今日も
小規模保育園でのお話です。




離乳食の人参をどうしても食べてくれない

Hちゃん。




スプーンにオレンジ色を見つけると、

プイと横を向き、

大好きなおかゆと一緒に、見えなくしても

食感ですぐにバレてベェ〜と出してしまう



お家でも人参はあまり食べないそう。



でも細切りにしてある人参を一緒に炊いた

おかゆなら食べる

ということは、味が嫌なわけではないのだなと思っていました。




そんな彼女が遊びの中で、

木のパズルのポチッとした取手を

上手につまんでる様子をみて、

角切りの人参の(しかもお汁があまりない)

おかずを彼女の前に、

『どうぞ』

とお皿ごと差し出してみたのです。


(その日も人参のおかずは、進まず残っていました…)






早速、掴んで、触感確かめてます。

そして、上手につまんで、口に持っていき、

パクッ。




「ひゃー、上手びっくりマーク

思わず、手をたたきましたてへぺろ


その後、彼女は、ひと皿全部、

最後まできれいに

自分の手で

人参をつまんで完食。



自分で、食べるって嬉しいんですよね爆笑爆笑爆笑


意欲的に自ら食べる姿が

私もとっても嬉しかったです泣き笑い泣き笑い






離乳食後期の9ヶ月、10ヶ月くらいになると自分の手で触ろうとする姿が見られるようになってきます。



手づかみ食べをすると正直、

手は、汚れるわ、テーブルの上は、もちろん、なんだかもうグチャグチャです。



そんな手で、髪の毛触ったり、あちこち触られると、ほんとにすごいことになります。


その都度、後片付けをするお母さん泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い

大変ですね…。




でも、

この時期の

手づかみ食べは必要なことで、

自分の手でつかんだ

食材の感触を知り

口まで運べた達成感照れ照れ照れ



赤ちゃんにとって、大きな喜びでしょうニコニコニコニコ



目でみて、

手でつかんで

口に持っていって味わう

という一連の動作

大人にとっては、なんでもない動作ですが、

赤ちゃんにとっては、

ひとりで上手に食べるプロセスの中で

欠かせないものです。



また、

つまむという動作も大事で、

親指、人差し指、中指の3本の指を使い

つまむことを繰り返すことで、

指の筋肉も発達するので

その後、スプーンやおはしに移行しやすいといいます。





赤ちゃんがつかみやすい大きさに

カットしてあげるとよいですね。





小さい子どもって、

大人のように

食べすぎることは、ありません。



満たされるとピタッと食べなくなります。



(大人って、残したらもったいないとか、

これは、大好きだから、お腹いっぱいやけど

もっと食べたいとか、

身体の声を聞かずに頭で食べてるってことありませんか?)






Hちゃんは、もういらないと自分でエプロンを脱ぐので(タオルにゴムをつけただけの簡単エプロンです。)

エプロンにこぼれたもの全て

頭から引っ被って

毎回えらいことになっています…笑い泣き笑い泣き





大人がもう少し食べて欲しい

という気持ちがあっても

赤ちゃんが、いらないという意志を示せば、それ以上、すすめないことは大事なことだと思います。




無理に食べさせようとすると、
何が自分に必要なのかわからない、
自分で判断できない人に育っていきそうと
感じるのは私だけでしょうか…?滝汗滝汗


赤ちゃんであっても尊重すべきだと思います。





食べることは、楽しい爆笑
と言う気持ちを一番大切に
育ててあげたいですね。








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