【いい話】桜は刹那の命、橘は不老長寿の実である

蜜柑なんかいい話
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275: おさかなくわえた名無しさん 2010/03/31(水) 22:52:02 ID:KgxDoXoC

151 :名無しさん@十周年:2010/03/31(水) 22:02:18 ID:ef6ucWRC0
桜に対峙する日本の木はなんでしょうか

桜は刹那の命を表現する現世(うつしよ)の木です
うつしよとは時間の流れがあり、隆盛と衰退のある世界です
その中で命あるもの形あるものは、

生滅流転することが必然と考えられています
その命が「ぱっ」と燃え上がるように咲き乱れ、

「はらはら」と散っていく様を日本人は刹那の命の体現ととらえたのです
そこに生きとし生けるものや形ある物の「もののあわれ」感じました

それに対し橘(みかん)は不老長寿の実である
非時香木実の成る常世の木と考えられていました。
とこよとは時間の流れがない因果律のない定常な悠久の世界です
ずっと昼で夜の訪れることのない桃源郷のような死後の世界、

神の世界とされています
そのため常世の木である橘(みかん)が不老長寿や安寧長寿を齎すものとして
日本人は悠久の命を体現するものとして捉えたのです
そして正月には年神を無事迎えられた、

一つ年をとれたと考えお供え餅にみかんをのせました

京都御所(皇室の実家ともいえる)にはこの悠久の命と刹那の命を表現する
左近桜と右近橘(温州みかんの木)が根付いています

引用元: https://changi.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1267371988/

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