昨日のブログで「衝撃の事実が!」と書きましたが、それはJapanesiaの「ケンとユキのめらぷてぃ」という初級者向けの会話コンテンツを聞き始めたときに発見しました。
そのトッパジメを聞いてみてください。
インドネシア語アニメ【めらぷてぃ☆】君に会うため? by Japanesia VIDEO
僕のように読解をメインにやってきた学習者にしてみれば、衝撃の会話です。書かれたものであれば90%は分かる内容と思われますが、聞いたことのない『音』が混じっています。生き生きとした会話文で、おそらく現地の若者が丁寧にゆっくり話してくれればこのような会話になると思われます。
Eh, kita kan di kelas Bahasa Indonesia, nih. Bagaimana kalau mulai sekarang kita pake Bahasa Indonesia saja?
Wah … Boleh, tuh! Hitung-hitung latihan.
上のピンク色の単語は聞いたことがない音で、「Eh」とか「Wah」は間投詞ですが、あんなアクセントで会話に挟まれると、何か意味のある単語かと身構えてしまいます。それらの単語は一度も習ったことがない単語だと思ってしまったわけです。
kan:語気を強める副詞 nih:『~だよ』と言うジャカルタ弁
pake:pakaiのカジュアルな言い方 tuh:『~わね。~ね。』という間投詞
こうしたピンク色の聞いたこともない『音』を混ぜて、うねるようなアクセントとリズムで話されると、読解だけをやってきた初心者はまず聞き取れない。知っている単語でさえも聞き取れなくなる。
このまま読解メインで勉強を進めて、新聞が読めるようになっても現地へ行けば一言も聞き取れないかもしれない。そのくせこちらが言うことは相手にはよく通じる変な日本人になってしまう。
早く気がついてよかったぜ。
会話文も織り交ぜてやっていきます。
今日も音読の練習をしたのでアップしておきます。
MIB Lesson 1 from Japanesia Live College VIDEO