おはようございます。わたしは、天照大御神です。
薫風香る良い季節になり、公園や自然の中で新緑を楽しむ人々も多いことでしょう。また、もう少しすれば、美しい紫陽花の咲く頃になります。
今日は日本の医療の神、スクナヒコナからのお願いをまず最初に、皆様へお伝えいたします。
彼は、酒の神でもありますが、医療の神でもあるので、いまの状勢を大変心配しています。日本人の健康を一番真剣に考えている神と言えるでしょう。
いま現在の日本のコロナ対策は、常に正しい情報や信頼できる医師からの情報をよく集めて、その上であなたやあなたの家族の体質などをよく知る掛かり付けのお医者さんに相談なさってください。
また、みなさん、お薬手帳というものはお持ちでしょうか？ お薬手帳が普及してからだいぶ経ちますので、持っている方が多いと思います。お持ちの方は、自分自身の薬や食べ物などのアレルギーを必ず書いておきましょう。そして、緊急連絡先なども書いておいてください。いざという時に救急隊の方が見たり、医師などが見ますので、出来るだけ細かく書いておきましょう。また、持病がある方は、そちらも書いておいてください。
まだお持ちでないという方は、健康でなかなか病院に行っていない方なのではないかと思いますが、ネットの通販などでもお薬手帳などが販売されていますから、一度検索をかけてみて、便利だと思ったら購入してみてください。
情報はすべて iPhone や Android などのアプリで管理しているという方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、あなたがもし倒れてしまったときなどは、紙の手帳が一番役に立ちます。
掛かり付けの医師の名前や病院の名前、病院の電話番号などは、控えて一緒に持っておくといいと思います。掛かり付け薬局がある方は、そちらのほうもどうかご記載をお願いいたします。その方が、医療機関の連携がスムースに進むでしょう。
ここまでが、スクナヒコナからのお願いです。
どうぞ皆様、自分や家族、同僚などの様子をよく見て、いろいろ工夫なさってみてください。
人によっては、追加ワクチンを選ぶ方もいるでしょうし、暑くてもマスクを着けるという選択肢の方もいらっしゃるでしょう。その時は、こまめに水分補給をすることを忘れないでください。
では、今日のお話のメインテーマに入っていきたいと思います。
昨今、皆様のお話に耳を傾けておりますと、頼まれてもいないのに、他者を勝手に占ったり、霊能力がある方は霊視をしたりする方が増えていると聞いています。
わたくしは、これを、大変相手にとって失礼なことと考えております。
また、何かあったときに、最近で言えば、イギリスの国王の戴冠式の瞬間など、占星術を使う方は、西洋式であれ東洋式であれ、占ってみたくなるものだと思います。
ただ、個人的な研究の場合は構わないと思いますが、SNS にアップするのは節度を持って行って欲しいと思っています。
特に、「生・病・死」については、占ったり、霊能力を使って知ろうとしたり予測したりすることは、昔から占いなどの禁忌とされています。これについての理由は皆さんおそらく心当たりがあるでしょうから、特に理由についてお話はしませんが、行わないほうがよいでしょう。
先生について習っている方でしたら、先生に聞いてみてください。独学の方は、自分で研究することが多くなると思いますが、SNS 上にホロスコープや命式をあげることは、やめておいたほうがいいでしょう。知識がある人であれば、そこからいろいろな個人情報が読み取れてしまうので、プライバシーの観点から好ましくないと考えています。
先日、占いの神のフトダマを呼んで話したところ、そういったルールを知らない人がいるということを耳にしました。
彼は、「相手の気持ちになることを一番に考えて欲しい」と述べています。ここが一番大切なところであると考えています。
また、研究成果を披露するのは、リアルでその場にいる仲間や、習っている先生との間だけにしておきましょう。不特定多数の目に触れないようにしてください。
これは、その方がよろしいのです。
人間同士の揉め事を避けるためのひとつのモラルとして覚えておいてください。
そして、これは占い師ではなく、霊能力者も含んだ話になるのですが、ご自身が法律違反のことをしていないかどうか、振り返ってみてください。
占い師も霊能力者も共通するところがあるのですが、人々の相談事をあれこれと聞く事が非常に多い職業です。
まず、守秘義務を必ず守ること。当然ですが、法律に触れないように、常に知識をアップデートしておいてください。
健康問題などに触れてしまえば、医事法などに反してしまいます。この辺りは、プロフェッショナルであれば、当然知っていることでしょうし、占いを始めたばかりの方でも、仕事の前提条件として知っておいて欲しいことです。
例えば、タロットがよく当たるからといって、「あなたの病気は治ります」、「病院に行く必要はありません。私の祈祷で治ります」、「医師から処方されたお薬は飲まないでください。私が渡すこの薬だけを飲んでください」、また、「カードでは、この時期に妊娠するので、不妊治療はもう要りません」、あるいは、「私のヒーリングで妊娠することができます」
これらは全て、駄目な例であるということをお分かりいただけるかと思います。
これは、わたしたち神の目から見て、「してはならないこと」に該当します。また、人間界においては、医事法に触れています。そして、薬機法（旧薬事法）にも触れますので、してはならないのです。
また、他の法律に触れる場合もありますので、勉強したい方は、法の専門家、つまり弁護士にお尋ねしてみるといいでしょう。
逆に、そういった目に合ったという方は、そして大変困っているという方は、速やかに弁護士さんに相談してください。法テラスは大変混み合っているので、できれば30分5000円程度が目安なので、よい弁護士を見つけて、ご相談なさるといいでしょう。
弁護士さんのホームページに大まかなお値段の目安があると思います。そちらが、いわゆる弁護士法で定められた金額を超えていないかどうかを確認してみてください。また、雰囲気的に「どうも違う気がする」と思ったページからは離れましょう。
Twitter をされている方であれば、弁護士さんがいろいろ発言していることもあるので、その方の人となりを知ることができますから、よくその人のツイートを読んでみてください。自分だけではなく、冷静な第三者にも読んでもらってください。
そして、弁護士と会うときは、自分だけではなく、冷静な第三者に同席してもらうといいでしょう。そこで「相談者本人でない方は……」というような弁護士は選んではいけません。
また、いまではオンラインでも相談を受け付けていることが多いので、いろいろ調べてみてください。
今のご時世ですから、「調べる」つまり「検索」することに普段から上手になっておきましょう。それは、仕事の上でも役立ちますし、日常生活でもより役に立つことでしょう。
今回のお話は、こちらでおしまいです。
次は、梅雨が明けた頃に、弟の月読からお話があるでしょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
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