アジア夢紀行

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クルンテープ老人同盟

2022-06-25 13:38:40 | ブログ

かつてタイ語を勉強していたとき、『クルンテープ老人同盟』という小説から一部を引用したというテイで、ブログの書き出しに使っていたことがあった。これはハードボイルドタッチで書いた自作の小説だった。別に構想も何もなく、ただ思いついた情景を思いつくままに書いたものだった。

ところが昨日の夜中の2時から3時過ぎにかけて、そこへのアクセスが急増していた。『アクセスしているのは誰なのか』をしばらく考えたが、思いつかなかった。十数人の人が1時間ぐらいの間にアクセスしているのだ。そのどこに興味を覚えたのか、訝る間もなく僕も『クルンテープ老人同盟2』と『』を読み返していた。

その小説の引用部分3ヵ所に集中してアクセスしているからタイ語の学習やその他の記事内容に興味があったわけではなさそうだ。この自作のハードボイルド小説(と呼べるかどうかは別にして)に関心があるのであろう。

 

だったらいっそのこと、その小説を書いてみようと思い始めた。

 

 

10年ほど前に、『自分で作る中国語会話文』というカテゴリーで『海岸通りナジュサロンタビル1階『龍昇池』』という自作の中国語会話文を作ったことがあった。背景説明は英語で、会話部分は中国語というスタイルで全体としてみれば小説のようなものを書いたことがあった。これは中川正之先生の『はじめての人の中国語―海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』という変わった名前の中国語テキストから発想を得て、自分が作った物語だった。

この本の書名『海岸通りナジュサロンタビル3階2号室』という言葉を見ただけで僕の想像力はマレーシアに飛んで行っていた。実際にそれがマレーシアにあるかどうかも知らない。(このテキストをブログで紹介してくれたのはmeimokhさんだったと思う。るもんがさんも記事を書いています。その中に僕のコメントも残っています。)

そのプロットは『40過ぎの日本人がマレーシアにやって来るところから始まる。彼は高校時代の英語の恩師からマレーシアのどこかに銀塊を埋めた話を聞いて、その町にやったきた。そこで知り合うのが日系人の谷妙子で、彼のマレー語の先生になる。実は彼女はある日本人の孫で、オジーさんのあだ名が中国語では「老虎」、マレー語で言えば、、、 という展開で序盤は始まる。この謎解きは65歳未満の人には分かりにくいかもしれない。

第2段階で彼らの友人の一人の趣味が短波ラジオの暗号解読で、ひょんなことからその解読本が韓国の小説엄마를 부탁해(母をお願い)であることを知る。そのとき僕は日英中韓の4ヵ国語多言語ドラマを意識していた。その暗号電文は北朝鮮がヒズボラにスーツケース型の小型核爆弾を売るという内容で、小型水上飛行機との待ち合わせの場所と時間が書かれていた。 つづく 』

 

 

そうだ、小説というカテゴリーを作ってそこで『小説もどき』を書きためていこう。

『クルンテープ老人同盟』と『海岸通りナジュサロンタビル1階『龍昇池』』。

少なくともこの二つは確定だ。

 

老後の楽しみがまた増えました。(笑)

 

 

 

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