おはようございます。わたしは、天照大御神です。
今日は、秋分の日ですね。寒さも暑さも彼岸までとは言いますが、今年はまだまだ残暑があり、そして朝晩の冷え込みもありますので、どうかみなさま、ご体調には気を付けて過ごしてほしいと思っています。
この頃ですと、乙女座の方の誕生日シーズンになってきますね。もう12星座のうちの半分の段階に来ています。2023年という意味では、残り約3ヶ月となりますし、春分から始まる西洋占星術的に考えれば、一年の半分が過ぎたことになります。
いままでは、熱中症に注意と申しあげるところですが、これからは寒さに注意。デスクワークのときは膝掛けを用意したほうがよい時期となりました。
前回、わたくしは、「無断占いや無断霊視について」というお話をさせていただきました。このときにお話させていただいた医療の神であるスクナヒコナのお願いのことは、どうぞ今も忘れないでいて欲しいと思います。自分の掛かり付けの医師と相談して、インフルエンザの予防接種や追加ワクチンを考えてみてください。
まだ、この病は油断が出来ないものです。治療薬が出来つつあるとや言えども、子供にはまだ射てないようですから、やはり「マスクをすること」、「手をよく洗うこと」、「手の消毒の習慣をつけること」、「マスクの正しい処分の仕方」等、そういったことが今まで以上に大事になってきます。
いずれにせよ、前回のスクナヒコナからのお願いをよく読み直してください。そして、マスメディアの情報を鵜呑みにするのではなく、医学の専門家の医師の話をよく聞いてください。あなたの体質などをよく知る掛かり付け医師などを持つことは、非常に大切なことです。
また、薬剤師の場合では、担当になる方が決まっていらっしゃると思います。お薬で困ったことがあったら、薬剤師さんに相談のうえ、よく担当医とお話してみるとよいでしょう。
さて、この話は、このあたりにしておきましょう。
前回、弟の須佐之男が話しましたように、医療関係者のお仕事に敬意を払っていただきたいと思っています。どうかモンスターペイシェントやあらゆるハラスメントをなさらないように、どうかお気をつけください。知らず知らずのうちにそうなってしまうこともあるので、それはどういうことなのかということを自分の目で調べて、しっかりと読んで理解しておきましょう。
また、ネット上の噂や、根拠のない話や、根拠のないデマなどには騙されないようにお気をつけください。特に、子供にスマートフォンを持たせている場合、とんでもない高額請求をされることがありますので、家族で話したり、きちんとしたルールを決めておくことが大事だと思います。
そういった知識は、必ず役に立ちますので、「自分は機械に弱いから分からない」ということをなるべく言わないようにしてみましょう。そうすれば、あなたの世界はもっと広がっていくことでしょう。
さて、では、今回のお話に入っていきますが、わたくしたち神は、修行のために自分たちの眷属を人間界に出すということがたまにあります。でもそれは、本当に稀なことで、そんなに多いことではありません。これについて、みなさまはどう思いますか?
まず、眷属というものは、よい相手に(この場合、人間ですが)、良い人間に仕えるために、有用な人のところを回って見ていきます。そして、眷属が気に入り、わたしたちもその人を愛し、信頼し、そして大丈夫だと思ったときに、その眷属そのものが自ら仕える相手(人間)を選ぶのです。
そして、そこから先は人によって異なりますが、ざっくり言いますと、契約を結ぶという形になります。ですから、例えば、自分の側に龍の神様が来たからといって、あなたに仕えている訳ではないのです。あくまで候補者の一人でしかありません。良い行動をしていれば、あなたの元にやってきた龍があなたとともに成長する仲間になる場合もあります。(ここで、契約関係が発生します。)
……という流れになります。また、キツネはよく怖いと言われますが、眷属には優しく丁寧に接することが大切です。眷属たちの判断は、迅速で思っていたより的確な場合が多いです。こういう風になったらこの人に仕えたいな、ということを伝えてくることがあります。
また、たとえば、一度失敗したからと言って、もう自分の元に二度と眷属が来ないというわけではありません。善行を行っていれば、またやって来ることもあります。
今回は何を申しあげたいかというと、スピリチュアルな存在は、あなた自身の魂の輝きを見てやって来ます。それは、あなた自身にしか作れないものであり、いわゆる陰徳を積むということになるのですが、確かに、わたくしたちも太古は陰徳を積んでいる人間を選んでいました。
ただ、再度申しあげますが、まず、あなたの元にそういった眷属がやってきたとしたら、手厚くもてなしてあげてください。旧友を迎えるかのように、優しく接してあげてください。そうしたら、手元には良い眷属だけが残り、悪い子は残らないはずだからです。
こういったことの繰り返しで、会話が出来る方は眷属との会話が弾むようになりますし、見える方はどんどん見えるようになっていくでしょう。
また、植物には妖精や精霊が宿っていますし、小さなマシーン、たとえば iPhone や Android などに留まりたいと思う子もいるはずです。
なんとなくお分かりいただけたでしょうか? かなり抽象的な話ですので、あなたが思っている範囲、出来る範囲でいいですので、いろいろな眷属と会ってみてください。折しも季節は、これから秋が深まってきますので、少し遠出をするのに良いかもしれません。そこで眷属たちとの出逢いがあることも、稀にあります。
