1-700艦船模型タミヤ戦艦大和竣工!塗装そして完成まで大和製作記9(動画もあります)

1/700大和完成

しばらく記事の更新が止まっていました

スミマセン

YouTubeチャンネルの動画と並行して進めていますのでその都合で遅れてしまいました

さて、今回はいよいよ完成です

製作期間は約半年

長くかかりましたが最後になると完成を急いじゃって手抜きが多くなってしまった・・・ダメですね

タミヤ1/700戦艦大和遂に竣工!

1/700戦艦大和模型

各パーツに分けて紹介してきた大和製作記事も9回目の今回が最後となります

今回は塗装から小物類の製作、そして完成画像とYouTubeチャンネルの動画を貼り付けてます

製作動画の方も見やすく編集しておりますので是非ご覧いただき、チャンネル登録などいただきますと泣いて喜びます

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戦艦大和完成へ!

1/700戦艦大和の模型完成

写真のスキルが皆無でしてピントが上手く合わないのです

ゴメンナサイ

艦船模型って写真撮るの難しいなぁ

気を取り直してまずは塗装から解説していきましょうね

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大和の塗装

まずは全体にサーフェイサーをエアブラシで吹き付けます

Mrカラーのサーフェイサー1000を2.5倍希釈です

自分の作風ではキットにかなり手を入れているので細かいヤスリ傷などが多いためこのサフ吹きは必須なんです

塗料乗りなどは考えてません。粗隠しですね

そして黒サフで下地塗装をしていきます

ガイアノーツのブラックサーフェイサー

こちらは2倍希釈で縦方向にスジが入るように吹きました

上から塗装するのでほぼ消えますがうっすら影となって残るのが立体的に見えて効果的なんです

まあ後から縦にウェザリングするのでそれで充分ですがね

甲板の塗装

次に甲板です

塗料は基本溶剤系を使ってます

MrカラーC44タンを拭いてから色鉛筆で木目を表現していきます

色鉛筆は無印良品のものを使ってます。

黒っぽい色から白や緑と多少違った色味を出しても味が出て良いですよ

次に上から油絵の具を使いざっくりと塗ります

色は「バーントシェンナ」これをルソルバンで溶いて使いました

この後綿棒で木目に沿って拭き取っていきます

ここは動画をご覧いただくとわかりやすいかと思います

そして1週間の乾燥期間を経て油彩の「アイボリブラック」を薄く溶いてザックリ塗り、同じく綿棒で拭き取りました↓

なんとなく木の感じになってきたでしょ?

もう一度1週間程度乾かします

油絵の具の場合乾燥まで時間がかかるのですがそのぶんやり直しがきくので満足いくまでできるのが良いですね

↑画像は油絵の具でドライブラシを施工した後です

「アイボリブラック」「パーマネントホワイト」「サップグリーン」を使いドライブラシ

綿棒で木目に沿ってなじませるように滑らせていくと古い木の質感が表現できます

大和は黒甲板だとか言われていますね

元乗組員さんの証言では天号は黒く塗装しなかったとの記録もあるようですし、出航前日の記念写真に写る足元の甲板は木の色だったようです。

しかし全体的には不明だし、航空写真を見ると黒いようにも見れます

まあ考証は苦手なのでここは模型映えを意識して潮にさらされた古い木の質感で表現し、仕上げは全体にフラットクリアーを吹いて艶を消しました。

マスキング

甲板部分はしっかりマスキングします

ポイントとしては船体中央から外側に向かって貼り進めていく事です

これは吹き付け塗装をするときに塗料が隙間から入っていかないようにテープの継ぎ目方向を考えての事です

丸い部分はコンパスカッターがオススメ

こちらも動画内で使用していますので実際の使用感をご覧ください

船体塗装

船体は艦底色から塗りました

フルハルモデルはまた違いますがウォーターラインなら下部に数ミリのマスキングテープで済むのでラインが取りやすいのです

色はMrカラーの艦底色C-29にC79シャインレッドを少量混ぜて使います

日本艦艇の艦底色は少し明るいのでC-29のみだと暗く見えるのです

そして艦底色部分にマスキングテープを貼り

Mrカラー軍艦色1 C-31 を下方向から吹き

Mrカラー呉海軍工廠色 C-601を上方向から吹きました

これで陰影がでるのですが画像ではほとんどわかりませんね(;'∀')

