆上げ相場となっていますが、過度な期待をせずに、コツコツ積立の姿勢は変わらずで見守ります。

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