それから、ひとつ付け加えておきたいと思うことがあります。チャネリングというものは、高次元の光のスピリットと直に人間が話す手法のひとつです。いまは、意識を明瞭に保ったまま行う、コンシャスチャネリングが主流だと思います。
まだ、稀に、フルトランスチャネラーがいないとは言いませんが、その様式はだいぶ古いと言わざるを得ません。技術は常に変わっていきます。人間の科学や医学がどんどん進歩していくように、スピリチュアルな世界もどんどん進歩していくのです。
また、チャネリングとミディアムシップは違います。それは、その方が、どういう資質を持っているのか、どういったスピリットと話したいか、そういったことでも変わっていきますので、古い言い方ですが「口寄せ(死者の霊魂と話す)」が出来るチャネラーもいますし、高次元の光のスピリットと話せるミディアムもいます。ただ、根本的な思想や役割などが違う、ということは覚えておいてください。
そして、神社には、大きなところですと、荒魂(あらみたま)と書かれたものがわざわざ祭られていることがあります。これは、神の働きの違いなので、よく文献などで調べてください。主に、荒々しい自然の猛威のような側面を表すと言ってもいいでしょう。でも、わたしたち神は、荒魂ではない、普通に祭られているところにも、必ずわたしたちはいます。
わたしたち日本の神は、分け御霊という方法を使っていますが、どこにいても、本物なのです。ですから、神社に行かなければ神からの啓示や助言やアドバイスなどが得られないというわけではないのです。わたしたちは、ありとあらゆる側面から、人類を見て、導いています。
もし、仮に、病気の人がいたとして、外に一歩も出られないとしましょう。それでも、お布団の上で、あるいはベッドの上で、「天照大御神様」と呼ばれれば、わたしたちはすぐにその方のもとに出向き、その人の願いに耳を傾けます。
そして、何時如何なるときでも共にある産土神は、あなたが最も信頼してよい神の一柱です。崇敬する神と、地域の氏神様と、生まれてから生活していた場所での産土神(うぶすながみ)は、特別な繋がりがあるのです。
産土神は、これは神道における話ではあるのですけれども、その方が生まれた土地の守護神(氏神)を指します。生まれる前から、亡くなった後まで守護し、引っ越しをしても一生守り続ける神なのです。
自分がどこに生まれて、いつ頃まで住んでいたかによって、産土神は変わってくるのですが、そのあたりは、自分が生まれたときに住んでいた場所の氏神様を探して、その神社にお問い合わせなさるとよいでしょう。氏神と氏子というような関係になるので、だいたいの場合は、お宮参りで氏子入りとなるようです。このあたりは、時代によって変わってきていますので、人間の世界での産土神のルールは、神社さんや神社庁にお尋ねしてみてください。
崇敬する神というのは、その漢字の通りで、あなたが特別に思う、崇め敬う神のことです。こちらは、職業的にお医者さんなら医学の神であるスクナヒコナとか、芸能界の方であれば芸事に通じるアメノウズメノミコトというような場合もあれば、自分自身がなんだか分からないがとても好きという理由で崇敬するというパターンもあります。これは、その神様との間に何かのご縁があったということなので、大切になさるとよいでしょう。
最後に、日本の主神であるわたくしは、日本のみんなの神です。みなさんを心から愛し、慈しんでいます。
今回は、少しでも神道の本質に触れてほしくて、いろいろなことを話してみましたが、如何でしたでしょうか。少しでも面白いと思っていただけたら幸いです。
神への崇敬の心というのは、お賽銭や寄付したお金の額ではありません。わたしたちがその方を推し量るときには、その方の真心を見ます。神棚がなくても、丁寧に御札を祭っていたり、神棚があっても、榊も変えず、何もしないのとでは、大きな差があります。
わたしたちは、特に綺麗で清浄なところを好みます。ですので、掃除してある神棚ではなく、御札が高いところに置かれていることのほうが、嬉しいと感じるのです。もちろん、作法通りに祭っていただき、神棚があるほうが嬉しいですが、住宅事情というものもありますので、そのあたりはあまり気にしていません。
ただ、自分が住んでいる部屋の上に他の人が住んでいる場合は、漢字で「天」と中央に書き、神棚あるいは御札を置いてある場所の真上にピンなどで止めといていただけるとよいです。
このあたりは、書籍などにもよく載っていますので、どうぞお調べになってみてください。
いろいろ取り留めが無い話になってしまいましたが、わたしたち神々は、いつでもあなた方人間と仲良くしたいと思っているのです。どうかそのことを忘れないでください。
では、また、わたくしの順番になったら、お話いたしましょう。
今月末の29日は、中秋の名月ですから、月を眺めながら、15個のお団子をお供えしてみてくださいね。秋の七草やススキなどがあれば、飾ってみてください。
それでは、次のお話は、みなさんが月を見ているときに、弟の月読が話すでしょう。日本酒が飲める方は、杯に名月を写して、菊の花びらを浮かべながら飲んでみてください。
よい秋を過ごしてください。
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