上から下へと油絵の具でドライブラシ

パーマネントホワイト・ブラック・シェンナなどを使い汚していきます

各パーツ塗装

各パーツも同じように2色使いますが

船体より濃いC-40ジャーマングレーを下方向から吹きまして、煙突上部の黒いところもブラックではなくジャーマングレーで塗装しています

そして上方向からC-601呉海軍色を吹き明暗を付けます

これは船体ほど汚しができないので塗装段階で陰影をつけるためです

下の画像見るとわかりますかね

艦橋の影になってる部分とかこれ実際の影ではなく塗装による陰影です

機銃の製作

連装機銃フード付きですがキットの砲身はバリが目立ち、バリを取ると折れるし成形も良くないのと、なんか弱そうなのでいっそ作り変える事にしました。せっかくなので内部のディティールもエッジを利かせてみます

フード部分はキットのままで中に三角形にカットしたプラ板を5枚埋めました

画像でわかるかと思いますが奥まった部分(小さくカットしたもの)3枚と出っ張りを2枚、はみ出た部分はヤスリで丸く削りました。

砲身はプラ棒です。真鍮パイプって手もありましたがここそんなにこだわる部分でもないし、同じサイズで揃えるの面倒なのでw

でもキットより全然良い出来だと思いますよ?

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他小物類

プラ角棒をカットして弾薬庫を量産↑

下画像は小さくカットしたもので土嚢を表現してみましたがもう少し丸くしないといけませんでしたね

これ肉眼だとそこまで角ばって見えないのですが画像だとカクカクしてますね

機銃はナノドレッドを使ってみました

そして後部の機銃座は自作です

裏と表ですがこれ裏の補強板なんてまったく見えませんから必要なかったですね

まあ自己満足的なw

後部の信号灯はプラ棒で再現してます

塗るとこんな感じですがピントがまったくですね

信号灯部分だけ見てくださいw

ホースリールはスプリングをカットして作りましたがこれの作り方は動画をご覧ください

最後の方で詳しく解説しています

そして完成!

はい、いきなり完成です

空中線はアユ釣り用の複合ラインを使ってます。模型用金属糸よりもワイヤーっぽい感じがリアルでオススメです。ただカットしにくいので専用のハサミが必要です

甲板の質感も良くないですか?実際は黒いのか知りませんが模型としては良いのかな~って。

艦橋周りのゴチャっと感も大和の醍醐味

これ本当にエッチングパーツ使ってませんからねw

画像撮ってる途中で艦首の空中線支柱を倒してしまい空中線がブニュブニュになってしまったことを報告いたします( ;∀;)

信号旗や浮輪が良いアクセントとなってますね。

この浮輪の作り方はまた別の記事で紹介しようかと思います

後部のクレーンに付いてる空中線支柱は大和最終時には取り外されていたようですがあえて取り付けてみました。あくまでも模型映えを優先した結果です

エッチングパーツを使わずに自作でディティールアップした結果製作に半年を要してしまいましたが、完成時の達成感は半端ないものとなりました。

皆さんはご覧になっていかがだったでしょうか?

また次の作品もエッチングパーツを使わずに作りこんでますので準備でき次第アップしていきます

ちなみに次回作は「ハセガワ三段甲板赤城」です

艦船模型むにもチャンネル

動画も作りましたので是非ご覧ください。今後とも当ブログと共にチャンネルの方もよろしくお願いいたします

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